« 須藤シンジさん問題 | トップページ | 魚沼コシヒカリ問題 »

2009年10月 7日 (水)

大原久澄さんのおてて絵本コメント

子供の頃、私の掌の上には“妖精”が住んでいた。
それを大人に話すと、大抵は一笑に付され、時々「嘘をつくな」と叱られた。
私は人に話すのを止め、いつしか“妖精”も現れなくなった。
そうして親になったある日、娘が両手に何かを掬い上げた仕草で、そろりそろりやってくると、その手を差し出してこう言った。
「おひさまつかまえた」
私は、私の親のように笑ったり怒ったりはしなかったけれど、たった一言「へぇ、そう」と答えただけだ。

子供は掌の中に、色んなものを持っている。
それはただの“想像”ではなく“創造”の種に違いない。
ただ、それをどう見つけ、どうやって育てるか…
サトシンさんから『おてて絵本』の話を聞いた時、なぜ今まで誰も、そこに気付かなかったんだろうと思った。
「その取り組みはきっと成功するよ。世の中の親たちは、みんな『おてて絵本』を待ってるよ」
私がそう言うと、サトシンさんは「そうかなー」と謙遜していたけれど、案の定、運動を始めた途端に火がついて、瞬く間に全国へ広がった。

あの時、『おてて絵本』があったなら…もはや子育てが終わってしまった私は、そう考えずにはいられない。

シナリオ作家 大原久澄

« 須藤シンジさん問題 | トップページ | 魚沼コシヒカリ問題 »

コメント

いい話ですね。
おてて絵本はもとめられるべくして出てきたものなんだな~と読みながらあらためて思いました。

「おてて」を使うというのが単純ながら奥深く大きな意味のあることな気がします。
本当に、なぜ今まで誰も、そこに気付かなかったんだろう、ですね~。

おてて絵本もサトシンさんも素晴らしい人たちに支えられていますね。
おてて絵本はいろんな人の思いに支えられてすべての人の宝になっていきそうな気がします。
すでにもうそうなってるかな?

>sumiさん
ホントにステキなコメントをお寄せいただきました。「おてて絵本」、わが家でやっていたのは結構前の話なんですけどねー。広めようとしたのが「今」ってのも、そういうタイミングだったのかなという気がします。

>ジャスミンさん
それ的なことをやってる家庭は今までにもなかったわけではないと思うんです。そのよさに気づいて広めようという発想がなかったということかなと思います。

>kiegoさん
いろんな方たちに支えられているのは確かです。そういう方たちのご協力なしにはここまで来られませんでしたし、これからも同様だと思います。そういう意味ではもう数百人もの方に関わっていただいてますね。感謝しつつ、ある意味責任も負いつつ進んでいかねばな~とも思っています。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/180511/31684866

この記事へのトラックバック一覧です: 大原久澄さんのおてて絵本コメント:

» ライター求人募集転職情報ネットナビ [ライター求人募集転職情報ネットナビ]
とっても高待遇なライターの求人募集転職の情報です。 [続きを読む]

« 須藤シンジさん問題 | トップページ | 魚沼コシヒカリ問題 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト

オススメ

  • おさるのパティシエ
  • はやくおおきくなりたいな
  • たぬきくんとことりちゃん
  • さんぽのき
  • ぶつくさモンクターレさん
  • でんせつのきょだいあんまんをはこべ
  • わたしはあかねこ
  • おれたちはパンダじゃない
  • せきとりしりとり
無料ブログはココログ

最近のトラックバック