2009年6月27日 (土)

流れてきた果物

新潟市 男 6歳
むかーしむかし、おじいさんとおばあさんががいました。
ある日、おじいさんが、木を切り、おばあさんが川に洗濯に行き、
おばあさんが洗濯してるところに桃が流れてきて、
皮を剥いたら、それで食べたら、美味しくて美味しくて、
おじいさんにも食べさせたくて、
その次にはパイナップルが流れてきて、
パイナップルは嫌いだから流しました。
その次はスイカが流れてきました。
「スイカはタネが入ってるから嫌いだな」と言いながら、
ドンブラコ~ドンブラコ~と流してきて、
その次に桃が流れてきて、桃を持っていって、
それで、おじいさんに「ジャキーン!」と切ったと思ったら、
かぐや姫が出てきて、それでかぐや姫ごと
切っちゃって食べちゃいました。
(備考)
原点は、言わずと知れた「桃太郎」。だけど、パイナップルは嫌いだから流すとか、スイカは種が入ってるから流すとか、贅沢なおばあさんだよ!そして最後、桃から出てきたのは…かぐや姫。こっちはこっちで、贅沢なキャスティングだよ!昔話をパロディにしているわけですね。

2009年6月 7日 (日)

柿男

新潟市 男 8歳
あるところに、男の子がいました。
その男の子は、柿の種を飲んでしまったのです。
そして、次の日に、頭から芽が出たのです。
そして、次の日になると木になり、次の日になると柿がなっていました。
「ウワァ~~~~!」
と泣き叫びました。
そして、勉強嫌いの男の子が来て、
「あ~、柿美味そうじゃん、お前いいな~、
お前なんか毎日頭から柿取って食えるんだからいいな~。
しかも今なんて夏なのに~・・・けっ!」
と言いました。
そしてその子は、
「ウワァ~~~~!」と大泣きしました。
そして、
「うわ、オレなんかヤバいことした?」
みたいな感じで、帰って行きました。
そして男の子は家に帰り、柿を食べました。
そして秋になり、柿の季節だと思い、柿をすべて食いました。
ですが、またなってしまったのです。
それから5年経つと、まだ柿が残っていました。
そしてその子は、顔がだんだん柿の形になってきたのです。
次の日になると、腕も柿に近くなってきたのです。
腕が太くなり、そして足も太くなり、体中が柿の形になってきたのです。
そして、みんなからは「柿男」と言われるようになりました。
そしてその子は、嫌われ者になりました。
そして最後には、ほっぺが柿の形になりました。
ひとりの男の子が来て、
「だいじょうぶかよ?」
と言って去って行きました。
そして、家に帰るとテレビで、
「柿の種やミカンの種、リンゴの種を食った人に大情報!
このクリームを塗れば、あっという間に木が溶けてしまいま~す!!」
と、流れていました。
そしてそのクリームを買いに行きました。
ですが、それはすごく高く、自分の小遣いでは買えないくらいでした。
その子は困りました。
そこに100万円がありました。
その100万円でクリームを買って、それを塗りつけると、だんだん治ってきました。
そしてその子は、柿男ではなく、普通の人間になりました。
その子は「あ~、よかった」とため息をつき、もう柿男にはなりたくないので、柿は種を抜いてから食べることにしました。
(備考)
柿の種を飲み込んだら柿男になってしまう男の子。不条理です。しかし、それを直すクリームが登場。ご都合主義です。でも、クリームはすごく高くて買えない。と思ったら、100万円が落ちてました。ご都合主義です。ともあれ、柿の種には気をつけましょう。

2009年5月11日 (月)

スターウォーズ・エピソード2

新潟市 男 5歳
アナキンがお散歩してると、敵が現れて、敵を倒して、それで、仲間の人が全員来て、一緒に戦って、それで、戦いの練習してて、それで、アナキンと仲間の人が戦ってたら、ぶつかって、「あ、ごめーん」って言ったら「やだ~」って言って、それでケンカになって、それで、「ウワ~ウワ~」ってやられてアナキンは10個もタンコブができて、それで、タンコブがなくなったら、髪がボサボサになりました。
それで、髪を切ってもらったら、ハゲ坊主になりました。
髪がもなくなって、眉毛もなくなって、ヒゲもなくなって、鼻もなくなった。
それで、アナキンはメガネを鼻にしました。
それで、服を脱いで、いっつも戦いの時、ハダカで戦って、それで、女の子にバレて、それで、ズボンだったらいいやって、ズボンをめくったらちんちんが見えました。
それで、パンツ履いてなくてズボンだけでした。
おしまい。
(備考)
ちょっとちょっと!映画館で観た「スターウォーズ・エピソード2」はそんな話じゃなかったはずだよ!ともあれ、アナキンは映画のように戦うワケですが、お話のオープニング、「お散歩してると」ってところがまずのどかでいいです。「あ、ごめーん」「やだ~」って、バトル描写ものどかですよ!

2009年4月29日 (水)

バイオハザード

新潟市 男 7歳
あるアメリカの村に、ラクーンシティというとこがありました。
そこは、なんと、Tウィルスを開発してました。
青いやつがばら撒かれて、コンピューターに流れてしまいました。
そこにいた人たちは全員死亡しました。
そして、神経ガスによって倒れていたアリスは、記憶喪失になっていた。
それで、外に出てみたら、風が出てきて、戻ろうと思ったら、警察のマットが出てきました。
そこに、特殊部隊のスターツが出てきました。
そこで、隊長が、「報告しろ、隊員」と言いました。
アリスはそう言われて、「何を言ってるかがわからないわ」と言いました。
それで、隊長は「ハイブに突入するぞ」と言いました。
それで、消化剤を撒かれたようです。
それで、隊長と仲間たちが中に入って、ドアが閉まりました。
それは、青い光の「ウィーン」のそれに当たってしまうと、どこでも切れます。
なんと、「伏せろ」って隊長が言いました。
でも、手が切れた人がいます。首が切れた人もいます。
それで、ある人は、残ってる隊長ともうひとりは、
ジャンプしたらお腹らへんが切れました。
隊長にジャンプして、こうやりました。
ただし、開けたのは遅いでした。
バッテンのやつが「ウィーン」って隊長に襲って来て、
「ちきしょう」って言って、バッテンにこうなって、死にました。
それで、解除のロックを開けて、そこを見たら、ゾンビの群れがありました。
そして、ゾンビは、すごい思いがけない量でした。
噛まれたり、ひっかかれたりすると、もうゾンビになってしょうがないです。
ゾンビになったら、もう元には戻れません。
ただし、噛まれたら、Tウィルスを打てば大丈夫です。
だけど、アンブレラ・コーポレーションが開発してたTウィルスがばら撒かれました。
でも、それは、アンブレラ・コーポレーションの全部せいです。
スターズはアンブレラ・コーポレーションだけど、いいアンブレラです。
でも、あと1人です。スターズで残ってるのは。
でも、最後に残ったのは、女の人だけでした。
でも、その人はすぐ電車に乗ったら、もう妖怪にすぐなっていました。
それで、その運転してた人は、死にました。
なんと、妖怪が出てきました。そこに。
そして、マットとアリスは、その妖怪を殺しました。
それで、ハイブに帰って、マットは倒れました。
そしたら、アンブレラ社が襲いに来て、マットはプログラムの実験台にされました。
それで、アリスが起きてみたら、ラクーンシティはおびただしい数のゾンビにもうやられてました。
アンブレラ社はもう、いませんでした。
なのに、アリスは生き残ってました。
そこからゾンビにラクーンシティは占拠されてました。
2に続く。
(備考)
テレビかDVDで「バイオハザード」を観たんでしょう。そんでもって、面白かったんでしょう。決行忠実にお話で再現してくれました。が!なんでしょう、このスットコドッコイな味わい。7歳のボキャブラリーにかかると、ホラームービーもお笑いテイストがグンと際立つようです。

2009年4月12日 (日)

ブタのお母さんの怖い話

7歳 男 新潟市
むかーしむかし、あるところに・・・3匹の子ブタがいました。
「お母さーん、お母さーん、眠れないよう」と言い、お母さんは、「じゃあ怖い話をしてあげます」と言いました。
そうして、お母さんは、すごい不気味感を出すために、電気を消して、ロウソクだけにしました。
そして、ロウソクも見えないようにしました。
そして、とても恐ろしいようにしました。
そして、お話が始まりました。
世の中には住んでいない、幽霊が住んでいたとさ。
その名前は・・・「プーさん」でした(笑)。
そのプーさんは、怖くないとみんなは思うだろうが、その人は!骨が半分見えていたんです。
そして、夜になるとその人は、骨になったところを完全に見られたのです。
しかも、その後ろに、「カリブの海賊」に出てくる海賊たちが、呪われた海賊が、歩いていたんだ!
それで、その人たちが歩いていたんだが、骨に全然なっていませんでした、プーさんも。
でも、月の光に当たったら、骨になりました。
そして、ブラックパール号という船に乗って、どこか島に行きました。
そこの島は、「カリブの島」という名前でした。
その島に、見た人も一緒に着いて行きました。
そして行ったら、足に変な音がして、海賊が「ギロッ!」っとにらみました。
でも、なんとか隠れました。
でも、そこのところが不思議で、なんかフタかなと思って開けてみたら、酒がいっぱい入っていました。
そして、1本は持っていって、肉も入っていたので、肉も持って行きました。
そうして、次また、ブラックパール号に乗りました。
でも、その次の島は、砂漠のような変なところでした。
でも、その時は朝でした。
でも次は、船に誰か見張り番をしていたので、大変でした。
でもそれで、そこのカリブの海賊の人の声で、
「おーい!誰か変な人がいるぞー!」と言いました。
そうしたら、そこの兵隊が「うぉー!」と、どっかへ行きました。
そのスキに行ったら、サン・テグジュペリがいて、星の王子様と会っていました。
でも、その人たちは、呪われた海賊たちにイッキに殺されて、飛行機を奪われました。
でもその時、飛行機は故障していたので、むかついてまた船で戻りました。
その次に、変な洞窟があった。
その洞窟の中に宝があって、その男の人たちは、それを取っていった。
でも、その海賊たちがとっていったのを、見に行った男の人は盗みました。その人はちょっと発明家なので、壊れた飛行機をすぐに直しました。
そして逃げていきました。
でも、「あれ?宝がない!」とみんなが気づくと、その宝を盗んでいたので、何か変なものを使って、そいつが追いかけてきました。
そして逃げて行ったら大戦争になって、そして逃げたら兵隊が来て、その兵隊がそのまま突撃して、戦ったけど(海賊たちは)骨なので全然ダメでした。
だんだん刺していったら、骨のところに当たって、骨がスパッと切れて、みんな海賊は死んでしまいました。
そして、その船も奪いました。
おわり。
あ、そう言いながら、まだ終わっていなかったのです。
帰ったら、そこにひとつ、骸骨の形をしたコインがあったので、それを首につけていたら、なにか「スラーッ」と首にきた予感があったので「あれっ」と上を見てみたら、また死んだはずの骸骨が戻っていたのです。
そして、いきなり何人もいたので、戦っても死にました。
(備考)
「ブタのお母さんの怖い話」といいつつ、その設定、まるで関係ないじゃないか!着想のベースはどうやら「パイレーツ・オブ・カリビアン」。でも、それをアドリブのお話としてここまでちゃんと構成でき、「星の王子様」とかオカズも入れながら面白おかしく話せるところがスゴイです。スゴイ!スゴイ!スゴイ!

半日帰り

4歳ちゃん 4歳 女 埼玉県(yunさん投稿)
お手て絵本はじまりはじまり。
今日は太陽さんも早帰りの日でした。
おしまい。
(備考)
「幼稚園が午前中に終わってしまった日の夕方。自転車の後に乗る娘に「秋は日暮れが早いねぇ」と言ったら、やってくれました。」とお母さん。自分の早帰りと太陽の沈みの早さがシンクロしてのお話ですね。カワイイ。ここでさらに「太陽さんは早帰りして何してるのかな?」とか「疲れちゃってるのかな」とか合いの手入れてみるとお話がグググッと進んで面白かったりします。お母さんがお話をちょっと引き取って、また返してあげてもキャッチボールになって楽しいですよ。

2009年4月 7日 (火)

靴脱ぎながら怒りマン

ゆうと 4歳 男 広島県(ゆうとママさん投稿)
あると(ある時)大きなクツヌギナガラオコリマン(靴脱ぎながら怒りマン)がいました。
“クツヌギナガラオコリマン”は幼稚園の体育館まで子供をおっかけてきて、
体育館に入るところで怒りながら靴をぬいで、体育館にあがって、
「こらー」って両手を上げておこって子供をおいかけました。
おしまい
(母「おとこの人?」)
“クツヌギナガラオコリマン”は男の大人
(母「なんさい?」)
“クツヌギナガラオコリマン”は20歳で、ワルの顔をしているんだ
(母「どこにすんでるの?」)
“クツヌギナガラオコリマン”は道路に住んでいるんだ おうちには帰れないんだよ
(母「なにしているの?」)
幼稚園に行っていて料理をいっぱいいっぱいいっぱい・・・・つくってる
(母「おいしいの?」) 
とってもおいしい
お酒もいっぱいいっぱい・・・・・つくるんだ 
(母「お酒もおいしいの?」)
ゆうとはまだ子供だからお酒のめないからわからない
(母「ゆうとはお友達になれる?」)
ワルだからなれない
(母「一緒においしいごはんをたべてお話したら?」)
うん、わかった
(備考)
「うちの子は最初に左手の甲を上にむけてタイトル読みをします。この話は、タイトルを聞いた時は笑ってしまいましたが、話が進んでいくとだんだん切ない気持ちになってしまいました」と投稿のお母さん。そのまんま絵本のタイトルとしてイケそうなキャッチーなタイトルですね。クツヌギナガラオコリマン、道路に住んでいるということは・・・日頃は靴脱ぐ必要もなく、怒ることもないんだな。出かけてどこかに行く時だけ、靴脱ぎながら起こるんですね、きっと。

2009年3月30日 (月)

カチカチの話

新潟市 男 3歳
カチカチがさ、おうちに来てさ、ムニャムニャがさ、カキッとしてさ、クモが降りてさ、ムニャムニャとさ、入ってきた。
あとは、ムニャムニャのおうちをさ、カチカチ、クルクルくんが出たら、クルクルくんがさ、おもちゃで遊んでてさ、コアラとパンダが木に降りてきてさ、おさるも降りてきて、あとは、イルカもクジラも降りてきてさ、みんなムニャムニャくんのおうちに入ったらさ、ムニャムニャくんがさ、「みんなで暮らす」って言って、そしたらさ、みんなでジュースを飲んだ。
ジュースを飲んでみんなでおうちにいました。
(備考)
カチカチやムニャムニャが何者かはわかりませんが、なんだか楽しそうな雰囲気は伝わります。お話をするたくしくんは話しながら笑いが止まらず、聞いてるお友だちにもおかしさが伝染してその場全体が大笑いに。語感がユニークで楽しいというのもこのお話の魅力ですが、きっとこのお話、聞いてるひとりひとりの頭の中に思い描かれるモノもそれぞれ異なるのでしょう。それでいてみんな共通におかしいってのが、不思議面白いところです。

2009年2月 6日 (金)

キノコ騒動

新潟市 男 8歳
あるところに、男の子がいました。
その子は毎日腹を出して寝ていたので、雷が来て、おヘソを取って、ヘソがカビカビになりました。
そして次の日に、そのカビが、どんどん膨らんできて、キノコになりました。
それをもぎ取って食ってみると、なぜか美味しいのです。
そしてその人は、それを売りに行きました。
ある男の人が、それを「わかんないけど、ちょっと食ってみるか」と言い、買って食べました。
そうすると、ものすごく美味かったのです。
そして、そのお客さんが来てからは、どんどん客が増えたのです。
なぜならその人は、キノコ屋さんでいちばん美味いキノコをつくっている人だったのです。
そして、新聞に出して、その評判が広がったのです。
ある朝、その人が朝ごはんにそのキノコを食べると、なんと不味くなっていたのです。
そして、お客さんが買ったキノコも不味くなっていて、その評判は下がり、その店はつぶされてしまいました。
そしてその人は、ガッカリして家に帰ると、田舎のおばあちゃんが来ていました。
そして田舎のおばあちゃんが普通のキノコをあげると、「うわぁ~、イヤだぁ~!」と言いました。
その子は、あのキノコを食べ過ぎて、バカになっていたのです。
そして、普通のキノコもカビカビのキノコと間違うようになってしまったのです。
そして、その子は「いやだいやだ!」と言ったのですが、田舎のおばあちゃんは、無理矢理食わせました。
そうすると、それはものすごく美味くて、何個も何個も食べていました。
そして夜になり、その子が寝ると、だんだん体の形が変わってきて、デンデンデンデン・・・といい、なんと、おヘソからキノコが出ていたのに、今度は体中から出ていたのです。
その子は「あっ、ヤッベ~!」と思いました。
ですが、今度のキノコはカビカビじゃありません。
そして、田舎のおばあちゃんはたまげて、それを何個も何個も食べても減らないので、お友だちにもあげ、みんなの評判になりました。
今度のキノコはカビカビじゃないのに、みんなが来ました。
そしてそのキノコは、一生苦くなることはありませんでした。
(備考)
出ベソとキノコ、たしかに似てなくもありません。でも、そんなもん、体から生えてきて、食べるかあ?食べちゃうからお話が展開するんですね。美味かったり、不味くなったり、評判は二転三転するようですが、それにしてもカラダから生えてきたキノコってだけでこれだけお話を引っぱれる構成力、タダ者ではありません。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2009年1月 6日 (火)

ぱんやさんのはなし

♪わか♪ さん投稿
新潟市 あやと 5歳 
むかしむかしのお話です。
「むかし」って言っても江戸時代じゃなくてシンデレラとかの「むかし」だよ。
(日本ではなく外国の国の昔話といいたいらしい。)
古いぱんやさんがありました。
お父さんとお母さんがいました。
こどもが内緒で夜中に粉を混ぜてパンを作り始めました。
焼いている途中で眠ってしまいました。
そしたらパンはどんどん大きくなっていきました。
パン屋さんの家は3階まであっておばあちゃんも寝ていたけど朝になってパンの焼ける香ばしい香りがしてきました。
目が覚めたらおいしいパンが屋根裏部屋まで膨らんできて、おばあちゃんがつまんで「あむっ」って食べました。
とってもおいしいパンでした。
外にも香ばしい香りがしました。
それで評判になって行列ができるようになりました。
(備考)
「保育園で読んだ『マフィンおばさんのぱんや』(竹林亜紀 作 河本祥子 絵 こどものとも)の絵本をお風呂の天井の換気扇とメンテナンス用の入り口(?)を見て思い出し話してくれました。(『保育園で読んだ絵本をちょっと変えてお話しするよ』との前置きがあってから両手を広げて話してくれました。) 私が読んだことのない絵本だったのでストーリーを教えてくれるつもりで話し始めたようです。最近やっと保育園で見つけて借りてきてくれたのでどんな絵本だったのかわかったところです。ちょっとだけ彼のアレンジが入ってます。」とお母さん。読んだ絵本をアドリブで読んでみる。それだけでも、あらためてお話を味わい直すことになり、楽しいもの。時には、脱線からオリジナリティの萌芽が見えたりすることも。オススメです。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年12月25日 (木)

ニンジン

新潟市 女 7歳 

あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんとおばあさんは、畑に行って種を蒔きました。
そして、次の日、芽が出てきました。
水をあげると、もうちょっと大きくなりました。
そして、植えたニンジンを抜いて、それを食べました。
(備考)
大した事件が起こるわけでもなく、淡々と過ぎてゆく。普通の生活では、そっちの方がずっと多いんですよね。逆に大げさに出来事が起こらないところで、成長するニンジンを見守るおじいさんとおばあさんの喜びが伝わるような気がしました。苦労して育てたニンジンは、さぞや美味しかったことでしょう。こういうお話もアリです。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年12月10日 (水)

デスノート

新潟市 男 7歳
昔あるところに、道路の道の真ん中に、ノートが落ちてました。
それで、そのノートに書いた人の名前を書くと・・・殺される。
でも、そのデスノートの中から、妖怪が出てきました。
そのデスノートに名前を書いたらすぐ、時間とかに死ぬ。
でも、そいつは妖怪になる。
でも、そいつは殺人事件になり、
いくらなんでも殺しても殺しても、また生き返る。
でも、そいつは、デスノートに書いたやつは、
すぐデスノートに、デスノートが
名前書いたやつが消えてることになって、
最後のページまで書くと、日本中の罪人の人が殺されて、
それで、妖怪も帰って、それで、デスノートが空に帰った。
それから、世界中の人は、死んだ。
世界中の人は、でも、そんなにすぐ死ななかった人がいる。
でも、その1人は、最強で、外国人でした。
でも、アメリカの人は、焼けるようになっていて、
1日が経つと、もう死んでました。
それで、デスノートを書いた人は生き残りました。
でも、その寝てた時、幽霊に殺されました。
(備考)
アニメ化もされた大ヒット漫画「デスノート」のなぞり読みですが、なんでしょう、この劣化コピーかげんの面白さ!7歳の捉えた「デスノート」は、こういう話なんでしょう。妖怪とか幽霊とか言ってるけど、それは死神だよ。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

公園に行ったたっくん

こまちさんと息子さん(男 3歳) mixi投稿
母)たっくんが公園にきました。
子)たっくんとけんちゃん。お父さんお母さんの4人で公園に来たんだよ。
※ページをめくる※
母)滑り台がありました。
子)ふうぽんが上にいるよ~。
母)ふうぽんがひゅーんと滑ってきたね。
子)たっくんも滑るよ。ひゅーん。
おーい!みんなぁ!(手を振る息子)
※ページをめくる※
こんな調子で砂場やブランコ。お友達がたくさん出てきました。
(備考)
「テレビが大好きな息子ですが、 おてて絵本またやって! と何度も楽しんでいます。 これからどんな話が出て来るのか。 私も楽しみです 。おてて絵本サイコーです。」とお母さん。お話の中に自分が登場すると、こどもはノリノリになる傾向が。さらにいろんなお友だちやキャラクターを登場させれば、まさにお話の中の「ごっこ遊び」に。道具もいらず、関わる大人も、は~ラクチン!

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年11月29日 (土)

桃から生まれた桃子ちゃん

新潟市 るな 女 3歳 mixi投稿 おむさん
むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川へ洗濯に行きました。
どんぶらこっこ、どんぶらこっこと大きな桃が流れてきました。
おばあさんは大きな桃を持って帰っておじいさんと食べようと思いました。
大きな桃を包丁で切ると中からかわいい女の子が出てきました。
名前は桃太郎。
ううん、女の子なので桃子でした。
桃も食べました。
桃子は大きくなって鬼退治に出掛けました。
犬にお団子を1個あげました。
キジにお団子を1個あげました。
猿にお団子を1個あげました。
みんな仲間になりました。
海に着きました。
どんぶらっこ、どんぶらこっこ鬼が島へ着きました。
ポイポイっと鬼にお団子をあげました。
「待ってよ~。帰らないで遊んでよ~!」鬼が言いました。
鬼と遊びました。
お土産をもらってお家に帰りました。
おしまい。
(備考)
「出だしは母の私が話していたのですがどんぶらこっこのあたりから娘が話し出しました。 きび団子ではないのです。 どこに行くにもどんぶらこっこなのです。 鬼とは戦わないのです。 ケンカはしないのです。 彼女なりのこだわりが出た作品に仕上がったと思います。」と、お母さん。既存のお話や絵本をベースにお話をさせてみると、おかしな方向に脱線していくことがあります。むしろ、そこがチャンス。脱線のし方にその子らしさが出てくるんですよね。ところで桃子ちゃん、どんだけきび団子を持っていたんでしょうか?

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年11月17日 (月)

うんちくんとおしっこくん

新潟市 女 3歳
むかーしむかし、うんちくんとおしっこくんがいました。
うんちくんは、バナナを食べていました。
おしっこくんも、バナナを食べていました。
そして、ハナクソがついて出た~!
そして、うんちくんのお鼻がハナクソだらけになった!
そして、キリンさんがハナクソほじった!
おわりくん!
(備考)
最もよくあるタイプのお話。うんちとおしっこさえ出しておけば、自分も周りのお友だちも大爆笑。ラクチンというか、幸せというか。なんだけど、必ずどこかで卒業する時期が来るようです。「面白さ」を感じるバリエーションが広がっていくせいでしょうか。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年11月 9日 (日)

犬センター

ひなた 5歳 愛知県 投稿者:夫さん(mixi投稿)
ポチという犬がいました。
ある日ポチは犬センターにいきました。
犬センターは犬たちが遊ぶところです。
犬センターにつくともうたくさんの犬が来ていました。
タマという仲良しの犬も来ていました。
ポチたちは鬼ごっこをすることにしました。
「最初はグー! ジャンケンポン!」
ジャンケンに負けてポチは鬼になってしまいました。
「まて~!」ポチは仲良しのタマを追いかけました。
タマはものすごい勢いで逃げていきました。
犬センターを飛び出して大きな川に来ていました。
そこで、ふたりは水のかけっこをして遊びました。
犬センターにもどると、みんなが怒っていました。
「鬼がいなくなったら鬼ごっこはつまらないじゃないか」
「ごめんなさい」ふたりは謝りました。
そして、またみんなで鬼ごっこをすることにしました。
「最初はグー! ジャンケンポン!」
ジャンケンに負けたのはタマでした。
「まて~!」今度はタマがポチを追いかけてきました。
ポチはものすごい勢いで逃げていきました。
そして気がつくとまた大きな川のところに来ていました。
そこでふたりは水にもぐりっこして遊びました。
犬センターに戻るとまたみんながカンカンに怒ってました。
「だから鬼がいなくなったらつまらないじゃないか!」
「ごめんなさい」二人は謝りました。
でも、みんなは許してくれませんでした。
ポチとタマは二度と犬センターに行きませんでした。
(備考)
「ええっ! 許してもらえるまで謝ろうよ!!」 思わぬ結末に驚き、仲直りするように説得しましたが、 頑として受け入れてもらえませんでした。 面倒なことからは逃避するタイプなのかね、キミは。 性格が出るなあ、おてて絵本って。 旅行中の新幹線の中で話してくれたおてて絵本でした。」と、お父さん。「犬センター」タイトルからしてハート鷲掴み。仲良しの犬の名前が「タマ」というのもナイスです。これ…おまぬけコントじゃないか?

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年10月30日 (木)

ウサギとトマト赤ちゃんの話

新潟市 女 5歳
野菜畑にトマト赤ちゃんがいました。
でも、トマト赤ちゃんはまだ育っていません。
野菜たちはみんな育ってるんですけど、
トマト赤ちゃんだけ育っていません。
そこにクマさんがやってきて、トマト赤ちゃんを食べてしまいました。
そこにウサギさんもやってきて、ウサギさんもクマに食べられてしまいました。
はるかちゃんが出てきて、クマをやっつけました。
それで、怪獣も来て、はるかちゃんを食べちゃいました。
でもはるかちゃんは、つばをペッて出して、怪獣をやっつけました。
(備考)
てっきりかわいいお話が展開されるとばっかり思ってたらが、主人公のトマト赤ちゃんはすぐにクマさんに食べられ、もう一方の主人公のウサギさんも、出てきたと思ったら食べられちゃうわけだ。クマさんもはるかちゃんにやっつけられて、そのはるかちゃんも、あとから出てきた怪獣に食べられちゃう。と思いきや、最後に勝つのはやっぱりはるかちゃん。はるかちゃん、最強!どこまで食べられちゃう連鎖が続くの!?って思ったけど、最後はハッピーエンドっぽくてよかった!かわいいお話をつくろうと思ったんだけど、ストーリーの展開上「食べられちゃう」ってことにしたら、それが面白くなっていったと思われます。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年10月22日 (水)

クワガタカブト図鑑

新潟市 男 6歳
最初にパラワンオオヒラタクワガタ。
グランデスオオクワガタ。
ヘラクレスオオカブト。
ヘラクレスオキシデンタリスオオカブト。
ヘラクレスリッキーブルー。
ネプチューンオオカブト。
ギラファノコギリクワガタ。
タノンデスチヨクワガタ。(?)
マンディボラレスフタマタクワガタ。(?)
セアカフタマタクワガタ。
カブトムシ。
ミクラミヤマクワガタ。
ムナコブクワガタ。
キプルツヤクワガタ。
ヒメゴホンヅノカブト。
プラキオンネブトクワガタ。
リアスオオカブト。
ポピーオオクワガタ。
ズリフトヒラタクワガタ。(?)
ヒラタクワガタ。
アルキデスオオヒラタクワガタ。
マルスズオオカブト。
アクティオンオオカブト。
終了。
(備考)
「おてて絵本」というより「おてて図鑑」。淀みなくダダダダダッと列挙してくれました。これはこれで聴いてて爽快でした。外国産が多いのは虫キングの影響?クワガタカブトは自分で捕って飼わなきゃ!それが男の子のロマンってもんです!まいっか。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年10月21日 (火)

まめおやじと虫たち

新潟市 女 5歳
あるところに、まめおやじがいました。
そして、アリを見つけました。
ちっちゃい貧乏がいました。
貧乏は、しっこをたれました。
そしてダンゴロ虫がきて、丸玉になって、
チーズみたいになって、カマキリが食べたんだ。
バッタもピョンピョンいて、草食べてたんだよ。
そして、まめおやじは、コロコロッて転がりました。
だからまめおやじ。
そして東京へ行きました。
(備考)
なんでしょう?「ちっちゃい貧乏」。貧乏な上にちっちゃくて、しかもしっこまでたれちゃって、とことんショボイ。なんだか泣けてきます。虫の世界のちっちゃいお話と思っていたら、まめおやじはコロコロッて転がって東京へ。突然スケールが大きくなるところが意表をついてていい味わいです。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年10月12日 (日)

死なない男

新潟市 男 7歳
戦争嫌いに、なんでも見ればすぐに石になる男の人がいました。
その人は、メガネを見たらメガネをすぐにかけて、
帽子を見るとメガネを捨て、帽子に代えたりする人です。
その時は、戦争時代でした。
その時、飛行機が一体来ました。
その飛行機は爆弾を落としました。
でもその時、鉄のような傘のような何かを見つけたので、
それを頭に置いてたら、爆弾がそこに当たりました。
でもその人は、その壁を使ってて、死にませんでした。
その次に、その人が家に帰ると、暗かったのでちょっと大変でした。
でもその時、いろんな戦争で、爆弾の強さとかそういうのでありました。
でもそこに、箱の中に帽子が入っていたので、
その固い帽子をつけてみたら、いきなり「ガターン!」と家が壊れました。
でも、その人はまだ死んでいませんでした。
その人は、「なんで帽子をかぶっただけで死なないんだ?」と思いました。
今度は、歩いてたら、火山が噴火しました。
でも、その時、水中メガネのようなものを見つけて、変なコートも見つけました。
そのコートは、燃えないコートでした。
ボーンと、マグマの中に入っても、燃えないので全然大丈夫でした。
それに、水中メガネをかぶってたので、水中メガネでどこにあるのかよく見て、そうしてまた戻りました。
その人は、「なんでマグマの中に潜っても死なないかな?」と不思議に思っていました。
その次に、おもちゃを見つけました。そのおもちゃは、マクラでした。
そのマクラを持っていたら、日本の戦争の戦う人がいきなり来て、
「そのマクラをくれないか」と言いました。
それで、「ちょうだい」と言ったから、「うん」とあげました。
そうしたら、鉄砲をもらいました。
鉄砲を持ちながら、ただ歩いていたら、いきなり来たので
「うわあっ!」とやったら、「ドキューン!」と音がしました。
そして、自分がもう死んだと思ったら、
自分は死んでいなく、敵の方が死んでいました。
なぜかというと、鉄砲の押すところを、怖がってガッとグーにしたら、
「ドキューン!」と押していたのです。
そして、その次に、戦争の人に会って、
「戦争の船に乗ってくれないか」と言われ、
乗ったら、鉄砲を撃つ番になって、
撃ってたら、敵の爆弾が自分のところに落ちてきました。
それで、死ぬけど思いっきり撃っていました。
そしたら、そのミサイルがずっと撃たれてもう、
ダメになって「バーン!」と破裂して、
逆に、敵の方に出した爆弾がいって、
その敵の船は壊れて、日本の人が勝ったそうだ。
でも、終わって「やったー!」と思ったら、
ひとつ船のところに穴が開いていて、
それで水が貯まって、沈んで、その人も死んでしまったそうだった。
(備考)
「不死への憧れ」がお話になっているようですが、不思議な道具によって死ぬことを免れるという発想と展開が面白いです。いろんな危機を脱してきたのに…最後には死んでしまうってのは、逆に何故!?ラスト、ちょっと映画「マーフィの戦い」(ピーター・イエーツ監督 ピーター・オトゥール出演)を彷彿とさせます。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年9月30日 (火)

いっぱいいる話

新潟市 男 6歳
石がひとつありました。
そこは砂漠だから、1個もないはずなのに、1つだけありました。
そこに人間が1000人も遠足に来たと思ったら、なんか知らないけど魚がそこに来て、100匹も死んでいました。
と思って、前に進んでみたら、海がありました。
その前に進んでみたら、また、村があったので、入ってみたらそこは、罠の仕掛けばっかりの村でした。
と思ったら、その罠の村に入ってみたら、急に落とし穴があったので、落とし穴に突っ込んでみたら、コウモリが1999匹もいました。
と思ったら、その前にはネズミが1000匹もいました。
と思ったら、モグラが1999匹もいましたとさ。
(備考)
彼のお話は、このお話だけに限らず、数字の大きさによってスケール感が出てそれが上手いことワクワク感につながっているのが特徴。出てくる最大の数字が1999ってのは何か意味があるんでしょうか?彼の中での『でっかい数字』が1999ってことなのかな。そういえば、2000より1999の方がでっかく感じます!

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年9月23日 (火)

壊す赤ちゃん

新潟市 男 7歳
今日の朝、赤ちゃんがサトシに近づくと、
扇風機が怒って、赤ちゃんをテレビにふっ飛ばして、
それから赤ちゃんは大泣きで、力強く突進をしました。
それで赤ちゃんは、また吹っ飛ばされて、屋根にぶつかりました。
それから赤ちゃんは、大泣きから、空から降ってきて、
どんどんどんどん赤ちゃんが増えてきて、
それから、もう家は壊れて、それから、赤ちゃんだらけになって、
扇風機はもう壊れて、赤ちゃんは、もっともっともっと増えていきました。
それで赤ちゃんは、誰も家も壊しちゃって、
地球を壊すくらい赤ちゃんはいました。
(備考)
なんだか赤ちゃんが大変なことになってます。大変なことになってるんだけど、この赤ちゃん、やたらパワフルで生命力も強いようで、増殖までしちゃって…どこまでもエスカレートしていくテンションに圧倒されるお話でした。

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2008年8月31日 (日)

おじいさんとオバケ

くぅ 5歳 女 愛知県(オリーブさんメール投稿)
昔あるところに、おじいさんが独りで住んでいました。
さみしいおじいさんは”目がないオバケ”を釣りました。
釣ったオバケを湖に放り投げました。
オバケは溶けて、暗闇に逃げていきました。
(備考)
「これは休日に川面を見ながら話してくれました。初めておてて絵本らしいものを話してくれたものです。」とお母さん。目の前のモノがモチーフになってお話が生まれるというのはよくあること。そんな遊びを通して記憶や経験 を心に定着させることにもなるのでは。それにしても、ちょっと怖い「大人な童話」な味わいです。でも、オバケ、悪さをするでもなく、自分の世界に戻って行くのがいいですね。解釈によっては、ひとりひとりの世界を大切にす るという気持ちも読み取れるような。

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2008年8月20日 (水)

桃太郎

新潟市 女 5歳
あるところにおじいちゃんとおばあちゃんがいました。
おじいちゃんはカブトムシを捕まえに行ってました。
おばあちゃんはネズミ買いに行きました。
そして、帰り道を通る時、歩いて帰ります。
その途端、川があって、桃があります。
そして、開けてみたら、でっかい赤ちゃんが生まれました。
そして、ご飯食べてでっかくなって、
お団子持って、ここ(額)に桃太郎のハチマキして、行ったけど、
動物がいなかったから、ひとりで歩いてたら、イヌが来た。
そして次はキビダンゴあげて、またハチマキつけてあげて、
そして歩いてたらね、キツネ。
そして、キツネにキビダンゴあげてね、一個ずつあげて食べて、
またハチマキつけてあげた。
次はサルがいて、「サルおいでー、キビダンゴあるよ」って言って、
あげたらね、またサルもハチマキしてね、
そしたらね、次はね、ネコが来て、ハチマキして、キビダンゴあげて、
次はクマが来て、そしたらハチマキして、ダンゴ食べて、
「これで鬼退治に行こう」って言って、
そして来たら、鬼がいなかったから、お金を盗った。
鬼が留守だったから、盗ったんだよ。おしまい。
(備考)
既存のお伽話をベースにお話するというケースも「おてて絵本」では多いです。それはそれで、楽しげに話してくれるだけでも遊びとしてはオッケーなんですが、脱線したり間違ってくれたりすると、そこがその子らしい味わいとなり、聞いてる大人としてはより面白がれたり。「カブトムシを捕まえに」「ネズミ買いに」…おかしくなればなるほど楽しいです。脱線から想像力が活きてくることも多々あるわけで、「そこ、違うでしょ」なんて修正は「おてて絵本」ではあんまりやらなくてもいいのでは?と思います。

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2008年7月28日 (月)

貧乏人の男の子とおばあちゃん

新潟市 男 8歳
あるところに、貧乏人の男の子がいました。
その子は、おばあちゃんと2人暮らしです。
その貧乏人の男の子は、「習い事をしたい」とおばあちゃんに言いました。
「ダメだ」と言われ、がっかりしました。
「あ、いいことがあるべ。走った方がいいべ」
おばあちゃんに言われてその子は、走って走って走りまくりました。
走って走って、お腹がすきました。
そして「腹へった~」と言いました。
おばあちゃんは「気のせいだあ」と言いました。
おばあちゃんは、「しょうがねえなあ、キュウリ1本でガマンしろ」と言いました。
「キュウリ1本!おばあちゃん、ひでえ!」と、その子は言いました。
おばあちゃんは、「ひでえのは、おめえだあ。一生懸命走って来にゃダメだ。
まさかおめえ、靴履いて走ってんじゃねえろなあ」と言いました。
「あたりめえだ。靴履かないと走れねえ」
「靴なんか履いたら靴が減る!」とおばあちゃんは言いました。
「どんな貧乏人だ!」とその子は思いました。
そして、その貧乏人の男の子は、やっぱり習い事をしたいと思いました。
ですが、おばあちゃんは「ムリ!」と言ったので、しょうがなく走りました。
そして夜ご飯になりました。
その子は、おかわりばっかりです。
「なんでそんなに腹へってんだ?」とおばあちゃんは言いました。
「一生懸命走ったからだ」とその子は言いました。
おばあちゃんは、「一生懸命走っちゃいけねえ!」
「なんでだあ?」
「腹がすく!」と言いました。
そして、そのおばあちゃんは、「腹がへったら、金がなくなる!今度からは走ってくるんじゃねえで、寝っ転がってグッタリしてろ!」と言いました。
その男の子は、がっかりしました。
その子は、「なんでオレはこんな貧乏人のところに生まれたんだ!」と、後悔しました。
そして、その男の子は、走るんじゃなくて、今度はキャッチボールをお友だちとやりました。
そして、一生懸命走って、投げて投げて投げまくったので、お腹がすきました。
そして、「腹へったあ!」と、おばあちゃんに言いました。
「ご飯、ねえ!今日はご飯抜きだあ!」と言われました。
男の子は、がっかりしました。
それで、その日は夕飯なしで寝ました。
このお話は、パート2もあります。
(備考)
貧乏なだけで、お金がないだけで、習い事もできず、全力疾走もできず、靴を履くことさえ窘められる男の子。食べ物はキュウリ1本で我慢しろと言われ、寝っ転がってグッタリしてろ!と言われ、夕ご飯抜きに。極端なケチケチ話で笑わせようという作戦です。習い事から目をそらすために「走ったらいいべ」と言っといて、その後、腹がすくから「一生懸命走っちゃいけねえ!」って、おばあちゃんの言動に統一がとれてないのも「ドケチゆえに」ってところが強調されてるようでおかしいです。

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2008年7月18日 (金)

紙やすりの街

メール投稿(茨城キリスト教大学文学部児童教育学科 鈴木範之先生)

カホン・ミッキー・やっちゃん・すえちゃん・リーノ・のり・マリリン・チロル(大学生7名+教員1名、茨城県)

紙やすりの街は、地下にあります。
地上の階段をずーっと降りていくと、そこに紙やすりの街があります。
地上のにぎやかな街よりは少し静かだけど、みんな穏やかに楽しく暮らしています。
紙やすりの街の人は、みんな仲良しなので、今は月に一度のお祭りのために大忙し
です。
明日が、その月に一度のお祭りなのです。

紙やすりの街には、いろんな色の紙やすりがあります。
その紙やすりは、1人1枚ずつ持っていて、その色がその人の性格を表しています。
その紙やすりは、紙やすりの城にいる王様からもらいます。
生まれたときには、まだ真っ白の状態のもので、成長していくと色が変わっていきます。
お祭りの前日にその紙やすりを王様に渡して、パワーをもらいます。

その紙やすりはプロポーズのときに使います。
男の人から女の人に渡すもので、心がキレイな人はカラフルで、性格の悪い人は色が黒くなります。
色がその人の性格を表すものなので、それを見て女の人はプロポーズを受け取るかどうかを決めます。
その2人が結ばれると、紙やすりは1つになって、紙やすりはキレイな色になります。

紙やすりのお城の王様も、紙やすりを持っています。
しかし、その紙やすりの色は、まだ誰も見たことはありません。
その紙やすりは、お城の奥の階段を登ったところにある部屋に、鍵をかけて置いてあります。
お祭りの日は、お城が開放されるため、みなそれを一目見ようとします。
でも王様は簡単に町の人には紙やすりを見せようとはしません。

ついにお祭りの日がやってきました。
その日街に魔女がやってきました。
魔女はその街のにぎわいを見て、今日がお祭りの日だと察しました。
街の人たちはそんなことも知らずに楽しく歌っていました。
魔女もお祭りに参加したいけれど、紙やすりを持っていません。
紙やすりの街では、紙やすりを持っていないとお祭りに参加することができないのです。
魔女は王様のお城に紙やすりがあることを知っていました。
魔女はどうにかして紙やすりを手に入れて、お祭りに参加したいと思いました。
お城に向かった魔女は、お城の番人たちを全員眠らせてしまいました。
魔女はお城中を探して、ついにその王様の紙やすりが置いてある部屋までたどり着きました。
その日は、たまたまその部屋の鍵が開いていて、王様の紙やすりを手に入れることができました。
その日は王子が結婚相手に紙やすりを渡す式典がある日だったので、王様は油断を
して鍵が開いていたのです。

実は街のみんなの紙やすりにパワーをあげる源こそ、王様の紙やすりだったのです。
そして王子にあげるパワーの源もその紙やすりだったのです。
しばらくして、その紙やすりがなくなったことに気がついて、城中は大騒ぎになりました。
それがわかったのは、お祭りの最中に王様がいきなり深い眠りについてしまったからです。
そう、王様の紙やすりは王様の命そのものなのです。
式典には大勢の人々があつまっていたので、王様が倒れてしまったことによってみんなパニックになってしまいました。
それを窓の外から見ていた魔女は、「すまないことをしたなあ」と紙やすりを王様に返しにいきました。
すると王様は目が覚めて、魔女は王様に「私はただお祭りに参加したかっただけなんだよ」と素直に謝りました。
王様はその魔女を許して、人間の娘の姿に変えてあげました。
かわいい娘になった魔女は、特別にお祭りに参加することを許されました。

王子は娘になった魔女を見て、「これほどまでに美しい女性は見たことがない」と思いました。
その王子の気持ちを雰囲気で察した王様は、娘になった魔女にも紙やすりを渡して、「色のキレイな方と結婚しなさい」と言いました。※
(※注 王子は男性だけど、王子クラスになると結婚相手を選ぶ権利があるのは王子なんだそうです)
王子の紙やすりの色は真っ白な色でした。
元々の婚約者の紙やすりの色は、これまで人からたくさん愛されていたので、オレンジに近いピンク色でした。
娘の姿をした魔女の紙やすりの色は、これまで人から愛されたことがなく、ずっと独りだったので、少し寂しい水色でした。
でもどちらもキレイな色でした。
二人の紙やすりを見た王子は、すごく悩みました。
悩みすぎて、王子は熱を出して寝込んでしまいました。

王子が熱を出して寝込んでいると、誰かが部屋をノックしてきました。
扉をあけると、王様が薬をもってやってきました。
王様は王子に薬を飲ませてあげました。

その少し前…
娘の姿となった魔女は王様のところに行って、「私の命と引き換えに王子を治す薬を作ってください」と王様に頼みこみました。
王子に飲ませた薬は、魔女が頼んで作ってもらった薬でしたが、彼女の優しさに感激した王様は、彼女の命はとりませんでした。
王様は、「ではそれと引き換えに、王子を諦めてくれ、これ以上王子を苦しめないでくれ」と言いました。
魔女は王子を諦めることを受け入れました。

王子が熱を出してうなっているときに、王子はある夢を見ました。
夢の中に妖精が出てきて、ある助言をしました。
「自分が本当に幸せになれる道を素直に選びなさい」
そして王子は夢から覚めました。

夢から覚めた王子はすっかり熱も下がり、自分の進むべき道を選びました。
王様から薬をもらったときに、その薬は魔女がお願いして作らせたということを知りました。
それを知り、王子は魔女の優しさに感激し、魔女を結婚相手に選びました。
そして王子の病気が治ったので、お祭りが再開されました。

一方、元々の婚約者は、「私(の紙やすり)もっと赤くなりたいわ!」と思っていました。
王子が熱を出している最中、タイミングよく別の男性にプロポーズをされ、その人と結婚しました。

王子と魔女の紙やすりも、元婚約者と男の紙やすりも、プロポーズが成立してどちらもキレイな色になりました。
王様のかけ声で街の人びとが紙やすりを空にかざすと、空一面はキレイな虹色になりました。
それはまだ誰も見たことのない、王様の紙やすりの色と同じでした。
(おしまい)

(備考)
「以前おてて絵本の講習会でお世話になりました、鈴木範之です。大学のゼミで、おてて絵本を行った際につくられた「紙やすりの街」を投稿させていただきます。(中略)今後、このお話を人形劇のようなものに発展させ、さらに音楽をつけ、保育園や幼稚園で披露しようという流れになりました。おてて絵本がこのようなプロジェクトをつくったといっても過言ではありません。今後ますますおてて絵本が普及していくことを、とても楽しみにしております。また何か進展がありましたら逐一ご報告させていただきたいと思います。」と、担当の鈴木先生。タイトルの「紙やすりの街」というのは、メンバーのあだ名の頭文字を組み合わせてつくられた言葉で、紙やすりの街がどんな街なのか、想像しながらおてて絵本をリレー形式で回していったそうです。それにしても、「紙やすりの街」、美しくそして感動的にまとまりましたね。 語り継ぎながら生み出されていく過程はさぞや盛り上がり感動的だったことだろうと思います。参加メンバーのニックネームのアナグラムがタイトルになるという着想もいいですね。

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2008年7月 3日 (木)

魔人とドラゴン

新潟市 男 7歳
あるところに王様がいました。
その王様は、砂の上を走る船をつくったのです。
そして、その国ではとても人気の王様です。
隣の王様は、怒って魔人を出しました。そして魔人が暴れだすと、街は大混乱になり、王様のお城もつぶされてしまいました。
そして、もう1人の王様の方は、特別なドラゴンを出しました。
そして、魔人とドラゴンのケンカが始まりました。
魔人はパンチ、ドラゴンはファイヤー、2人の攻撃は、ますます広がります。
そして、最後に勝ったのは、どちらも勝てませんでした。
それは、2人がファイヤーとパンチをやった時に、ちょうど王様が大砲を撃つ時、それとファイヤーとパンチが混ざって、爆発してしまったのです。
それで2人は引き分けになり、2人は仲良くなりました。
そして王様を仲良しにしようとがんばります。
ですが、王様は仲良しになりません。
2人は困りました。
「そうだ、王様の埋蔵金を盗れば、それを返してほしければ仲良く暮らせと言えるかもしれない」
と、埋蔵金を盗りました。
「これを欲しければ仲良くしろ」
と言われて、王様は考えました。
「よかろう。そのかわり、埋蔵金はキッチリ返してもらうぞ」
と言い、2人は仲良く暮らしました。
そして街のみんなの平和も守られ、家も王様のお金で治してもらいました。
(備考)
おとぎ話のワクワク冒険ものてんこ盛りのようなお話です。バトルの要素が多いのは、ごっこ遊び的にお話を楽しんでいるゆえでしょう。王様どうしを仲直りさせる方法が埋蔵金を盗ることってところが工夫のポイントでしょうか。ところで、その、埋蔵金を盗ったのは誰よ?

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2008年6月11日 (水)

こわいサメ

新潟市 るなちゃん 女 3歳 (おむさん投稿)
サメがいました。
サメは海にいました。
サメは歯がすごいです。
サメは子供たちの足を食べてしまいました。
子供たちはもう歩けません。
子供たちはお父さんとお母さんに抱っこしてもらいました。
おわり。
(備考)
「会長から習いたてのテクニックを使って娘からお話を引き出そうとした所思いも寄らない怖い話をつらつらと話し出しました。 軌道修正できず。 でも抱っこして欲しいという願望がちょっと見え隠れ? そこに救われました。 でも、やっぱり怖い。」とお母さん。怖い話をするのは、一種の「ごっこ遊び」みたいなもんじゃないでしょうか。「横断歩道の白ラインから落ちるとワニに食われて死ぬ!」って、学校の帰り道に楽しんだりしたでしょう?それみたいな。自分なりに怖い話をつくりつつ、スリルや「かわいそう」を楽しんでるんです。きっと。

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2008年5月26日 (月)

王様たちの喧嘩

新潟市 男 8歳
あるところに、一人の王様がいました。
その王様は、とっても金持ちです。
そして、もう一人の王様もいました。
王様ともう一人の王様は、ライバルなのです。
2人の王様は、どっちも金持ちで、2人は毎日大喧嘩をしています。
そして兵士たちを戦わせ、いっつも引き分けになり、ボコボコにされます。
一人の家来の兵士が、王様にこう言いました。
「王様、もう喧嘩はやめてください」。
ですが、「だ~れがやめるか!」と言います。
もう一人の王様の国の兵士も言いました。
「もういいかげんに喧嘩はやめてください」。
「だ~れがやめるか!」。
2人の兵士は、もともと仲良しでした。
ですが、王様たちは喧嘩ばかり。
そして、その王様はもうムカムカしていたので、
兵士たちをまた戦わせました。
そして、あるところに、もう一人の王様の人が来ました。
3人目が来て、その人も喧嘩になり、トリプル喧嘩になりました。
そこにまたもや王様が来て、喧嘩になりました。
今度は4人です。
そして喧嘩はさらにすごくなるのです。
そして最後にはもう、100人の王様が来ました。
100人の王様は、グチャグチャのメッチャクチャでもう、ボロボロです。
しかも兵士は、王様の中では100人いると言われ、
王様が100人いて、ひとつの国に兵士が100人いるので、1000人もいます。
1000人の兵士たちはもう、全員で戦います。
そして兵士たちはみんなボロボロになりました。
王様もボロボロになりました。
そしてその王様は、「まいった!まいった!まいった!」と、次に言います。
そしてみんなは、今度は「まいったまいった」喧嘩になりました。
「まいった!まいった!まいった!まいった!まいった!まいった!」と、すごい喧嘩です。
そして、あるもう一人の兵士、ものすごく強い兵士が来ました。
その人は、王様より偉い人です。
「喧嘩はやめぬか」と言われ、王様は「すみませんでした!」と言って、
静かに帰っていきました。
ですが兵士たちはもう怒って、その偉い人にも攻撃を仕掛けました。
ですが、偉い人は、軽々避けて、兵士たちはボロボロにやられました。
そして兵士たちは、その人の家来になりました。
そして、王様たちは、それぞれの国へ帰っていきました。
そして、偉い王様(ものすごく強い兵士?)は金持ちになり、
兵士たちを持って、静かに暮らしたのでした。
(備考)
最初は王様たちの話で、王様どうしが戦う群衆劇だったのですが…結局、一番偉いのは、ものすごく強い兵士。あらっ、そういうことなの!?ものすごく強い兵士は、王様より偉いのです。途中、スケールの大きい数字が出てきますが、計算合ってないところが笑えます。

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2008年5月22日 (木)

水と火のケンカ

新潟市 男 6歳
むかーしむかし、あるところに、火と水がいました。
火は水に弱いので、すぐに消えます。
あるその時、火と水は怒りました。
「なんで火は水に弱いんだ?」と思いました。
それは、水は冷たいからです。
その晩、火と水は眠れなかったのです。
その前の時、火と水は、怒ってケンカをしちゃいました。
その晩、火と水は、ケンカをやめなくなったのです。
なぜなのでしょう?
(備考)
「3と4のケンカ」に続いてお話してくれたケンカシリーズです。火と水…たしかにライバルっぽいな。「なぜなのでしょう?」で終わるところに、深さを感じます。なぜケンカをし続けるんだろう?なぜ戦争はなくならないんだろう?平和が一番なんですけどねえ。

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2008年5月16日 (金)

3と4のケンカ

新潟市 男 6歳
むかし、あるところに、3と4がいました。
その3と4は、いつも仲よしです。
だが、その毎晩、なんかへんなことを言ってました。
3は、「書く字が1だから、オレの方がいいやつなんだ」と言いました。
4は、3より数字が多いので、「オレの方がいいんだ」と言いました。
その時、3と4はケンカをしました。
その3と4はケンカして、怒ったり、パンチしたり、いじめをしたりします。
どっかの保育園に行っても、ケンカを毎日します。
そして今日、なんか3と4が仲よしになった気がします。
(備考)
お互いに自分の方がいいと思ってて、それが争いの元。そういうことって、よくあるけれど、その理由がまた、いい!3が4よりいい理由、普通だったら『数える時に最初にくるから』って考えそうだけど、『書く字が1だから』って、一筆書きできるからって考えたのか。価値観は様々です。でも、最後はなんか仲よしになったみたいでよかった!

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2008年5月13日 (火)

汚れていく地球

新潟市 9歳 男
地球が見えます。
その中に、悪い心の人と、いい心の人がいます。
分けてみたら、かなり多いのは、悪い人でした。
しかも地球温暖化が進んで、悪い日光になって、降り注いできて、
皮膚がんの人が多くなっています。
地球の人たちは、みんなで排気ガスとかを減らして、
地球を守ることにしました。
その活動を「エコ」と呼ぶことにしました。
みんながそういうことを始めましたが、
悪い人たちが火災を起こしたり、
暴走族になって排気ガスを噴出したりして、
どんどん地球が汚れていきます。
でも、きれいな地球にしたいので、排気ガスとかを減らします。
でも、ずーっとがんばっていっても、全然減りません。
でも、いつか、いい地球になるといいですね。
(備考)
悪い人が増えて地球を汚していくのはいかがなものか?というお話でしょうか。この先、地球はどうなっていくのでしょう?お話の中では結論をつけず、希望を述べてお終いにするってあたりにおかしな味わいがあります。

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2008年5月12日 (月)

バカな大学生 図工編

新潟市 男 7歳
大学校にバカな大学生がいました。
先生が「今日の2時間目は図工です」と言って、
図工をつくることになって、段ボールやそういうもの、
なんでもいいので何か、すごいロボットのようなものを
つくるというものでした。
そうして、バカな大学生はつくっていきました。
まず、段ボールをいっぱい、高く重ねました。
その次に、空き缶を入れました。
でもその次、足はどうすればいいんだか、わかりませんでした。
そうして、次に顔をつくっていたら、怖くなってしまって
おしっこがちびれてしまいました。
そして、段ボールが溶けてしまいました。
穴が開いて、その穴に何か入れようと思い、何か入れました。
そうしたら、友だちが「なんか、すごいなあ」と言いました。
バナナの皮を誰かにやったら、ズルッと滑って、ガーン!とぶつかりました。
しかも、バナナの皮も、その図工に使いました。
そうして、変なロボットになりそうになりました。
その次、電池を入れることになりました。
その電池を入れる時、またロボットの顔を見てしまったので、
また怖くなって、おしっこがちびれてしまって、
そうして電池におしっこが当たって、電池が壊れてしまいました。
先生が「おい、もったいないじゃないか!」と怒りました。
そうしたら、「ごめんなさい」と言って、
怖いのでまたおしっこを漏らしました。
そうしたらまた電池が動くようになりました。
その電池を動かしてみたら、すごい強くなって、
そしたらそのロボットが学校をどんどんとつぶしていって、
もうあと1発で壊れるところでした。
そこにもう1回、うんちとおしっこを出したら、
うんちでツルッと滑って、おしっこで溶けて、
そのロボットは死んでしまいました。
でも、そのバカな大学生は、もう1回何かをつくったら
なんだかエロい女のロボットになってしまいました。
いきなりどこかから女子高生の服を持ってきて、
そうしてロボットはその服を着て、女子トイレに入って、
「私は女よ~」なんて言いながらスカートをめくったりしてエロエロになりました。
でもその次、オカマを見せたら、そのロボットは気持ち悪くなってゲロ吐きました。
そしてやられました。
そのバカな大学生は、次に何かつくったけど、すぐに壊れましたとさ。
(備考)
「バカな大学生」、「作文編」「音楽編」「体育編」「理科編」に続く第5弾。今度は工作で、ロボットをつくろうとしますが、そこはやっぱりバカな展開に。それにしても、小学2年生の考えるバカな大学生は、相当にバカです。後半、小学2年生の考えるエロエロのイメージが垣間見れるところも興味深いです。

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2008年5月 6日 (火)

おすしやさんにいったウサギくん

愛知県 夫さん 男 30代(mixiコミュ投稿)
ある日、ウサギ君が幼稚園に行くとひなくんとこうちゃんが
「きのう まわるおすし屋さんにいったんだよ」
「マグロも納豆もおいしかったね」
とみんなに嬉しそうに話しています。
でも、ウサギくんはおすし屋さんに行ったことがありません。
「おすしって何だろう? そんなにおいしいものなのかな?」
幼稚園が終わって家に帰ったウサギくんはパパとママに
「ボク おすし屋さんに行きたいんだ。連れて行ってよ」とお願いしました。
「パパもママもおすし屋さんなんて見たこともないよ」
「あそこはウサギの行くところじゃないのよ」
でもあまりウサギくんがいっしょうけんめいお願いしたので
次のにちようにみんなでおすし屋さんに行くことにしました。
お店に入って席についた3人はびっくりしました。
魚のお刺身が乗ったごはんがぐるぐる回っています。これがおすしなの!?
「私たちウサギは魚なんて食べられないよ」
ウサギ君たちが顔を見あわせて困っていると
「回ってないものは注文してくださいよ!」とお店のヒト
「じゃあ ニンジンをください」と言ったのはパパ
「スイマセン、ニンジンはないんですよ」
3人はいよいよ困ってしまいました。
「ねえ、僕たちが食べられる『葉っぱ』とかはないの?」
小さな声でウサギ君が言うとお店の人が元気よく
「『カッパ』ですね! ありがとうございます!」
「カッパ」?
こうして運ばれてきたおすしはかっぱ巻き。
真ん中には魚ではなくキュウリがまいてあります。
「これなら食べられそうね!」とママ
そして3人は思い切ってカッパ巻きを食べてみました
「おいしい~!!」
「カッパ巻きもっとください!」
「もう一皿!」
「もっとおかわり!」
こうして3人は次々とカッパ巻きだけをたのみ続けました。
お腹がいっぱいになる頃にはママは12皿。パパは20皿。
ウサギ君はなんと35皿もカッパ巻きを食べてしまいました。
「ああ、おいしかった! またつれてきてね」
というウサギ君に。パパもママもニッコリ。
ウサギ君は明日幼稚園でひなくんとこうちゃんに会ったら
自分もおすし屋さんに行った事教えてあげようと思いました。
(備考)
「ひなくんとこうちゃんというのは、そのときおすし屋さんで 一緒に席が空くのをまっていたウチの子と甥っ子です。 お気づきと思いますが、最期に食べたお皿の数を比べるのはちびクロサンボです。パクリじゃありません。リスペクトあふれるオマージュです。著作権気にしなくてもいいのもおてて絵本のいいところ。このお皿を数える場面、オリジナルがよくできているから、模造品でも子どもたちは大層よろこんでくれました。」と、作者のお父さん。大人が楽しい話をしてあげられると、こどももホイホイのってきます。既存の本を選ぶのと違い、こどもの喜びそうな話を適宜盛り込めるのが「おてて絵本」の強みですね。状況に合わせ、お話の長さも自由に変えられるのも便利です。

2008年5月 1日 (木)

バカな大学生 理科編

新潟市 7歳 男
大学校にバカな大学生がいました。
その大学生は、本当にバカで、なんにも授業ができませんでした。
先生が「今日の1時間目の授業は理科です」と言いました。
それで、薬やなにか、変なものをつくりましょうということになりました。
それで、そのバカな大学生は、いろんな葉っぱをグチャグチャした汁や、花の汁や、
おしっこや、そういうものをいっぱい入れたりして、
最後になにか煙が出るものを入れました。
そしたら、いきなり煙が「ボボーン!」と出て、
顔がなんと、栗になりました。
顔中になんと、ブドウのようなものがいっぱいつきました。
そのブドウがいきなり「プシュー!プシュー!」と割れて、
顔中が紫色になりました。
そしてその次に、水をつくろうと思って、
白い牛乳やそういうものをいっぱいやったら、
タマゴのようなものが次は出てきて、
それがいきなり「パパーン!」と割れて、
次は黄色と白が混ざった、ベッチョベチョの変な顔になりました。
その次に、鼻毛やそういうものを入れたら、
次になんと、毛やちんちんがいっぱい出てきて、
それで毛は思いっきり伸びてボサボサになり、
ちんちんはおしっこが出て、顔中おしっこだらけになり、
お尻からはうんちがいっぱい出て、汚くなりました。
それで最後に、お茶や水、飲み物を全部入れてみたら、
次はペットボトルがいっぱいついて、顔がベチャベチャになりました。
そして、その隣の人が、変な顔をしていました。
そして、「なんだろう?」と思って、手をあごにやったら、
鼻に変なくさ~い臭いが出てきて、「うえっ!」とゲロを吐きました。
そのゲロが、なんと煙の出るところに入って、口にいっぱいくっついて、
「ゲロゲロゲロ!」とゲロがいっぱい出て、鼻水もベチョーッとついて、
もう、きったなくなりました。
もうイヤなので、家に帰って顔を洗ったら、煙が出る粉がついていたので、
そこから水と粉で出てきて、なんと、その大学生の人は、
なんか変な物体がくっついてきて、それがいきなり、
タマゴなんだかわかんないんだけど、
パリパリッ!て音がして、いきなり虫が出てきて汚くなりました。
その大学生はバカなので、「壁に頭をぶつければだいじょうぶかな?」と思い、
頭をぶつけたら、頭が痛くなって、気絶したとさ。
(備考)
「バカな大学生」、「作文編」「音楽編」「体育編」に続く第4弾。今度はおかしな実験で大変なことになってます。薬を混ぜたら爆発ってのがまずは失敗のイメージなんでしょう。そしてベッチョベチョから下ネタになり、汚い展開で収拾つかなくなってます。ラスト、「壁に頭をぶつければだいじょうぶかな?」と思った理由がよくわかりませんが、それもバカゆえなのでしょう。

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2008年4月21日 (月)

パンダさんとたぬきさん

沖縄県 こころさん(?歳 女)&奏楽(そら)くん(4歳 男)(mixiコミュ投稿)
母:はじめに、誰が主人公か決めようか。
 誰に出てきて欲しい?きつねさん?それとも、奏楽?
奏楽:「パンダさん!」
母:じゃあ、パンダさんで決まりね。おてて絵本が始まるよ~!
---------------------------------
母:ある日のこと、あんまりお天気がよかったので、パンダさんはお散歩に行く事にしました。
お散歩は、森の中。
ずんずん歩いていくと、誰かに出会いました。
「その誰かって、だあれ?」
奏楽:「たぬきさん!」
---------------------------------
母:パンダさんは、出会ったのがたぬきさんだと判りました。
「やあ、おはよう!いい天気だね。」
「ほんとだ、いい天気だね!」
二人はにっこり笑って挨拶をしました。気持ちが良い天気なので、このままお散歩へ行く事にしました。
森の中をずんずん歩いていくと・・・・
大きな大きな湖に辿り着きました。
さて、パンダさんとたぬきさんは湖で何をしましたか?
奏楽:「泳いだ♪」
母:「わあ、きれいな湖だね。」
 「沢山歩いて暑くなったし、泳ごうか。」
パンダさんと、たぬきさんは、湖で沢山泳ぎました。
水のかけあいっこもしました。
 「気持ち良いね~!」
そこに、また誰かが現れました。さて、誰がやってきましたか?
奏楽:「おさかなさん♪」
---------------------------------
母:パンダさんと、たぬきさんは、誰かに見られている気がしました。
そこに、いたのは「おさかなさん」。
とってもとってもおいしそうです。二人はお腹がペコペコでした。
パンダさんとたぬきさんは、おさかなさんをどうしたの?
奏楽:「捕まえた!」
---------------------------------
母:お腹がすいているパンダさんと、たぬきさんです。
すぐに、おさかなさんを追いかけました。おさかなさんは、びっくりぎょうてんです。
「待て~!」
おさかなさんは、一生懸命逃げました。
でも、パンダさんもたぬきさんも、一生懸命追いかけます。
一匹に、2匹では、敵うはずがありません。
とうとう、おさかなさんは、捕まってしまいました。
つかまったおさかなさんを、ぱんださんとたぬきさんは、どうしたの?
奏楽:「逃がしてあげたの。」
---------------------------------
母:おさかなさんは、悲しくなりました。
 (ああ、ぼくは食べられてしまうんだ。)
そう思って、パンダさんとたぬきさんの目をじっとみつめました。
パンダさんとたぬきさんは、直ぐにおさかなさんを食べようと思っていたのに、なんだかかわいそうになってきました。
「おさかなさんだって、お母さんやお父さんがいるよね。」
「やっぱりおうちに、帰してあげようか。」
ぱんださんとたぬきさんは、おさかなさんを逃がしてあげました。
おしまい。
(備考)
「私の発想力も貧困なもので、こんな風になってしまいました。 でも、何でも『真似をしてみる』と言う事から、オリジナルへの道は開かれていくのかも知れません。 初めての割には、4歳の次男が喜んでお話を一緒に作ってくれました。 次回作も、また挑戦してみます。 実は、このお話・・・熱を出して保育園を休んだ奏楽の退屈しのぎに、と試してみたら、出来上がった作品です。」とお母さん。いやいやいや、バッチリですよね。お話の合間合間にこどもからの意見を引き出し、「共作」としてのお話づくりの雰囲気がちゃんとできてます。エライ!お母さんが主導で話してこどもの意見をとりいれるというこのスタイル、「おてて絵本」のやり始めにはいい方法です。まずそこから好きになってもらって、のってきたら「じゃ、僕もつくる」ってなると面白いんですけどね。

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2008年4月20日 (日)

野球をやるミハシ

新潟市 8歳 男
あるところにミハシという、野球をやっている人がいました。
その人は、甲子園に出ていたのですが、
ピッチャーで何の役にも立たなくて、
ミハシ学園に裏切られてしまいました。
そしてミハシは、一度野球をあきらめました。
あるところに、野球の練習をしている人たちがいました。
人数が1人足りず、困っていたのです。
その人たちの先生が、ちょうど野球の服を
ミハシが着ていたので、野球の人だと思いました。
そして、「キミ、野球をやらない?」と言ったのですが、
「イヤだ」って言ったのですが、
その先生は、女とはいえ、すごい迫力です。
なぜかというと、レモンを手で一瞬のうちにつぶしてしまったのです。
ミハシは怖がって「は・・・はい」と言って、野球をやることになりました。
教えてもらうのは先生からではなく、もう1人の野球をしている人でした。
その人は、ミハシがどんな実力かを試してみました。
むかしピッチャーで4番だった人が来て、
ピッチャーの代わりをやってくれました。
そしてミハシが投げた時に、ピッチャーは、
ミハシの球が浮かんでいるように見えたのです。
それで、ミハシにこう言いました。
「的に投げる時、何分割にしている?」
そこでミハシは、
「1、2、3、の3」と言いました。
先生はそれを聞いて驚いたのです。
ピッチャーをやっていた人とミハシは仲よくなり、
今度のゴールデンウィークに野球の学習をするために
泊まりに行くことになりました。
そしてミハシたちは、昔ミハシが通っていた
ミハシ学園と練習することになったのです。
ミハシは怖がって、「ムリです!」と言いました。
ですが先生は、迫力の、レモンをぶっつぶしたやつを
もう一度見せてしまいました。
それでミハシは怖がって、「は・・・はい」と言って、
結局やることになりました。
そのお話は、次の2話で放送します。(つづく)
(備考)
これ、ネタ元わかります。アニメにもなってる「大きく振りかぶって」だな。衛星放送で観てたと思われます。知ってて聞きつつ、ネタ元とビミョーに異なる異なりかげんがおかしいです。「次の2話で放送します」と言いつつ、続きはありません。

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2008年4月17日 (木)

フルーツプリンがありました

新潟市 男 6歳
フルーツプリンが1個ありました。
でも、2人で食べようとしたから、
どっちが食べればいいかわかんなかったから、
取り合いを100日もしていました。
そう思ったら、外に出たら、バッタが100匹もいました。
と思ったら、なんでも100匹いました。
ヘビと、コブラと、アリと、カブトムシと、クワガタムシとか、
虫全部が、100匹出てきました!
と思ったら、その次は、変な宇宙人が1000匹も来たら、
そう思ったら、フルーツプリンは1999個もありました。
と思ったら、全員で分けて食べました。
(備考)
興味深いのは頻出する数字の使い方です。「100匹」「100日」って、「いっぱいの数だ!」ってことを表現してるのでしょう。「宇宙人1000匹」っていったら、きっと、うじゃうじゃのスゴイ数です。「フルーツプリン1999個」って、途方もない量!と考えてると思われます。どんどん大げさになっていく様子を数字で表現する。これ、彼のお話の特徴なのです。

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2008年4月15日 (火)

バカな大学生 体育編

新潟市 男 7歳
大学校にバカな大学生がいました。
その大学生は、今日は宿題はなく、授業で体育をやりました。
体育でまず、鉄棒をすることになりました。
2,3回、高いところでグルンと回ることになりましたが、
実はその人は太っていて、思いっきり1回転したら
グルグルグルグル回って、止まらなくなりました。
それで、次の人に交代できなくなりました。
そのままずーっとグルグル回っていたら、目が回ってきて、
手を離してしまいました。
そうしたら、空の上へピョーンと飛んでいって、
飛行機のところに頭をガーン!とぶつけました。
そうして、飛行機の空気にボカーン!と吹き飛ばされて、どっかに行きました。
着いたところは、アメリカでした。
アメリカはなんだかわかんないで、お金もないので大変でした。
それで、なにか食べ物を盗んで生きました。
そして、「鉄棒をやろうかな」と、昔に戻ってやってみました。
そうしたら、またグルグル回って、ピョーンと飛んで、
頭にまた飛行機にぶつかって、ボカーン!とまた飛んでいきました。
その次は、イタリアでした。
イタリアに行ったら、またわかんないので、ピザとかなんでもいいから、
とにかく食べて生きました。
そして、「また鉄棒をすれば行けるかな」と、鉄棒したら、
また頭に飛行機がぶつかり、バヒューン!といったけど、
しかもその時、ロケットが噴射する時で、
ロケットにドドーン!とぶっ刺さって、トゲの一番先っちょに当たって、
そのままガーン!と、行ったところは宇宙で、そこで、
服にとがったところが引っかかって、宇宙に行きました。
息ができなくて大変でした。
それで、口を手でおさえました。
そしたら月が見えてきたので、その月を蹴っぽって、
また宇宙を出て、地球に戻りました。
そして日本に戻ってきて、もう1回鉄棒をしたら、また行っちゃって、
そしてそのまま下に降りたら、鉄棒があって、そこでまたクルクル回って、
また上に上りました。
今度はそのまま、クルクル回りながら、日本の空を一周しました。
そして降りてきたら、ガーン!と下に思いっきり足が当たって、
ポキッポキッ!とすごい音がして、痛かったです。
そして、その人は急いで授業に戻って、
次に、体育の授業で跳び箱をやることになって、
跳び箱で思いっきり跳んだら、
太ってたので、お腹にボーン!と重くて逆に壁に当たって、
それで跳ねてどっかに行きました。
そしたら、日本の新潟に行ったはずが、北海道に行きました。
それでまたやってみたら、次はハワイに行きました。
でも、ハワイではお金がないので、もうなんにもないので、
もう1回、日本を目指しながら思いっきりボヨ~ン!としたら、
次は日本に着いたと思ったら、日本を通り越して逆に中国に行ってしまいました。
それでもう1回やってみたら、間違えて北朝鮮に行ってしまって、
そのまま冬の寒い山でなにかをさせられました。
そして鼻血がブーブー出ながら、死にそうになりました。
(備考)
「バカな大学生」、「作文編」「音楽編」に続く第3弾。「作文編」「音楽編」とはガラリと変わり、失敗から大げさなことになり、どんどんエスカレートしていくお話に。マンガ的世界とありえない描写の連続に、聴いてるお友だちも「え~!え~!」と反応すること盛んなのでした。こんな大学生が実際にいたら、オリンピックでいくつメダルが取れるやら。

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2008年4月13日 (日)

バブバブくん

新潟市 女 3歳
バブバブくんがいました。
そして、おじいさんがいました。
おじいさんが怒りました。
そして、おばあさんが怒っていきました。
そして、クモさんが来ました。
そして、お日様さんも来ました。
そして、なっちゃんたちが来ました。
そして、おじいさんがおばあさんのこと、怒りました。
だって、おばあさんがおじいさんのこと、パチーンしたから。
そして、ふくちゃんと、まあちゃんと、たくしくんと、かんたちゃんが来ました。
そして、擦りむきました。
そして、またプール入りました。
そして、おなかさんが来ました。
そしてまた、おへそさんが来ました。
今度はニンジンさんが来て、怒りました。
めがしちゃんが来ました。
めがしちゃんがまた電気をつけて、怒りました。
そしてピーマンさんが、森の入口のところで、
ポチャポチャ水たまりがありました。
そして、おうちに帰って、友だちになりました。
そして、バブバブくんと、ゾウさんと、キリンさんが来ました。
そして、クモさんも来ました。
そして、葉っぱさんも来ました。
そして、足でざくっざくって、おうちをこわしました。
(備考)
何でしょう?バブバブくん。語感から判断すると、赤ちゃんかな?聞いてるうちに、おじいさん、おばあさんから、クモさん、お日様さんなど、いろいろ出てきて大騒ぎ。登場人物がどんどん増えていくってだけで、大喜びの大笑い。お友だちの登場で、聞いてるお友だちも大喜び。おなかさんやおへそさんとか、ナンダコリャなものまで登場させるあたり、いいセンスしてますね~。

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プルプルのカバさん

金鵄有明学園職員研修会おてて絵本講座(2007.12.27)
つるまき理事長と先生たち
つるまき理事長
プルプルのカバさんの背中に、小さな黒いイヌが1匹いました。
さかい先生
そのカバさんは、「ん?なんだ?」と思って、後ろを振り返りました。
わたなべ先生
おい!(会場笑)
後ろを振り返っても、何もいませんでした。
今度は、左を見てみました。すると!(会場爆笑)
かねこ先生
えー!
すると、なんとそこには、黒いイヌの飼い主の、理事長先生がいます。(会場笑)
なかむら先生
「おいおい、これは何だよう」と言いました。(会場爆笑)
「でも待って、ちょっと、もう少しまっすぐ歩いて行ってからだよ」
とやま先生
すると、プルプルのカバさんが、
「何かおかしいなあ!」と驚きました。
きむら先生
よく見ると、その黒いイヌがプルプルのカバさんと一緒に踊ろうとして、
プルプル踊り出しました。(会場爆笑)
プルプル、プルプル、ダンスをし始めました。
そうしてるうちに、ダンスをしたら、プルプルのイヌに、なぜか翼が生え始めました。
たかみざわ先生
その翼の生えた黒いイヌは、空に飛んで行き、理事長先生の目が覚めました。
そこには、プルプルのカバさんのゼリーが目の前にあって、美味しくいただきましたとさ。(会場「ほお~」&拍手)
(備考)
金鵄有明学園職員研修会おてて絵本講座で採取。「プルプルのカバさん」というタイトルを提示しているのに、興味の矛先がまず「黒いイヌ」に行っちゃうあたりがまずおかしいです。途中からタイトルを意識してなんとかリカバリーしようと試みて…踊りのしぐさがプルプルだったんですね!最後は夢オチながら、きれいに落ち着いて大きな拍手が起こったのでした。

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2008年4月 3日 (木)

いじわるシンちゃん

金鵄有明学園職員研修会おてて絵本講座(2007.12.27)
みよの 女 ?歳 サトシン 男 45歳
みよの
シンちゃん、私、何もしてないのに~!(会場爆笑)
どうして、睨むの?(会場笑)
サトシン
先生に「どうして睨むの?」と言われたシンちゃんは、こう答えました。
「だって、先生がボクのおやつを取っちゃったじゃない!
ボクのおやつ、先生が全部取っちゃったから、
ボクの食べる分がなくなっちゃったじゃないか!」
みよの
あっ、そうか!(会場爆笑)
私、お腹が空いてたから、シンちゃんの分も、食べちゃった。(会場爆笑)
ごめんね!
サトシン
「大人はそうやって、いつも自分の都合のいいことばっかりやるんだよ」
シンちゃんは怒りました。
そして、たかみざわ先生に、(会場爆笑)
「みよの先生っていけないんだよ!」
って、チクリに行きました。
たかみざわ先生は、
「じゃあ、私が、みよの先生を怒ってあげるわ!」
って言いました。
みよの
やっぱり、たかみざわ先生って優しいのねえ。(会場爆笑)
私のために、怒ってくれて。(会場爆笑)
サトシン
「優しいのね、たかみざわ先生は」
「そうなんです、私、本当は怒りたくなかったんだけれども、
みよの先生のためを思って、怒りました。
じゃ、これからは、私の代表曲、『星空のディスタンス』を聴いてください」
って、言いました。おしまい。(会場大爆笑&拍手)
(備考)
金鵄有明学園職員研修会おてて絵本講座で採取。みよの先生は金鵄つばさ幼稚園の園長先生で、サトシンの幼稚園時の担任の先生。カネッコくんに突然組み合わされ、キャッチボール読みをやらされましたが、やりにくいったらありゃしない!変な汗をビッショリかきました。それにしても、先生の人のよさといいますか、大らかさといいますか、優しい感じがよく出たお話ですね。

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2008年3月23日 (日)

お腹をすかせたキノコさん

金鵄有明学園職員研修会おてて絵本講座(2007.12.27)
のりえ 女 26歳
山を歩いていたら、キノコが、手と足が生えていました。(会場爆笑)
話しかけたら、キノコが「お腹がへった~」と言いました。(会場笑)
とってもお腹がへっていそうだったので、持っているお菓子をあげたんですが、食べませんでした。
「何を食べるの?」と聞いたら、「お前を食べる!」と言いました。(会場爆笑)
言われたので、「エ!」と驚いたら、「冗談」と言って、お菓子を食べました。(会場拍手)
(備考)
金鵄有明学園職員研修会おてて絵本講座で採取。幼稚園の先生のつくるお話です。喋るキノコさんが出てきて、メルヘンチックなお話かと思いきや、突然ホラーな展開に!気の弱い子だったら泣いちゃうかもしれませんね。でも、冗談だったんだ!やっぱり可愛いキノコさんだったみたいで、よかった!

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2008年3月11日 (火)

デカレンジャー

新潟市 4歳 男
何人だったっけな~、6人か。
デカレッドとデカブルーとデカグリーンと
デカキイロとデカピンクとデカブレイクが来ました。
敵が出てきますが、なんだっけ。
デカレンジャーはさ、あんまり敵を知らねんだよね。
アバレンジャーはいつも見てるから知ってるけど。
デカレンジャーはこの前ずっと見てたから忘れちゃった。
(備考)
「お話してあげる」って言って、してもらいました。行き当たりばったりのうろ覚え感がいい味出してます。「デカキイロ」ってのは多分「デカイエロー」ですね。そのへんの間違いもかわいいです。よく知らないなら、最初から知ってるアバレンジャーの話をしなよ、とも思いますが、アバレンジャーは上手く話せなかった照れ隠しで出てきたんでしょうね。

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2008年3月10日 (月)

赤いクルマの話

金鵄有明学園職員研修会おてて絵本講座(2007.12.27)

ひとし 男 ?歳
赤いクルマが、山の上を登っていきます。
山の頂上まで着きました。
そしたら、赤いクルマから、羽根が生えてきました。(会場「エーッ!」)
羽根が生えて、海に降りていきました。
海に降りて、水の中に潜りました。
海の中に入ると、お魚たちがいっぱいいます。
中に入ってきました。
ボクは泳げないので、イルカに乗って、海の外に飛び出しました。
めくります。(会場笑)
イルカに乗って、何度も何度もジャンプをしました。
そしたら、いつの間にか、イルカと一緒に泳げるようになりました。
おしまい。(会場拍手)
(備考)
金鵄有明学園職員研修会おてて絵本講座で採取。幼稚園の先生のつくるお話です。せっかく山に登ったのに、舞台は海へ。こんなふうに行き当たりばったりの展開となっていくのも、アドリブでお話を進める「おてて絵本」ならではの面白さです。「えーっ、そんな展開に!?」って意外性があって、聴いてる方もライブ感覚で楽しいのです。クルマにイルカに、こどもたちの好きそうなキャラが出てくるところもポイント高いですね。

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2008年3月 5日 (水)

サクランボを食べたカエル

新潟市 ゆい 女 5歳+サトシン
ゆい
むかーしむかし、アリがサクランボを食べて、
チビカエルがサクランボ食べた。
サトシン
カエルが食べたサクランボは、すごーくすごーく甘いサクランボでした。
「うわ~美味しい!」ってカエルはビックリしました。
ゆい
でもカエルは、タネを出さないで、そして食べた。
サトシン
カエルがタネを出さないで食べたら・・・あれ!お腹が痛くなってきた!
お腹が痛くなってきて、「う~ん、どうしよう」ってカエルは思いました。
ゆい
そして、でっかいうんちが出ました。
おしっことうんちが出まして、そしたらまた小さいうんちが出て、
またさくらんぼ食べて、そしたらさくらんぼのタネ出した。
サトシン
今度はサクランボのタネを出したから、すごくすごく美味しくて、
お腹も痛くなくて、カエルはいっぱい食べて幸せになって、寝ました。
(備考)
「2人でやりたい!」って言われたので、キャッチボール読みでやりました。サクランボがお話に出てくるってちょっと珍しいんですが、食べたばかりだったのかな?お話が進むうち、うんち的展開になったら大喜び!こどもってホントにうんちとかおしっことか、大好きですね。

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2008年3月 4日 (火)

ヘビのお話

新潟市 男 6歳
むかーしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
お山のところにヘビが住んでいたら、コブラとケンカしちゃいました。
それで、それから、ミミズが来たら、ミミズを食べちゃいました。コブラが。
それで、思った時になったら、おじいさんとおばあさんに踏まれちゃいました。
それで、バッタが来たら、相手をしてやろうと思ったら・・・ヘビがバッタのことを食っちゃいました!
そうやろうと思ったら、ヘビがやろうと思ったら・・・ミミズに食われちゃいました!
(備考)
コブラもヘビの一種じゃないか!とも思いますが、彼の言うコブラってのはヘビより強いヘビということなんでしょう。そんな強いヘビなのに、おじいさんとおばあさんに踏まれちゃうわけです。ヘビも最後にはミミズに食われちゃうわけです。弱者に対する応援、愛情の気持ちがにじみ出ているお話ですね。

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2008年3月 3日 (月)

バカな大学生 音楽編

新潟市 男 7歳
大学校にバカな大学生がいました。
その大学生は、なんにもわからないで、
勉強もしないで、ただゲームするだけの人でした。
ある日、先生が宿題を出しました。
その宿題は、音楽の練習で、音楽をつくることになりました。
家に帰って、お母さんに
「音楽って、どういうの?どういう音楽をつくればいいかな?」って聞いて、
お母さんは「んー、ちょっと待って」と言いました。
それなので、「んー、ちょっと待って」ということにしました。
その次に、お父さんに聞いたら、「うーん、さあね?」と言いました。
それなので、「うーん、さあね?」ということにしました。
その次に、お姉さんに聞きました。
そうしたら、今寝てたので、
「ガ~、ゴ~、ガ~、ゴ~」とイビキが出ていました。
それなので、「ガ~、ゴ~、ガ~、ゴ~」と歌うみたいにしました。
それで、その次に、弟に聞いてみたら、
弟はクルマのおもちゃで遊んでて、「ブーン!ブーン!」と言いました。
その次、クルマのところに置いてあった怪獣を取って、
「ガオ~ガオ~!オレはお前らを食べるぞ!」と言いました。
それで、学校に来て、歌を歌うことになりました。
そして、「じゃあどうぞ、次」と言いました。
「んー、ちょっと待って」と言って、待ちました。
そして、「うーん、さあね?」と言いました。
「なんでちょっと待ってって言って、さあね?って言ったんだ?」って言ったら、
「ガ~、ゴ~、ガ~、ゴ~」と言って、
「どういう意味だか、わかんねえんだよ!」と、先生は怒りました。
そうしたら次は、「ブーン!ブーン!ガオー!」と言い、
「そんなのは歌じゃない!」と先生に言われました。
そうしたら、その大学生は、「この歌、意味がわかんなくて、
ただ普通に家で声がしたので、その声を歌にしただけです」と言いました。
そうしたら、先生は、「歌じゃない!」と言いました。
そうしたら、新しい赤ちゃんがその時生まれたので、歌があって、
その歌が「エ~ン!エ~ン!エ~ン!エ~ン!」とデタラメな泣き方をして、
デタラメなことを言いました。
そうしたら、「もう大学生じゃなくて、1年生から最初になれ」と言われました。
そうしたら、「高校生でいいですか?」と言ったら、
また「ダメだ!」って言われ、
「じゃあ、中1でいいですか?」じゃなくて、
「大学1年生でいいですか?」って言って、
「1年生」と言っていたので、
先生はそんなに寝てなかったので「いいよ」とちょっと言いました。
そしたら、「あっ、間違えた!」と思った瞬間、
「えー、やったー!」と。しかもその時、なんとその大学生はまだ
大学1年生だったのです。
なので、そのまま大学1年生を続けました。
この話はパート3まであります。
(備考)
「バカな大学生」第1弾「作文編」を「面白い!」とほめたところ、「そんじゃ今度は音楽の話ね」と、すぐつくってくれた第2弾です。構成的には前と同じですが、彼は語り口も面白いのです。構成を踏襲することで、展開が読めるところにスコーンと期待どおりのオチが来る感じ。わかっているのに、わかっているからこそ笑えちゃうみたいな。ストーリーを知ってる落語を何度聴いても笑えるのと一緒です。

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2008年2月29日 (金)

オーキンバー

新潟市 ひかりちゃん 4歳(&母みかりんさん34歳)
オーキンバーはとても大きいのです。
オーキンバーは温泉よりも温泉のオケよりも大きいのです。
大きいのでなんでも食べられちゃいます。
でも顔はダイコンで、鼻は100メートルでシャキーンってしてるのです。
鼻に水をかけるとそうじきになって、温泉をごくごくのんじゃって
浸かってるのにどんどんなくなってピーンチ!です。
だけどぴっぴっぴぴーん。8時になりました。
8時になるとオーキンバーは積み木になってしまいます。
温泉はなくなりませんでした。よかった~。
(備考)
「たのしい幼稚園12月号」(講談社)の付録「にこにこパーク」でも紹介させていただいたお話です。「今回はちょっと誘導かけました。 オーキンバーの他の設定としては足の親指だけが温泉並みに大きく 他の指はお母さんの口くらい。 巨大ジェンガが得意で大きな親指でチマチマ押すらしい。歯は金歯。 お風呂で作ると調子がいいのですが、温泉が頻繁に出てきます。 大きい温泉に行きたい願望の現われでしょうか。」と、お母さん。誘導、オッケーです。むしろ、誘導や合いの手の巧さがお話の楽しさを引き出し、その場を楽しくする重要なポイントです。「おてて絵本」は、こどもからお話を引き出すことを一応メインとしていますが、すべてのお話は、話し手のこどもと聞き手の大人の「共作」だと思っています。同じような話をしようと思っていても、聞き手によってお話のニュアンスやお話そのものは変わっていきます。オーキンバー、ユーモラスな怪獣みたいですね。突っ込めばもっともっとおかしな特徴やエピソードを喋ってくれそうです。

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2008年2月28日 (木)

泣き虫の監督

ベースボールクリスマス'07in中越「キャッチボールとコミュニケーション」(2007.12.24)
水上善雄(北海道日本ハムファイターズ2軍監督) 男 50歳 こうき 男 8歳
こうき
あるところに、野球のチームがありました。
そして、そこの監督は、
「勝てるかな?勝てるかな?」
と、落ち着きがありません。(会場笑)
その監督は、チームの人たちに注意がなかなかできなくて、震えています。(会場笑)
そして、その監督は、毎日、野球の練習で震えているので、いつも遅刻ばかりです。(会場笑)
水上
チームには、キャプテンで、こうき君というのがいます。
そのキャプテンのこうき君は、本当はとても上手なんですが、
時々、エラーをしてしまいます。
そして、エラーをしたり、三振をすることもあります。
そこで、なんとか、このキャプテンのこうき君に、監督は、すごく頑張ってほしいんです。
で、こうき君に、
「厳しい練習、できますかあ?」
って聞いたら、こうき君は、
「う~ん、ボクわかんな~い」
って言われちゃって、また監督は困ってしまいました。
こうき
その監督は、毎日、注意やいろんなことをチームに言い聞かせて、
練習を家でやりました。(会場笑)
そして、その監督は、練習して、練習して、練習してばかりいて、朝になりました。(会場大爆笑)
水上
練習をたくさんしたおかげで、こうき君は次の試合でホームランを打ちました。
そして、ファインプレーもしました。
そして、チームは、見事勝ちました!
もう監督は大喜びです。
もうこれで、泣き虫の監督じゃなくなります。
こうき君、ありがとう!(会場大拍手)
(備考)
中越地震の被災地柏崎にプロ野球選手が大勢来て開催された「ベースボールクリスマス'07in中越」(主催:プロ野球選手会)のトークステージ「キャッチボールとコミュニケーション」に呼んでいただき、「おてて絵本」も、会話と会話、心と心のキャッチボールということで紹介させていただき、実演を見てもらいました。プロ野球選手会側の代表として登場したのは、北海道日本ハムファイターズ2軍監督の水上善雄さん。「おてて絵本」終了後、水上監督は「今ね、こうやって話してるうちに、本当に自分がそのチームの監督で、困ってるっていうような思いがこう、出てきて、で、こうき君になんとか頑張ってもらって勝ちたいたいなって。勝ったら、みんなが喜ぶし、私も泣かずに済むなって、本当に思いました。」と語り、会場は大盛り上がりでした。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

2008年2月27日 (水)

時計くんのお話

新潟市 男 6歳
むかーしむかしあるところに、時計くんという人がいました。
ある日、時間が回っていたら、夜になってUFOが見えてきました。
UFOから光が見れたと思ったら、宇宙人が来ました。
宇宙人が来たら、宇宙人が大変なことをしました。
その時、時計くんは、チッチッチッチッ鳴ってる時計くんが
いつの間にか寝ちゃって、朝になったら、
時計くんが寝ると、時間がすごく経ちました。
だから、合ってない時計になってしまいました。
(備考)
1年生の国語の一環として「おてて絵本」授業をやることにな小学校にりお邪魔した際、聞かせてもらったお話です。まだ授業で「おてて絵本」を始める前、やり方を軽く教えたら、休み時間に「ぼくできるよ」って言ってすぐつくってくれました。宇宙人は時計くんに何をしたんでしょう?時計くんが寝ちゃったら時間が合わなくなるという発想も面白いですね。

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2008年2月26日 (火)

だまされた山賊

新潟市 男 9歳
あるところに山賊がいました。
山賊だから山の小屋に住んでいました。
山賊は伝説の剣を持っていました。
伝説の剣は強い剣でしたが、そこに違う剣を合成し、もっと強い剣をつくりました。
強い剣ができて喜んだ山賊は、その剣で村人をやっつけました。
村長は「このままではまずい!」と思いました。
そこで村長は山賊に、「これを合成すればもっと剣が強くなりますよ」と、うんこを差し出しました。
山賊は「そんなのおかしいぞ」と思いましたが、やさしい村長さんの言うことなので、信用して剣と合成しました。
するとその剣は、ある意味本当に強くなりました。
それは、剣があまりにも臭くて、誰も近寄れなくなったからです。
だけど、あまりにも臭いため、山賊も持つことができなくなりました。
なので村人たちは、山賊を恐れなくてもよくなりました。
(備考)
うんこを差し出す村長さん。それを素直に受け取り、剣と合成する山賊。ばかくせーけど、それを言っちゃあおしまい。「クッダラネー!」と言いつつ周りのお友だちも大笑いなのは、面白いお話としてちゃんと機能していたということでしょう。武器を合成して強くするって、ゲームの発想ですね。

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2008年2月25日 (月)

まぬけなロボット

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
参加の皆さん お父さんとお母さんとこどもたち 
まぬけなロボットは、「走れ!」と言うと、歩きます。
「パンチをしろ!」と言うと、キックをします。
「走れ~!」と言って、走ったら、バナナの皮ですっ転んで、
ズデーン!と、お尻を打ってしまいました。
「イテテテテテ!あ、そうだ、博士に直してもらわなきゃ!」

「博士、そろそろ私の油をささないと、もっとバカになってしまいます。
早く油をさしてください」

プチッ!
「痛っ!ガマンだ、ガマンだ。がんばれよ」
ロボットは、すぐに元気が戻りました。
でも逆に、パワーの練習をしていると、油がどんどん落ちてしまいました。

どんどん油が落ちてしまったので、新しい油を入れないといけません。
パカッてやりました。
(こども「もう1回グチャグチャに言いなちゃい!」)(会場笑)
じゃあ、次に入れる油は、この金の油がいいですか?
それとも、こっちの銀の油がいいですか?(会場笑)

まぬけなロボットは、悩みました。
金の油の方が高いんですけれども、銀の油もいいのかな?と、悩んでいます。
金の油がやっぱり魅力的だったので、金の油にすることに、まぬけなロボットはしました。

「博士、じゃあ、金の油でお願いします」
「よしよし、わかった。じゃあ、こちらの金の油をさしてあげよう」
博士は、ロボットの体いっぱいに、金の油を、チョン、チョン、チョン、チョン、さしてあげました。

金の油をさしてもらったら、ロボットは壊れました。(会場爆笑)

「もっと新しい、ちゃんとした油がほしいよう!え~んえ~ん!」

そしたら、もう油がなかったので、しょうがないから、水を入れました。
(こども「えー!」)(会場笑)
ロボットはどうなっちゃうんでしょうか?

そしたら、すっごく壊れちゃいました。(会場大爆笑)

すっごく壊れちゃったので、博士は困りました。
「どうすれば直るのかなあ?どうすれば直るのかなあ?」
ロボットに聞きました。
ロボットは、壊れているので、答えてくれません。
悲しくなって、博士は、涙が出てきました。
その涙が、ロボットにかかった時に。(会場笑)

また、つくれた。
また、動いた。(会場笑)

また動いたロボットは、新しいきれいな油をもらいました。
腕も、頭も、グルグル、グルグル、グルグル、グルグル、
どんどん、どんどん、油をさしたので、ツルツルするから、ぐんぐん動き始めました。

壊れたロボットは、頭がよくなり、とても賢いロボットに生まれ変わりました。
「博士~、ありがとう~!」
ロボットは、賢いロボットという名前になって、ずーっと長く元気に働いたとさ。
おしまい。(会場「おお~!」&大拍手)
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。午前の部にご参加いただいたお父さん、お母さん+こどもたちによる「おてて絵本リレー」です。金の油、銀の油…どこかで聞いたことのあるような展開になってきたあたりから、グングン面白くなってきました。お話上のハプニングをみんなで楽しんでる感がグイグイ出てきて、大爆笑の大盛り上がりでした。

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2008年2月24日 (日)

お化けになったママ

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
ゆうこ 女 ?歳
男の子は、いつも「早く寝なさい」と言われるけれども、全然寝ません。(会場笑)
ママは、いつもいつも「早く寝なさい」って怒ります。
電気を消すけれども、男の子の目は、どんどん大きく開きます。
ママは、とうとう怒って、キバが生えてきました。(会場笑)
ママは、お鼻がワシみたいに高くなって、
おめめが金色になって、でっかくなって、
(会場の子「食われちゃいそう!」(会場笑)
お化けになっちゃいました。
そこで、ママは最後に、「早く寝ないとママはお化けから戻れません」と言いました。(会場笑)
こうして、かいくんは、ちゃんと自分で電気を消して、おトイレに行って、寝ました。
そしたら、次の朝、ママは、元のママに戻っていました。(会場拍手)
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。お父さん対象の講座たったのですが、お母さんもひとり混じってました。いいのいいの!で、ゆうこママのお話は…お話のスタイルをとりつつ、躾けをしよう作戦ですね。それにしても、こんなに怖い展開でいいのか!?いいんです。ドキドキさせながらもどこかしらユーモラスで、最後はちゃんとホッとする展開に。これも「おてて絵本」の上手い使い方のひとつです。

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2008年2月22日 (金)

山の温泉

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
かずのり 男 41歳
山にはいろんな動物が住んでます。
クマさんがいたり、シカさんがいたり、トリさんがいたり。
いろんな動物が住んでます。
なんか、地鳴りのようなのが聞こえてきます。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!
何が起きるのかな?
動物たちはみんな、逃げ出します。
すると、山のてっぺんから、大きな赤いものが、
ドォ~~~~~~ン!
うわ~!みんな動物たちは逃げ出しました。
いろんな赤いもの、溶岩が出て、大変なことになります。
だけど、気がついてみると、山の上のほうに、水が噴き出してきて、
で、いっぱいお湯が湧き出てきました。
で、恐々と動物たちが集まって、行ってみると、そこは温泉になりました。
で、みんなでお風呂に入って、そこは、温泉のお客さんが来るようになりました。
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。お父さんに簡単にレクチャーさせていただいた後、合流したわが子への発表っぽい感じでやってもらいました。お話としては、火山が噴火して温泉ができたってだけですが、描写がダイナミックで語りも迫力あり、擬音も効果的で会場中がワクワクしながら聞き入ってました。どうなることか?と思わせつつ、ハッピーエンドなのもいいですね。

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2008年2月21日 (木)

ポアちゃんとここちゃん

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
たけし 男 45歳
うちで飼ってるイヌが見えます。
名前は、ポアちゃんって言うんだよね~。
でねえ、あれ?勝手に行っちゃいました。
そしたらねえ、ここちゃんもねえ、一緒に行っちゃいました。
あ、どこ行っちゃったんだろう?
パパが追っかけました。
どこ行っちゃったんだろう?あれ?
広場にいます。
やっとパパが見つけました。
ポアちゃんと、ここちゃん。
気がついたら、お腹が空いてます。
3人でラーメン屋さんに入りました。
(ここちゃん「ラーメン大好き~!」)
美味しかったです。おしまい。
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。お父さんだけ聴いていただく時間に簡単にレクチャーさせていただき、後半、別室で工作ワークショップの場にいたこどもたちを呼んで合流したところで、わが子への発表っぽい感じでお父さんにやってもらいました。お父さんのオリジナルストーリーにここちゃんも大喜び。お話にこども本人やパパ、飼ってるイヌを出してみれば、そりゃこどもは喜びますよね。

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2008年2月19日 (火)

バカな大学生 作文編

新潟市 男 7歳
大学校に大学生がいました。
その人は、すっごいバカでした。
先生が「今日の宿題は作文です」と言って、
大学生は作文というものを全然知りませんでした。
それで、家に帰ってお母さんに聞きました。
「お母さん、作文って何?」って聞いたら、
「ちょっと待ってね」って、お母さんが言いました。
それなので、作文に「ちょっと待ってね」って書きました。
その次に、お父さんに聞いたら、
「あっち行ってろ」って、言いました。
なので、「あっち行ってろ」って書きました。
その次、お姉ちゃんに聞きました。
そしたら、彼氏と電話していたので、
「クッキー焼いて待ってるわ」と言いました。
それなので、「クッキー焼いて待ってるわ」と書きました。
そして次、弟に聞きに行きました。
そしたら、アンパンマンを観ていたので、
「アーンパーンマーン!」と言いました。
それなので、「アーンパーンマーン!」と書きました。
次の日、先生に作文を読む時に、
「ちょっと待ってね」って書いてあったので、
「ちょっと待ってね」って最初に言いました。
そしたら、「わかりました」と、みんながシーンと静かになって、
「もういいですか?」と言ったら、
「あっち行ってろ」って書いてあったので、言いました。
そしたらみんなが「何を言うんだ?」と言ったら、
「クッキー焼いて待ってるわ」と言いました。
そしたら、「先生を誰だと思っているんだ!」って言われて、
「アーンパーンマーン!」と言いました。
(備考)
「大学生なのにバカ」って設定が面白かったんでしょう。設定を思いついたらスルスルできちゃったお話です。それにしても、喋りつつちゃんとネタふりを覚えててそれを収束させて笑いに繋げる手腕はお見事。彼にとっては初めての「おてて絵本」でしたが、「えー、話なんかつくったことないよ」と言いつつ、できてみたら自信持っちゃったみたいで、「バカな大学生」はシリーズ化するのでした。

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2008年2月17日 (日)

帰っちゃったウルトラマン

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
なおや 男 45歳
ウルトラマンはゼットンに負けました。(会場爆笑)
光の国にウルトラマンは帰っていきます。
でも、いない間は、科学特捜隊だけでは不安です。
兄弟に、ウルトラセブンがいます。
ウルトラセブンに「地球に戻って、地球を守ってくれ」とお願いをして、
光の国からウルトラセブンを地球に行かせました。
ところがですね、地球に行ったらですね、
なんと主役が、ジャイアントロボになっていました。(会場大爆笑)
今、ジャイアントロボが、ギロチン帝王と戦っています。
もうちょっとしたら、ギロチン帝王がジャイアントロボに倒されそうです。
もうちょっと待ったら、もうちょっと待ったら、
ジャイアントロボがギロチン帝王と一緒に(宇宙に連れ去り)、地球を救ってくれます。
で、その時に、ギロチン帝王を倒します。
そしたら、また他の星から、悪い惑星から、やってきました、怪人が。
「今は、地球が無防備だ。誰も守ってくれない。
ウルトラセブン、今こそ行って、地球を救ってくれ!」
で、ウルトラセブンが地球にやってきました。
これで地球も安泰だね。おわり。
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。「できる方いますか?」って聞いてみたら、スパッ!と手が挙がりました。「ウルトラマンの話を」って言いながら、いきなり最終回!会場のハートをガッチリ掴みました。しかし、見たことのある最終回ではなく、ジャイアントロボまで出てくるおかしな話になりました。こういうのは、聞いてるこどもも、特に男の子は大喜びでしょう。

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2008年2月 8日 (金)

鳥とおじさん

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
えいじ 男 49歳
鳥が水辺を歩いています。
なんか、エサを探してるみたいです。
あ、エサを見つけて、ひとつ魚を食べました。
あ、遠いところから、向こうの方から、別の鳥が飛んできました。
それで、さっきエサを食べた鳥の近くに舞い降りました。
で、そこに、あるおじさんがやってきました。
おじさんは、鉄砲を持っています。
鉄砲で鳥たちを撃とうとしています。
おじさんが鉄砲を撃ったんですが、外れて、
鳥たちはそこから飛び立って逃げていきました。
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。やり方をざっと伝えた後、お話していただきました。最初、話しながら「どうしようかな~」なんてつぶやいていたのですが、おじさんの登場からスルスルスルッとアイデアがまとまったようです。ストーリー的には、すんごい昔流行った「電線クイズ」ですね。

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2008年2月 6日 (水)

海の底に行った男の子

新潟市 8歳 男
あるところに男の子がいました。
その子は釣りが上手で、何匹も魚を釣っています。
ある時、またいつものように釣りに行きました。
今度は広い海に行ったので、魚がとても釣れました。
しばらくすると、すごく重たいものが釣れそうです。
それはすごい大物です。
そしてそれを踏ん張ってやりました。
ですが逆に、釣りをしていた子の方が引っぱられてしまいました。
それでその男の子は、海の底に沈められてしまいました。
そしてしばらく行って、大きい魚は自分の家に帰りました。
その家にはタコがいました。
それで、その魚とタコのバトルになりました。
そのタコは、エサがなかったので、その魚のエサをもらいに来たのです。
そのタコは、見たこともない泥棒だったのです。
タコはスミを吐いたり、魚はかぶりついたり、大変なことになりました。
タコは1本足を失い、魚は尻尾を失いました。
男の子は、家の中は水が入らなかったので、目覚めました。
そして、起きたとたんに、タコのスミがその中にいっぱいあったので
前がまったく見えませんでした。
魚はタコと間違えて、その男の子にかぶりついてしまいました。
ですが、避けてギリギリ髪の毛ですみました。
タコは間違って、魚じゃなく、その男の子を叩いてしまいました。
男の子は顔面を叩かれました。
そして、顔がマッカッカです。
タコと魚は「すまん!すまん!すまん!」と言って、
「お前が悪いんだぞ!お前が悪いんだぞ!」とケンカになりました。
そして、頭突きでようやく決着がつきました。
それは、タコが勝ったのです。
なぜかというと、タコは頭突きの時にいっぱいの腕をからませて、
ギューッと魚を投げ飛ばしたからです。
そして、魚は気絶しました。
そして、魚はタコに食べられてしまいました。
そしてタコはずーっと奥に行きました。
男の子は「あ~、危なかった」と思っていました。
そのところに、虹色の魚が来ました。
その魚は、いい魚だったのです。
虹色の魚は、男の子を地上まで送ってくれました。
男の子は、虹色の魚にまたいつか会えると信じて
自分の家に帰っていったのでありました。
(備考)
釣りをしてるという日常から海の中という非日常へ。そしてバトルを目撃し、ピンチに巻き込まれ…RPGのようにテンポよく進むお話は、まさに話しながら楽む「ごっこ遊び」な感じでした。最後はちゃんとうまいこと家に帰れてハッピーエンドに。「よかったね~」って、気持ちよく手を閉じられるお話になりました。

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2008年1月24日 (木)

怒りんぼうのワニ

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
参加の皆さん お父さんとこどもたち 

怒りんぼうのワニは、自分が怒りんぼうだとは思ってません。(会場笑)
だから、みんなから言われると、頭にきます。
「オレは、怒りんぼうじゃない!ナニナニだ!」と言いました。

「オレは、腹がへってるだけだ!(会場笑)
しかも、眠い!
眠いから、ナニナニ!」と言いました。

…「クッ!」って言った。

「そうだ、フトンに入ろう!」(会場笑)
と言って、隣の団地の家に忍び込みました。(会場笑)

隣の団地のおうちに入ってお布団を探したんだけど、お布団も、マクラもない!
「なんで、ないんだよ!」(会場笑)
と怒鳴って、ワニさんは泣き出してしまいました。

ワニは部屋中をウロウロとしました。
そうすると、そこにワニ革のハンドバックを見つけました。(会場「ほぉ~」&笑)

持ってました。

ワニはそれを見て、
「なんでカバンになってるんだ!」
また怒り出しました。
なんでハンドバック…女の人ばっかり、カバンをいっぱい持ってるんだ!(会場笑)
カバンがいくらあっても、足りないじゃないか!

そして、オレは家に帰った。
でもやっぱりオレは、怒りんぼうじゃない!(会場拍手)
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。午前の部にご参加いただいたお父さん+こどもたちによる「おてて絵本リレー」です。出だしの、怒ってる理由がまず秀逸でした。続いてのかわし方も上手かったし、団地への場面転換への誘導も上手いと思います。カバン好きの女性批判(?)まで飛び出して、笑いの絶えないお話でした。

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2008年1月20日 (日)

プリキュア5

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
さとる 男 41歳 
あ、プリキュア5が、あ、さゆりと一緒に変身してます。
さゆりは、何色のプリキュアが好きなのかな?
(さゆりちゃん「青」)
おとうは、青のプリキュアは名前がわかんないな~。
(さゆりちゃん「かれん」)
かれん、毎週日曜日の朝早くから、ありがとう。(会場笑)
プリキュア5を観ながら朝ご飯を食べている、さゆりがいる。
おとうはもっと寝たいんだけど。
あ、でも、さゆり、プリキュア5を観る前は、仮面ライダー電王を観てるんだよね。
で、あ、でも、とらのすけは、次の違う番組を観ようとしている。
あ、思ってたとおり、リモコンの取り合いになった。(会場笑)
あ、とらのすけは、なんか、NHKを観たがってる。(会場笑)
朝から、また2人でケンカが始まってるなあ。
そこでまた、おとうが、果物あげたり、おやつあげたりして、2人の仲をなだめていると、いうことでした。(会場笑)
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。こどもの様子を伺いつつ、お返事を聞きつつお話をつくtっていきました。途中から、お話というより日々の家族紹介みたいになってますけど、楽しかったらそれでオッケー。姉弟もニッコニコしながらお父さんの話を聴いてました。

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2008年1月17日 (木)

真っ赤な馬

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
たいじ 男 30歳 
真っ赤な馬が、大騒ぎしてますね。
走るのも速いですね~。
毛がフッサフサですね。(会場笑)
上に誰か乗ってるのかな?
誰が乗ってるのかな?
あ、乗ってるのは、みく(娘ちゃん)だね。
みくが馬から落っこちちゃいそう!(会場笑)
みくが馬をひっぱたいてますね~。(会場笑)
それに応える馬も…ますます暴れ出す!
でもまだ、みくは落ちてない。
どうなるのかな~。
あれっ!よく見てみたら、お馬さんがりゅうたん(息子ちゃん)だったね!(会場笑)
弟なんですけど。
結局、みくは落とされちゃって、いつものように兄弟ゲンカが始まりました。
おしまい。(会場拍手)
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。お父さんだけ聴いていただく時間に簡単にレクチャーさせていただき、後半、別室で工作ワークショップの場にいたこどもたちを呼んで合流したところで、わが子への発表っぽい感じでお父さんにやってもらいました。お父さんのオリジナルストーリーにみくちゃんも大喜び。「面白かった~」って言ってくれました。

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2008年1月16日 (水)

絵本で桃太郎

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
だいすけ 男 26歳 
ここには、いろんな本がある。
赤の本、青の本、黄色の本、いっぱいある。
どれ読もうかなあ。ペラ。
あっ、赤い本にしよう、僕、赤好きだから。
ん?なになに?
も・も・た・ろ・う、これにしよう。ペラ。
ももたろう。おじい、さん、おばあ、さん、
川、洗濯、行った。
大きな、桃、流れてきた。持って帰った。ペラ。
割った。オギャー、オギャー。
生まれた。桃太郎。
鬼ガ島へ行った。鬼、いっぱいいた。やっつけちゃった。ペラ。
おしまい。
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。お父さん対象の講座でしたが、お父さんではなく、お仕事を聞いてみたら保育士さんでした。こどもになった気分で「おてて絵本」をやりながら、絵本内絵本を読んでました。

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2008年1月15日 (火)

寂しいお化け

新潟市 7歳 男
あるところにお化けがいました。
お化けは友だちがいなくて、寂しそうにいつも小屋で寝ていました。
その時、へんなお化けが家に入ってきて、
「友だちになろう」と言いました。
そのお化けは、いじわるではないんだけど、すごい真面目で、
真面目すぎて変な子でした。
友だちがいないお化けは「やだ」と言いました。
すると「友だちになろう」と言ったお化けも「やだ」と言いました。
「やだやだやだやだ~!」と言い合いになって、
もう「やだ」ってことになって、
「友だちになろう」と言ったお化けは、帰っていったとさ。
(備考)
イヤなやつと友だちになるくらいなら一人の方がいいってことでしょうか?たしかに、真面目すぎる子と一緒にいると疲れちゃうもんね。でも…それでいいのか!?最後、大人としては友だちができてハッピーエンドってことにしたいところですけどね。

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2008年1月10日 (木)

新幹線で出張

トレッサ横浜イクメンおてて絵本講座(2007.12.16)
さとる 男 41歳 
電車が見えます。
白と青の電車です。
その白と青の電車は、非常に速いです。
大阪に出張に行きます。
おとうが出張に行きます。
最近、混んでるなあ。
山手線みたいにいっぱい走ってるのに、なんでこんなにいっぱい乗ってるんだろう?
あ、朝からお酒飲んでる人もいる。
こりゃ、羨ましい。(会場笑)
あーでも、仕事をやんなきゃ。眠たいのになあ。
あ、でも、お腹すいたから、お弁当買わなきゃ。
ちょうどお姉さんが来たので、サンドイッチ食べようっかな~。
でも、富士山が今日は見えないなあ。
天気悪いなあ。
あ、もう京都だ!(会場笑)
もう京都だ~。
でも、この新幹線、どんな機種だろう?
調べよう。あ、700系だ。
いや、待てよ。こりゃ、N700系だ。
だから速いんだ~!
これは帰って、こどもに教えてやらなきゃ。
あ~、新幹線もシンカン(進化)してるなあ。(会場拍手)
(備考)
トレッサ横浜「カルチャーモールmanamana」での「イクメンおてて絵本講座」にて採取。お父さんの実体験に基づくお話です。お話としてお願いしたんですが、なにやら日記調になってきました。700系だの、N700系だの言ってるあたり、なかなかのテッチャンぶりですね。最後にはダジャレも飛び出しました。

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2008年1月 7日 (月)

ゴリラのゴリくん

新潟市 9歳 男
ゴリラのゴリくんは、
「ゴリくんって、頭をゴリゴリされるような、イヤな名前だなあ」と思いました。
そしてお母さんたちに「そうしてゴリくんって名前にしたの?」って聞きました。
そしたら、「ゴリくんっていうのはね、ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ、頭をなでたりして考えるんだよ」
そのワケを聞いたゴリくんは、「ほほう、なるほど、この名前も結構いい名前だなあ」と思いました。
そのゴリくん、今度は自慢したくなってきました、この名前を。
そしたら、みんな「ふーん、じゃあオレたちも、自分の名前のことを聞いてくっか」
って思いました。
ゴリくんのおかげにより、みんな、自分の名前がキライだったのが、いい名前だなあと思えるようになりました。
それで、「ゴリくんってすげえじゃん」って言われました。
ゴリくんは、「この名前と名前のワケをつくってくれたお母さんたち、ありがとう」と言いました。そして友だちみんなにも、「名前をつくってくれてありがとうって言ってみた方がいいと思うよ」って言いました。
そしたら友だちは、「じゃあ、ありがとうって言ってくるぜ」って言いました。
そしてみんな、いっせいに「ありがとう」と言いました。
(備考)
「ゴリくんのお母さんの名前は何てえの?どうせ、ゴリ江とかだろ」って聞いてみたところ、「ゴリ子だよ!」って言われました。名前の由来は意味不明ですが、フツーにいい感じの教訓ぽいお話に収まってますね。ちなみに自分は「ふざけた名前のつけ方して~!」って長女にちょくちょく怒られます。

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2007年12月28日 (金)

ふにゃふにゃなイノシシ

坂井輪公民館 幼児期家庭教育学級パパ編 専業主婦とおてて絵本の話(2007.12.9)
どぬま
今日、朝起きたら、ふにゃふにゃなイノシシがうちにいました。
すると、冷蔵庫から、キュウリを食べ始めました。
たなか
キュウリだけじゃ物足らず、トウフも食べました。
さて、次は何を食べようかな。
よぐち
次はダイコンを食べて、白いお皿も出しました。
しおばら
お皿を出して、冷蔵庫を開けたら、トマトもありました。
そしたら、トマトを食べたら、ノドにつっかえちゃった。
かしむら
「大変だ!誰か来てくれ!」
ふにゃふにゃなイノシシのお父さんがやってきました。
「ダイジョブか!?」
すずき
ふにゃふにゃなイノシシのお父さんは、ふにゃふにゃなイノシシをおんぶし、トイレに連れて行きました。
さいとう
ふにゃふにゃなイノシシのお父さんとふにゃふにゃなイノシシは、トイレに行って便器を覗き込みました。
そうすると、便器から、「ボコボコボコ」と泡が出てきました。
みひら
難しいなあ…何だ…その便器の泡から、女神が現れました。(会場爆笑)
そしたら、お父さんイノシシはビックリして、息子のふにゃふにゃイノシシを、便器の中に落としてしまいました。
女神は言いました。
「落としたのは、ふにゃふにゃなイノシシですか?それとも、カチカチのイノシシですか?」
お父さんは、
「ふにゃふにゃなイノシシです」と、一生懸命答えました。
女神さんは、
「あなたは正直な人ですね。それでは、こちらのカチカチのイノシシを渡しましょう」(会場爆笑)
ふにゃふにゃなイノシシは、カチカチのイノシシになりました。
おしまい。
(備考)
坂井輪公民館 幼児期家庭教育学級パパ編「専業主婦とおてて絵本の話」にて採取。お父さん全員による「おてて絵本リレー」です。便器から、「ボコボコボコ」と泡が出てきたあたりからおかしなことになってきて…「金のオノ銀のオノ」みたいな展開になっちゃいました。咄嗟の機転で大爆笑。ラストのみひらさん、ナイスです。

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2007年12月21日 (金)

ドキドキのコップ

坂井輪公民館 幼児期家庭教育学級パパ編 専業主婦とおてて絵本の話(2007.12.9)

新潟市 まきこ 女 ?歳 たけお 男  ?歳
まきこ
お水を入れたらね、消えちゃった!
たけお
えー!…上を見てもないなあ。下を見てもないなあ。
まきこ
不思議だねえ。底はあるんだよ。
たけお
あ、ああ。水だけなくなったんですね!
…えー…もう1回水を入れてみよう。ジャー。
あれっ!?またなくなってる!
まきこ
じゃあ、オレンジジュースを入れてみよう。ジャー。
あれっ、オレンジジュースは消えない!
たけお
なんだこれ…じゃあ、ぼく、飲んじゃおう。ゴクゴクゴク。
ああ、美味しかった!
カネッコくん
あ、ヤバイ!これはお客さんに出すやつだった!
お母さんに怒られちゃった!おしまい。
(備考)
坂井輪公民館 幼児期家庭教育学級パパ編「専業主婦とおてて絵本の話」にて採取。お父さん対象の会ではあったのですが、企画サイドのお母さんがひとりだけ後ろにいらっしゃったので参加していただき、キャッチボール形式でやっていただきました。とくにお父さん、ドギマギしながらもお話をつなげてくれました。マジメそうなお父さんが一生懸命お話を考え、してくれる姿勢がほほえましく、見ていてもついつい笑っちゃいました。お父さんとお母さんが2人でやるんだったら、どんなお話でもこどもは大喜びですよ。

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2007年12月18日 (火)

サッカー観戦

坂井輪公民館 幼児期家庭教育学級パパ編 専業主婦とおてて絵本の話(2007.12.9)
新潟市 やすひさ 男 ?歳
カネッコくん
おててには何が見えますか。
やすひさ
ビッグスワンが見えます。
カネッコくん
ビッグスワンのお話、してみてください。
やすひさ
アルビレックスの応援に、毎週、パパと行きます。
サッカーの試合を観に行きます。
カネッコくん
どんな応援をするのかな。
やすひさ
いつもゴールの後ろに座って、みんなでオレンジのユニフォームを着て、応援します。
カネッコくん
お父さんはどんな応援をしますか。
やすひさ
お父さんも、みんなと一緒に跳ねて応援してます。
カネッコくん
それ見てどう思うのかな。
やすひさ
ぼくも大きくなったら、応援じゃなくて、ピッチに立ってサッカーしたいです。
カネッコくん
試合が終わったら何するのかな。
やすひさ
お父さんとお母さんとご飯を食べておうちに帰ります。
カネッコくん
何のご飯を食べるのかな。
やすひさ
今日は、ハンバーグを食べました。
ハンバーグとオムライスでした。
カネッコくん
結構、高カロリーだね。
じゃあ、帰って遊びましたか。
やすひさ
パパとサッカーの練習をしました。
カネッコくん
じゃ、最後は何して終わるかな。
やすひさ
パパとサッカーの練習をして、お風呂に入って、チューして寝ます。
おしまい。
(備考)
坂井輪公民館 幼児期家庭教育学級パパ編「専業主婦とおてて絵本の話」にて採取。カネッコくんが大人役になり、お父さんに、こどもになったつもりでお話してもらいました。「おてて絵本」というか、誘導尋問みたいですが、こういうのでもオッケー。大人が問いかけ、会話を引き出すだけでも、こどもはうれしいし楽しいらしいです。こうしてやりとりをしているうちに、本音やパーソナリティー、生活の様子がポロッと顔を出してきたりします。

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2007年12月11日 (火)

うんち島のうんちくん

新潟市 6歳 男
うんち島にうんちくんという子がいました。
タンポポが咲いてたので食べました。
メガネがあったのでかけたら、外れなくなっちゃいました。
それは、耳にくっついちゃったからです。
ミノムシがぴょんぴょん来て、ミノムシになっちゃいました。
うんちの次はミノムシか、汚い話です。
キモイからもうやめてくれ~。
そしてカメラを買って、自分を撮ろうとしたら、
カメラを目にぶっ刺してしまいました。
そして取れなくなってしまいました。
まぬけなうんちくんは「おけつぶりぶりばばあ」と呼ばれるようになりました。
それでスーパーサイヤ人に浣腸されて、
それでうんちが手にべちょべちょについて、
顔につけたらピザになっちゃって、食べてみたらおいしくなかったです。
自分のこと食べたっておいしくなーい!
(備考)
はい、園児さんの大好きなお話のひとつの典型です。お下品、ときどきバイオレンス。わけわかんない展開も多々ありますが、本人はケタケタ笑ってヒーヒー言いながらお話しているのです。で、これをまた読むと園児さんたちにはウケるんだよなあ。園児さんだけでなく、小学校低学年にも有効です。

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2007年12月 9日 (日)

溶けてしまった泥棒

新潟市 7歳 男
あるところに、泥棒がいました。
その泥棒は、毎日盗んでいましたが、
盗みに失敗して、骨やゴミばかりです。
なので、泥棒が来た人は、困っているどころか、嬉しいです。
なぜかというと、捨てるはずのゴミが消えてしまったので、
「ラッキー!」と思ったのです。
泥棒は、毎日失敗しました。
ある日、また泥棒をしに行きました。
そして、今度は高級なダイヤをゲットしました。
それを売って、腹いっぱいに食べ物を食いました。
ダイヤモンドを盗まれた人は、大金持ちで、兵隊をいっぱい持っていました。
兵隊たちは、世界中を探して、泥棒をやっと見つけました。
泥棒は逃げようとしましたが、兵隊はすっごくいっぱいいたので、
逃げる隙間はありません。
そして、上からガラスは落ちてくるわ、花瓶は落ちてくるわで、
泥棒は、ラッキーな日ではありませんでした。
まったくラッキーな日ではなかったので、
帰る場所もなくなってしまいました。
なぜかというと、兵隊たちが泥棒の家をふさいでしまったのです。
泥棒の家は、排除され、その家には誰も住まなくなりました。
ある日、泥棒は暗闇の中にいると、
「う~ら~め~し~や~」と言って、
幽霊や、鬼の声、そして、呪文の声が聞こえました。
「消えてしまえ~、お前など、消えてしまえ~」という声。
そして、だんだん泥棒の体が薄くなり、どんどん溶けてきました。
足が溶け、もう一本の足も溶け、体も溶けてきました。
腕も溶けて、顔も溶けて、溶けてしまって、水の中に入って、
水のお化けになって出てきました。
そして、もうひとりの泥棒が来た時に、
その泥棒は水の中に飲み込まれ、
幽霊になるどころか、食べられてしまいました。
(備考)
盗みに失敗して骨やゴミばっかり持ってきて、成功すれば大金持ちの兵隊に追っかけられ、泥棒、いいことなしです。そして最後は溶けちゃうわけだ。泥棒、踏んだり蹴ったりです。途中から、怪談といいますか、ダークファンタジーな味わいですね。

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2007年12月 8日 (土)

恐竜が大好きな女の子

新潟市 大きいお友だちのみなさん(両川保育園おてて絵本ステージにて 07.11.13)
せと先生
恐竜が大好きな女の子がいました。
恐竜が大好きな女の子は、毎日毎日、恐竜の絵を描いていました。
ある日、女の子は夢を見ました。
夢の中に恐竜が出てきて、一緒に遊びました。
何をして遊んだかっていうと、それはプールの中で、
チャプチャプチャプチャプチャプ、泳いでいました。
どうしようかな…困ったな~(笑)

わたなべ先生
目を覚ましたら、まあ!プールの中で泳いでるう!
まわりは、ビ・ショ・ビ・ショ!

園長先生
「どうしよう、ママに叱られるかなあ~?
でも、正直に言っちゃおう」
ママは朝、早く起きて、一生懸命ご飯をつくってました。
でも、勇気を出して、言いました。
「おはよう、ママ、おしっこ垂れちゃった~」
「あら!またやっちゃったの!?」

はたのお母さん
そして、お母さんが女の子のおねしょを片付けようと思ってフトンを見たら、
なんとお布団は、恐竜のカタチに濡れていました。(会場「お~」のどよめき、大拍手)
(備考)
両川保育園おてて絵本ステージで採取。大きいお友だちのみなさんにリレー形式でやってもらいました。お題は決めずにお願いしたところ、1番手せと先生のアドリブの思いつきでこんなお話に。夢の中で水で遊んでて…なんとなーく読める展開でしたが、読めるからこそ園児さんたちもクッククック笑いながら聞いてましたね。はたのお母さんのエンディングがお見事です。

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遊んだウサギ

新潟市 男(両川保育園おてて絵本ステージにて 07.11.13)
ウサギがスキーをしてました。
その後、餅つきしました。
そして食べました。
そしてスキーしました。
そして遊んでた。
おうちに帰って、また遊んでた。
(備考)
両川保育園おてて絵本ステージで採取。「他にも、お話できる人~?」って声をかけたら、「はいっはいっ!」と手を挙げてくれましたが、ステージに上がったらちょっと恥ずかしくなっちゃいました。詰まったところはカネッコくんが合いの手で誘導し、完成。みんなにたくさんの拍手をもらいました。

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2007年12月 4日 (火)

スターとお金持ちと普通の人

新潟市 7歳 男
あるところに、女の子たちに大人気のスターがいました。
その人は、とてもギターが上手い人でした。
その人は、こんな音で演奏しました。
「あ”~、オレは~スターだあ~!
オレは~最強の男なのさ~!」
と言って、みんなを爆笑させました。
みんなは大笑いです。
そのスターが踊っていた時、ミスを犯してしまいました。
しかもそれは、大きなミスでした。
そのミスは、こんなミスです。
「あ”~、オレの~心は~女にゃ通用しねえんだよ!」
と、女の人にカッコつけるように変な言葉を使ってしまったのです。
そして、「金払え!」と女の人を強請ります。
ですが、お店の人は困りました。
ギターでやっていたスターも、もうおしまいで、
最後には貧乏になってしまいました。
そこに、大金持ちの人が来ました。
その大金持ちは、
「行くところがないんだろ、オレの家来にしてやる」
と言って、スターを車に乗せました。
「でも、家来だとな~」
と、スターの人は思いました。
ですが、お金持ちは意外と優しい人で、
家来といっても、ただお茶やお菓子を汲んでくるだけです。
掃除やお風呂当番はさせませんでした。
そうして、お金持ちの家で仲よく暮らしましたが、ある時、火事になりました。
みんな助かりましたが、お金持ちもスターも貧乏になってしまいました。
そこに、普通に生活している人が来て、
「いつでもうちに来な」と言ってくれました。
お金持ちとスターは、いつもその家に泊まり、
最後には、「この家が自分の家だ」と思い込みました。
そして3人は仲よく暮らしたのでありました。
(備考)
お茶やお菓子を汲んでくるだけの家来だったらやってもいいかな。ラクチンそうだし。でも火事になっちゃうんだ。火事には気をつけましょうね。最後に助けたのは普通の人ってのが、なんだか教訓的ですけど、「世の中お金だけが全てじゃないんだ!」って7歳なりに思っているってことでしょうか。

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2007年12月 2日 (日)

お昼寝をしてたライオン

新潟市 ?歳 女(両川保育園おてて絵本ステージにて 07.11.13)
ライオンが、あのね、寝てた。
鳥がね、寝てるライオンのところにね、登っていったんだよ。
そしたら、ライオンが起きて、鳥を食べちゃった。(会場爆笑)
でも、ちっちゃいからお腹いっぱいにならない。
今度は…肉を食べました。(会場笑)
そして森に帰りました。(拍手)
(備考)
両川保育園おてて絵本ステージで採取。「もっとお話したい子、いるかな?」って聞いたら、「はいっ!」って元気よく手を挙げてくれました。寝てるライオンに登った鳥さん。その後、何らかのカワイイ展開になることを大人は期待しちゃいますよね。でも、食べちゃうんです。当然といえば当然だけど、そのミもフタもない展開に会場は大爆笑。ライオンさん、「鳥くらいで満足できっか!」ってんで、さらにお腹すいちゃったんですね。それも、当然といえば当然。会場は大爆笑です。

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2007年11月25日 (日)

動物たちのお話

りょうすけ&ゆうすけ 男(両川保育園おてて絵本ステージにて 07.11.13)
りょうすけ
あっ、見えた!(会場爆笑)
動物が見られる!全部見られる!
まずは…ゾウです。
ゾウが背中を、ざーって洗ってます。(会場爆笑)
パオ~!パオ~!(会場爆笑)
ゆうすけ
欧米か!
りょうすけ
次は、キリン!
キリンは、鳥が歩いていると、(首を下に伸ばす仕草をしつつ)すべり台になっちゃった。(会場、ほぉ~と歓声)
その次は、ライオン!
ライオンは、トラの仲間です。(会場爆笑)
戦って、オスの勝ち!(会場爆笑)
ゆうすけ
むかしむかし、あるところに、ワシが、ワシです。(会場大爆笑)
ゾウがやってきました。
こうやって、鼻で、だーってやりました。
今度は、ライオンがいました。
ライオンは、本物とニセモノがいて、ニセモノを倒した。
ニセモノは、メスだ!(会場爆笑)
最後は、カメがいます。(会場爆笑)
カメが浦島太郎の上に乗って、竜宮城に行きました。(会場爆笑&拍手)
(備考)
両川保育園おてて絵本ステージで採取。キャラまったく違います。「お話できる人~?」って声をかけたら、最初に「はいっ!」と手を挙げたのがりょうすけくんでした。で、りょうすけくんを呼んだら、一緒についてきたのがゆうすけくん。聞けば2人は双子の兄弟でした。双子の兄弟ですけど、キャラまったく別。両手を開いて早々、「あっ、見えた!」って叫んだのには笑いました。2人とも、おてての中にいろんな動物を出すことが、そしてそれらのお話をして会場のみんなにウケることが、ホントにもう、うれしくてたまらないようでした。

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2007年11月23日 (金)

ウサギの餅つき

みんなとカネッコくん(両川保育園おてて絵本ステージにて 07.11.13)
カネッコ
おててに何が出てくるかな?
みんな
ウサギ~!
カネッコ
ウサギは何をしてるでしょうか?
みんな
お餅をついてる。
カネッコ
そのお餅は何色かな?
みんな
白~!
カネッコ
ウサギも餅つきはひとりでやってんの?
みんな
2人~!
カネッコ
もう1人は誰?
みんな
クマ~!(会場笑)
カネッコ
クマとウサギが一緒なんだ!(会場爆笑)
で、餅つきをして、そのお餅は誰が食べるの?
みんな
お笑い芸人!
カネッコ
え~!ウサギとクマが餅つきしてて、お笑い芸人が食べるんだ!(会場爆笑)
で、その餅は何味がついてるの?
みんな
ゴマ~!抹茶~!
カネッコ
ウサギとクマがついた餅をお笑い芸人が食べたら、ゴマや抹茶味だったんだね~!(会場爆笑)
(備考)
両川保育園おてて絵本ステージで採取。サトシンとカネッコくんで遊び方を実演した後、みんなにおててを開いてもらい、誘導したのがこれ。質問に答えてもらってるだけで、なーんとなくお話っぽい展開になってきます。みんなで参加しながらひとつのお話をつくるってのがまた、こどもたちはうれしいようです。

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2007年11月20日 (火)

うさぎちゃんとバジーちゃん

新潟市 ひかりちゃん 4歳(&母みかりんさん)
あるところにウサギとバジーちゃんがいました。2人は仲良し。
ウサギはワニに皮をはがれました。
気がつくと青い舌があって「あれ~?」と思ったらお腹の中でした。
ワニは「オーキンバーを見つけたら助けてやる」といいました。
うさぎはこっそりしっぽから出て『オーキンバー』を探しに行きました。
その頃バジーちゃんはお花のベッドで寝てました。
それをつんで帽子にさした人がいました。
それは人間でした。気がついたバジーちゃんは「ようし、遊んでいこう」とテーブルの方に飛んでいきました。
『オーキンバー』を探すウサギちゃんでしたが見つかりません。
ワニの口は大きいのです。
温泉のおうちより大きいのです。
ウサギが100人入るくらい大きいので、ウサギが100人食べられてしまいました。
そこへ太陽がやってきて、頭のギザギザをワニに食べさせたら
ウサギをみんな、だしてしまいました。
バジーちゃんはそのころテーブルの上で寝ていました。
はっと気付いたら、お兄ちゃんとお姉ちゃんが「ただいま」と帰ってきたので「いまだ!」と外にでました。
ウサギちゃんを探すと、太陽が助けてくれたので助かってました。
(備考)
mixiコミュニティからの投稿です。「これは初めて最後まで1人で作ったお話です。色々まじってますね。 バジーちゃんは、みつばちバジーちゃんと言う絵本にでてきます。 バジーちゃんの行動はほとんど絵本のままですが、ウサギは大冒険。 温泉のおうちは温泉施設だと思います。温泉好きなので。 オーキンバーが何かは謎のまま終わりました。気になります。」とお母さん。「オーキンバー」・・・ワニが欲しがっていることから類推すると、「大金歯」では? いろんな子から「おてて絵本」ストーリーを採取してますが、こういう2層構造・交互進行のお話は初めてでした。出した以上はバジーちゃんも挟み込んでみた、という苦肉の策なのかな?結果として、ポケッとしたミョーな味わいにつながっています。

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2007年11月18日 (日)

ぐちゃぐちゃなエンピツ

佐藤泰司園長+保科先生(小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて 07.10.20)
園長
筆箱をともちゃんが開けました。
先生
ながーいエンピツや、みじかーいエンピツが、
あちこちあちこち、ぐちゃぐちゃにありました。
園長
でも、ともちゃんは、そのぐちゃぐちゃが気に入っているんです。(会場爆笑)
先生
するとそこから、小さなエンピツくんが飛び出してきて、
「ともちゃん、ともちゃん、一緒に遊ぼうよ」と言いました。
園長
ともちゃんは、その小さな小さなエンピツが、
とっても気に入ってました。
それで、小さなエンピツと一緒に2人仲よくブランコ遊びをしましたとさ。
(備考)
小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて採取。カネッコくんが「今度は誰にやってもらおうかな~」と会場を徘徊し、園長先生を指名したところ、園児さんたちから大歓声。園長先生、ものすごい人気です。お話的にはどうってことない(失礼!)んですが、優しそ~うな、温か~い語り口が印象的で、もうそれだけで会場は園長先生ワールドに引き込まれていくのでした。

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2007年11月14日 (水)

カメさんとサルさんのケンカ

男 6歳(小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて 07.10.20)
青いカメさんと、サルさんが、
バナナ1個しかないからケンカして、
サルさんが取りました。
カメさんは怒っている。
キライになりそうなぐらい怒ってる。
サルさんは、しょうがなくて、はんぶんこにした。
(備考)
小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて採取。バナナを取り合ったら、そりゃカメさんよりもサルさんが勝つわなあ。でもサルさんは独り占めするんじゃなくて、結局はんぶんこしてあげたんですね。「はんぶんこ」という行動には、思いやりの気持ちが詰まっています。ちなみに、絵本2作目となる拙著のタイトルも「はんぶんこ」です(絵/かべやふようさん)。

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いたずらっこのうさぎ

新潟市 6歳 女
いたずらっこのうさぎがいました。
いたずらっこのうさぎは、いたずらが大好きでした。
ガラス瓶をこっそり割ったり、お皿にこっそりいたずら描きをしたりしていました。
いたずらっこをしてママに見つからないように隠れたりしていました。
ある日、いたずらっこをしていたら、ママに見つかって怒られてしまいました。
怒られて、もうしないようにしました。
(備考)
「さては、いつもいたずらをして怒られてるんだな?」と聞いてみたら「そんなことないやい!」と言われました。いたずらをいろいろやってみたい気持ちの反映でできたお話でしょうか。そんでもってお話してるうちにお話なのに反省心が働いて、怒られていい子になる結末になったのかもしれません。

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2007年11月13日 (火)

恐竜で焼きイモ

あいかわりえ 女 ?歳(小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて 07.10.20)
恐竜が火を吐いてます。(大爆笑)
えーとですね、寒いんですよ。(大爆笑)
寒いから火を吐いて、そしたら、みんな寒いから、集まってきました。
そしたら、お腹が空いてきたので、みんなでその火におイモを入れてみました。(大爆笑)
そしたら、ホッカホカの焼きイモが出来上がりまして、
みんなで仲よく焼きイモを食べて、ハッピーになりました。(拍手)
(備考)
小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて採取。当日取材に来ていたフジテレビ「めざましテレビ」のレポーターのオネーサンです。番組内の「ここ調(ここしら)」というコーナーでの取材で、ただ紹介するだけでなく、「ここまで調べてきました」と言いたいとのことだったので、オネーサンにはナイショでディレクターさんと相談し、打ち合わせなしで突然やらせてみっか、ということにしたのでした。で、やってみたところ…さすがオネーサン、会場大爆笑、園児さんたち大喜びのお話になったのでした。

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2007年11月 7日 (水)

呪いの沈没船

新潟市 7歳 男
「沈没船の中に宝物がある」と聞いた泥棒がいました。
泥棒は、その海賊船の中に入って行きました。
中にはガイコツがいっぱいいました。
天井から「ガタガタガタ、ガタガタガタ」という音がしました。
天井を開けてみると、「ブワァ~!」とカエルのお化けが出てきました。
そのカエルは、すんごく顔が怖くて、すんごくヨダレを垂らしていました。
下から今度はのっぺらぼうが出てきました。
泥棒はあわてて走りましたが、道が塞がっていました。
パンチしても、まったく割れません。
その壁も、なんと幽霊だったのです。
壁には目がいっぱいあったので、ビックリしました。
後ろに逃げようとしても、後ろにもガイコツがたくさんです。
逃げ場はなかったのですが、あるところに
小さい出口があったので、そこから出ました。
その隣の窓には、「ここは鎧が隠されている、絶対に入るな」
と書いてあったのです。
ですが、泥棒はそれに気づかずに入ってしまいました。
その中に、宝箱がありました。
「もしかしてこれか?」と思って開けてみたら、
鎧と兜が入っていて、その中から邪悪なケムリが出てきました。
その中から、昔、この船の船長をやっていた幽霊の骨が出てきました。
船長の幽霊は、剣でぶっ刺そうそしてきました。
泥棒は何度もかわしましたが、どんどん船長の幽霊は追い詰めていきました。
とうとう逃げ場がなくなりました。
その後ろにはガイコツがいて、もうどこにも逃げる場所がありません。
船長は、最後の一発をしようかと思いましたが、
もうひとりの幽霊が邪魔をしました。
その幽霊は、前、その泥棒と友だちだった人だったのです。
その人は、1年前に死んだ人だったのです。
船長の幽霊とその人が戦って、その人がやられるかと思いきや、
その人は幽霊だったので、透き通りました。
船長は透き通らないで、骨がちょっと残ってました。
チャンスだと思ってやっつけようとしましたが、
船長は急に変化しました。
そして、大きな怪物になりました。
その怪物は、とてつもなく強かったのです。
そこに、もうひとりの幽霊が来ました。
その人は、天才と言われた人が死んだ幽霊だったのです。
天才の幽霊は、「こいつが復活しては大変だ!」と言って、
封印の薬をつくろうとしました。
ですが、その薬は、時間がいっぱいないとつくれないものだったのです。
急いでつくりましたが、間に合わないと思ったので、
もうひとりの幽霊も大きな怪物を邪魔しました。
そして、大きな怪物をなんとか引き止めた、その時です。
ファイヤーを出したので、やばいと思って2人を守ろうとした、
その時、封印の薬が完成しました。
そして、天才の幽霊は、ドラゴンを封印しました。
そして2度と出れないようにしたのですが、また蘇える可能性もあります。
「2度とこの沈没船に入るな」と言って、
泥棒と友だちの幽霊も、2度と沈没船には入りませんでした。
(備考)
ガイコツやお化けや幽霊がいっぱいいるけど、宝箱にたどり着くため泥棒は沈没船に入っていきます。次々起こる危機また危機にドキドキハラハラの展開です。どこかで観たようなシーンもありますが、それにしてもすごい構成力。「あんたホントに7歳!?」って感じです。「お話するの、面白い。大好き!」と言ってくれましたが、一方彼は国語も読書も大っキライだそうです。

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2007年11月 6日 (火)

カエルとヘビとウサギのラッキーさん

新潟市 いしはらたかひこ 男 ?歳(小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて 07.10.20)
公園で、カエルとヘビがケンカしてます。
カエルさんが、「どうしてぼくのアメちゃん食べちゃったんだよ~!」
と、ヘビさんに怒ってます。
ヘビさんが、すっごい顔をニョロニョロさせて長くしながら、
「ぼく食べてないよ!ぼく食べてないよ!」
って、こっちも泣いて怒ってる。
「ぼくじゃないよ~!」って言ってる。
そしたらそこに、今度はウサギのラッキーさんがやって来ました。(大歓声)
ウサギのラッキーさんがやって来て、
「ねえねえ、どうしたの~?なんでケンカしてるの~?」
聞いてますねえ。
そしたら、また、
「ぼくのアメちゃん食べちゃったんだよう」
「違うよ、ぼく絶対食べてないよ!」
「え?それって、どんなアメちゃんなの?」
「あのね、真っ赤で、イチゴ味で、グルグルになってて、
楽しみにしてたんだよ」
そしたらね、なんと、ラッキーちゃんが知ってるみたい。
「そのアメって、もしかして・・・」
ラッキーちゃんは、カエルとヘビさんを
モルモットのアキちゃんのところに連れて行ったの。
そしたら、なんと、アキちゃんがアメちゃん食べて、
美味しそうにお腹満腹になって、昼寝してました。
「アキちゃんが、アメ食べちゃったんだよ」
ラッキーちゃんが教えてあげて、カエルとヘビさんはどうしたと思う?

「怒ったと思うな~」(カネッコおにいさん)

でもね、あーんまり気持ちよさそうに寝てたから、
「しかたないなあ」
ちょっとおデブだもん、2人はそれで、笑って帰ってしまいました。
いい子ちゃんですねえ。おしまい。(拍手)
(備考)
小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて採取。幼稚園の先生です。突然お願いしたにも関わらず、淀みなくスラスラとつくっていただきました。あんまり上手かったもんで、取材してためざましオネーサンに「あれはあらかじめ用意してたお話じゃないんですか?」と聞かれたくらい。一緒にステージで進行してたカネッコおにいさんも「あんまり上手すぎて突っ込むスキがありませんでしたよ」と言ったくらい。園のアイドル、ウサギのラッキーさんを登場させるあたりも、たかひこ先生、心得てますね。

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2007年11月 4日 (日)

ウサギとカメ

みんなとカネッコおにいさん(小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて 07.10.20)
おにいさん
「おててに何が見えるかな?」
みんな
「ウサギとカメ。」
おにいさん
「何してるかな?」
みんな
「かけっこ!」
おにいさん
「かけっこしてどこに行くの?」
みんな
「山登り。」
おにいさん
「どっちが勝ってる?」
みんな
「ウサギ~!」
おにいさん
「カメさんはおやつを食べてるよ、何食べてる?」
みんな
「ペロペロキャンデー!」
おにいさん
「おにいさんの手のカメさんはは、スルメ食べてるよ。
で、どっちが勝った?」
みんな
「カメ~!」
(備考)
小須戸幼稚園おてて絵本ステージにて採取。まずは手慣らしにと、みんなにおててを開いてもらって、カネッコおにいさんの誘導でお話を引き出しました。最初は「見えない~」「指紋~」とか、そのまんまの子の声が大きい中、「ウサギとカメ」が出たので、そこから話を広げていきました。こんな感じでお話に参加するだけでも、こどもたちは十分楽しいのです。

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2007年11月 2日 (金)

でっかいカブ

新潟市 女 5歳
ある日、でっかいカブがありました。
そして、おじいさんが来て、抜こうと思ったら抜けませんでした。
そして、「おばあさーん」って呼んで、抜こうと思ったら、まだ抜けなくてね、
「おねえさーん」って言ったらねえ、一緒に抜いたらね、まだ抜けなくてね、
「ネコー」って言ったらね、まだ抜けなくてね、
「ネズミー」って言ったらね、まだ抜けなくてね、
「あちさーん」って言ったらね、まだ抜けなくてね、
「せいやー」って言ったら、まだでね、
「はるかー」って言っても抜けなくてね、
「ひなたー」って言っても抜けなくってね、
「サトシンさーん」って言ってもねえ、抜けなくってね、
「さきちゃーん」って言っても抜けなくってね、
「ゆうかちゃーん」って言っても抜けなくってね、
「あれんー」って言っても抜けなくってね、
「ふくちゃーん」って言ったって、抜けなくってね、
「みさきー」って言ったら、抜けなくってね、
「まりー」って言っても抜けなくってね、
「ワニー」って言っても抜けなくってね、
そしたらねえ、ボクシング・・・
「亀田興毅ー」って言ったらねえ、抜けたんだよ。
おーしまい!
(備考)
元はすんごい有名なお話ですね。「あちさーん」あたりからおかしな展開になり、お友だち総登場の様相を呈してきて、周りも大爆笑。「どこまで続くん?」と思っていたら、締めは亀田興毅でした。なんてタイムリーな。

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2007年10月31日 (水)

おまぬけ心理学

保育実習に参加の皆さん(新潟大学教育人間科学部発達心理学おてて絵本ガイダンスにて 07.10.15 )
今日も、おまぬけ心理学の講義が始まる。(会場大爆笑)
今日もおまぬけなあの先生が、何を話してくれるんだろう。

今日は第3回目の講義ですが、おまぬけ心理学をとっているだいき君は、「おまぬけ心理学入門」という教科書を忘れてしまいました。(会場爆笑)

だいき君は「どうしよう?」と思って、
「隣の友だちに見せてもらえば、いっかなー?」と思って、
部屋に来たんですけども、誰も教科書を持ってきていませんでした。(会場爆笑)
先生も、今日は教科書を忘れてしまいました。(会場爆笑)

ええと・・・先生は言いました。
「これはおまぬけ心理学なので、おまぬけな教科書は必要ありません」(会場大爆笑)
で、えっと、おまぬけ心理学をとっている人の条件を、先生は言いました。(会場爆笑)

えー・・・おまぬけ心理学をとっている人の条件は・・・おまぬけであることです!(会場爆笑)
それだけです。
今日は、誰も教科書を持ってないので、これから海に行きます。(会場爆笑)

海に行って、みんなでバレーボールを始めました。
バレーボールを始めると、ボールが海に飛んでいってしまいました。

でも、そこにいた人たちはみんなおまぬけだったので、
「ブイにすればいいよ」と言って、そのままにしました。

すると、おまぬけ先生が、
「そんなのダメだよ!」と言って、
ひとりで海にそのボールを取りに行きました。(会場笑)
すると、大きなクジラが来て、クジラがプワ~ッ!と潮を吹いたら、
おまぬけ講義を受けているみんなが飛んでしまいました。(会場、「お~」の声)(大拍手)
(備考)
新潟大学教育人間科学部発達心理学おてて絵本ガイダンスにて採取の「おてて絵本リレー」です。タイトルはその場でテキトーにつけてお願いしたんですが、期待通りおまぬけな展開がどんどんエスカレートして行き、笑いの耐えないお話となりました。真面目な学生さんが多いと聞いていましたが、日頃真面目でちゃんと勉強している反動がこのはじけっぷりにつながったのかな?と思いました。出席の皆さんは、これから始まる保育実習で「おてて絵本ストーリー」を園児さんから採取することになるわけですが、「やってみてわかる」ことは少なくなかったんじゃないかと思います。

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2007年10月29日 (月)

メソメソの学長

保育実習に参加の皆さん(新潟大学教育人間科学部発達心理学おてて絵本ガイダンスにて 07.10.15 )
あるところに、ヒゲの長いメソメソの学長さんがいました。
メソメソの学長は、いつもメソメソ。
今日は朝ご飯を食べた後、ひとり新聞を読んでいました。

「今日もいいニュースがないな~、
なーんか面白いニュースはないかな~」
と、メソメソの学長は思いました。
その時、窓の外を見上げました。
「あ、あ、なんか飛行機が飛んでるぞ!
なんだろう、なんかだんだん、急降下してる!」(会場大爆笑)

急降下してる飛行機には、シュークリームがいっぱい積んでありました。(会場大爆笑)
シュークリームの中には、カスタードクリームと、ごまクリームと、ホイップクリームが入っていました。(会場大爆笑)

メソメソの学長は、甘いものより、しょっぱいものが好きだったので、
シュークリームを無視して学校に行きました。(会場爆笑)

メソメソの学長が学校に行っていると、目の前にシュークリームを積んだ飛行機が落ちてきました。(会場爆笑)
メソメソの学長の前には、シュークリームがなだれ落ちてきました。

メソメソの学長は、まあ、とりあえず、(会場爆笑)
シュークリームを食べてみました。
しかし、ですね、シュークリームは、飛行機で輸送ってことはですね、(会場大爆笑)
まあ、それは、シュークリームは悪くなってますね。(会場大爆笑)
それで、メソメソの学長は、腹を壊してしまいました。

「あれ、お腹が痛い」(会場爆笑)
メソメソの学長は、悲しくなってしまいました。
そこで、メソメソの学長は・・・はい。(会場爆笑)

えー・・・次の日の新聞には、
「学長、腹壊す」の記事が載っていました。以上です。(会場大爆笑&拍手)
(備考)
新潟大学教育人間科学部発達心理学おてて絵本ガイダンスにて採取の「おてて絵本リレー」です。学生さん7人に出ていただき、アンカーは取材に来ていた新潟日報の記者さん。飛行機が急降下してきたところからどんどんおかしな展開になり、最後まで笑いが絶えませんでした。皆さん日頃は優秀なんでしょうけど、アドリブで話をつくらせてみると、こんなことになっちゃって・・・いやいや、とってもチャーミングです。ちゃんと記事ネタで締めるあたり、記者さんもサスガです。

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2007年10月28日 (日)

花子ちゃんと肉まん

なかしまのぶこ ?歳 女(新潟大学教育人間科学部発達心理学おてて絵本ガイダンスにて 07.10.15 )
花子ちゃんがおうちに帰ってきました。
「ただいまー」。
誰もいません。
トコトコと、台所に行ってみると、台所の机の上に大きな肉まんが置いてありました。
肉まんは普通の肉まんの・・・10倍くらいありました。(会場大爆笑)
そして、まだホカホカと湯気を立てていたのです。
花子ちゃんはビックリしましたが、肉まんがとっても好きなので、
もちろん、かぶりつきました。
とても大きいので、かぶりつきましたが、まだ内装までたどり着きません。(会場大爆笑)
まだまだ食べ続けますが、なかなか花子ちゃんの好きな具にたどり着かないのです。
そうこうしているうちに、花子ちゃんは「あれ?おかしいな?」と思い始めました。
第一、なぜこんなに大きな肉まんが机の上に置いてあるのでしょうか?
疑問に思いましたが、それでも花子ちゃんは具にたどり着きたい一心で、(会場爆笑)
たどり着きそうになった時に、「ピンポーン」とベルが鳴りました。
「あ、お母さんだ」と思って、花子ちゃんは出てみると・・・やはりお母さんでした。(会場大爆笑)
で、「お母さん、お帰りなさい」「ただいま、花子ちゃん。ちょっとね、お買い物に行ってきたの」
って、お母さんは言いました。
花子ちゃんはお母さんに、
「あのね、台所のテーブルの上にすっごく大きな肉まんがあるんだけど、あれ、どうしたの?」
って、お母さんに聞くと、
「え?何のこと?」って、お母さんは言いました。(会場大爆笑)
「えー、じゃあちょっと来てみてよ」
って言って、テーブルの上にお母さんを連れて行きました。
するともうそこには、肉まんはありませんでした。おしまい。(会場大爆笑)
(備考)
新潟大学教育人間科学部発達心理学おてて絵本ガイダンスにて採取。学生さんにやってもらったんだもん、先生にもやってもらいますか、ということで、授業を担当している中島伸子准教授にもやっていただきました。「おてて絵本をいきなり集団の前でやってみて、思ったのですが・・・話の結末が決まってないって、案外不安なものですね(私だけかしら)。かなりどきどきしちゃいました。どうなるのかしら、終われるのかしら、誰か終わらせてくれーと不安になったりしました。こういう状況の中、瞬時に面白い話の筋を作っちゃう大学生も子どももすごいなーと改めて実感しました。なんの構想もなく「にくまん」。なぜ「にくまん」?先週自宅で「にくまん」を食べたことと、話を作りつつ。自宅2階のキッチンを思い浮かべていたのは確かです。ハナコさんは自分でした。」と中島先生。お話を通して、学生さんたちにはいつもの授業では見えなかった中島先生の一面が見えてきたことと思います。随所で大爆笑が起こってました。

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2007年10月23日 (火)

見栄っ張りの掃除機

新潟市 だいき 21歳 男(新潟大学教育人間科学部発達心理学おてて絵本ガイダンスにて 07.10.15 )
僕の家には、見栄っ張りの掃除機がいます。
僕の家の掃除機は、とても見栄っ張りで、なかなか人に素直になれません。
僕の家はなかなか汚くて、いつも掃除をしないので、見栄っ張りの掃除機にいつも掃除をお願いします。
掃除機は、僕がなかなか掃除をしなかったので、ガマンしてガマンして、どんどん吸っていったんです。
すると、見栄っ張りの掃除機は、
「どんどん吸える!どんどん吸える!」
って、どんどん、どんどん吸っていきました。
でも、ある時、ふと、声がしなくなった。
すると、見栄っ張りの掃除機は、何も言えずに、ずっとお腹にゴミを溜めていて、いつか壊れてしまいました。
それから僕は、毎日掃除をしようとするようになりました。
(備考)
新潟大学教育人間科学部発達心理学おてて絵本ガイダンスにて採取。「おてて絵本」の概要を説明した後、「それじゃ、実際にやってみましょっか」ということで、突然学生さんに前に出てもらってやってもらったのがこれ。いきなり「見栄っ張りの掃除機が見えます」ってことで始まったんだけど、掃除機の特性と性格がちゃんと反映されたお話になってます。これ、咄嗟に口に出たタイトルがストーリーを喚起しやすかったってのが上手くいったポイントだと思います。それにしても何で掃除機を思いついたんでしょう?

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ふしぎなお地蔵さん

新潟市 7歳 男
あるところに、とても優しいおじいさんがいました。
ある時、おじいさんが竹を切りに行くと、
あるところに地蔵があったので、
お昼のおむすびを地蔵のところにやりました。
そして次の日も、竹を切りに行きました。
その時、地蔵は消えていました。
地蔵があった場所には、なんとトンネルがありました。
トンネルの中から「こっちへ来て」という声がしました。
トンネルの中へ行ってみると、
おむすびをあげた地蔵の銅像が立っていたのです。
そして、その銅像が喋りました。
「この奥に行くと、箱がある。その中には地図がある。
それを辿って、ゴールと書いてあるところに行くと、いいことが起きるぞ」
そこでおじいさんは、銅像の後ろを進みました。
すると、そのとおり、地図があったので、そのとおりにゴールの場所に行きました。
そこには宝箱みたいなものがあり、その中には、金や王様の冠がありました。
それを家に持って帰って、そのおじいさんとおばあさんは大金持ちになりました。
その隣にいた悪い悪いおじいさんが、そのことを聞きました。
でも地蔵にもったいないから、ひと米にしようと思って、ひと米しかあげませんでした。
次の日に、地蔵があった場所にトンネルがありました。
トンネルの中から「こっちへ来て」という声がしました。
トンネルの中へ行ってみると、
地蔵の銅像がいて、
「この奥に行くと、地図がある。
その地図に、ゴールというのが書いてある」
と言われ、進みました。
でも、ゴールのほかに、「金」と書いてあったので、
悪い悪いおじいさんは、ゴールじゃなく、「金」の場所を目指してしまいました。
「金」のところには、クモ、ヘビ、兜の鎧までがいっぱいいました。
その鎧たちはみんな、悪い悪いおじいさんのことを追いかけてきました。
悪い悪いおじいさんは、自分の家に逃げましたが、家はもうグチャグチャです。
そして住むところもなくなり、食うものもなくなり、
悪い悪いおじいさんとおばあさんは、目が見えなくなったので、
前を進んでいたら、海があって、それに気づかないで歩いてしまったので、海に溺れてしまいました。
(備考)
どっかで聞いたことのある話ですが、昔話風と思いきや、「トンネル」だの「ゴール」だのという単語が出てくるあたりがいい味わいです。これ、昔話をなぞっているというより、ロールプレイングゲーム感覚で喋ってるんでしょうね。といいつつ、悪いおじいさんとおばあさんにはやっぱりバチが当たるんだなあ。

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2007年10月15日 (月)

ポケットモンスター ダイヤモンドパール ディアルガvsパルキアvsダークライ

新潟市 7歳 男
サトシたちが旅をしている時に、女の子が現れてこう言いました。
「これからヨシダシティまで連れて行く」。
そして、サトシたちが案内してもらったヨシダシティで、
コンテストが開かれるということを聞いて、
ヒカルがホタラの訓練に取りかかりました。
女の子のお友だちトニオは、時空に大きな黒い穴が開いていることに気がつきました。
そこの中から、神と呼ばれる伝説のポケモンが2体現れました。
ディアルガとパルキアのバトルが始まりました。
そしたら、もう1匹、ダークライが来ました。
そして3匹でバトルになりました。
だけどまたもう1匹、伝説ポケモンが出てきました。
フリーザが出てきました。
そして4匹でバトルをしてたら、その間にロケット団が出てきて、
ディアルガを捕まえようとしたけど、「時の咆哮」で吹っ飛ばされて、
空の彼方へ飛んで行きました。
そして、そこから最後の1匹のニャースがディアルガにひっかく攻撃をしました。
だけど、「守る」でディアルガはキズ1個もつきませんでした。
そしてディアルガは、「時の咆哮」でニャースも吹っ飛ばしました。
そして4匹でバトルしてたら、ビークィンがやって来ました。
そして、「パワージェム」をしました。
だけど、ディアルガは「守る」で防ぎました。
だけど、もう1回、「パワージェム」をしました。
だけどまた「守る」で、相手に攻撃ができませんでした。
そしてディアルガは、「時の咆哮」を使って、ビークィンも吹っ飛ばしました。
そしたらフリーザが、ディアルガに向かって「冷凍ビーム」をしました。
だけど、ディアルガは避けました。
そこへもう1匹、伝説ポケモンが現れました。
ディオキシスが出てきました。
そしたら、またロケット団が出てきました。
そして、ディオキシスを捕まえようとしましたが、
「放電」で吹っ飛ばされました。
次はソーナンスがカウンターで跳ね返そうとしたら、
ディアルガが踏み潰されました。
そして、また5匹でバトルをしてたら、
ロケット団がまた現れました。
だけど、フリーザの「冷凍ビーム」で凍らされて、
サトシたちにかき氷にして食べられてしまいました。
そしてバトルをしていたら、
ディアルガが「時の咆哮」を使いました。
パルキアは「亜空切断」を使って、
ダークライは「シャドウボール」を使って、
フリーザは「冷凍ビーム」を使って、
ダークライは「鉄壁」を使いました。
ディアルガとパルキアとダークライとフリーザの攻撃は、
ディオキシスに向かって行きました。
ディオキシスは「守り」で跳ね返しました。
そしたら、パルキアのフェイントで壊されました。
そして、バトルをしている時に、光のポッチャマが「バブル光線」をしました。
だけど、全然効果がありませんでした。
そしたら、伝説ポケモンのライコウが来ました。
そしてバトルをしてたら、またロケット団が出てきました。
そして、ライコウをゲットしてしまおうとたくらんでいたら、
ライコウの「ボルテッカー」で気球が破裂して、
地面に「ドッスーン!」って落っこちました。
そしてパルキアは次に「亜空切断」を使って、
ロケット団が流されて、海の中へ入って行きました。
そしてバトルをしていたら、
サトシのピカチュウが「10万ボルト」をして、
伝説ポケモンがみんな倒れました。
サトシがマスターボールで全部捕まえました。
そしたらまた伝説ポケモンが現れました。
次の伝説ポケモンは・・・確かねえ・・・カイオウガが出てきました。
カイオウガのところへスイクンが来ました。
そしてファイアーが来て、サンダーが来て、そしてエンテイが来ました。
そしてまたバトルが始まりました。
そしたら次はサトシのナエトルが「葉っぱカッター」で全部倒して、
モンスターボールで全部まとめて捕まえました。
そうしたところ、平和になり、コンテストが開かれました。
(備考)
はい、ご苦労様。「はよ終われ~!」「まだかよ~!」とお友だちに言われる中、モノともせずに滔々と語りきりました。話しながらもゲーム感覚で「ごっこ遊び」を楽しんでるんでしょうね。オリジナリティはさておき、これだけの長~いお話を2年生がスラスラつくれちゃうってところがスゴイでしょ。それにしても・・・テキスト化するのも疲れました。

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2007年10月 8日 (月)

フニャフニャのゾウさん

横山文子園長+お父さん(新潟市立越岡保育園おてて絵本ステージにて 07.09.21)
園長先生
フニャフニャのゾウさんがいました。
お鼻をブラ~リ、ブラ~リ、のんびりのんびりお散歩していました。
あ、なにか見ーつけ!
お父さん
フニャフニャのゾウさんは・・・何を見つけましたかねえ?(会場笑)
皆さんが大好きな、果物がありました。
何の果物でしょう?(会場笑)
園長先生
あっ!これは、みんながだーい好きな、バナナではないか!
美味しそうなバナナはなんと、5本。
1本食べます。アム、アム、アム・・・。
あれ、ゾウさん、剥けない。どうしたらいいかなあ?
ゾウさん、どうやって皮剥いたったかなあ?皮剥いてちょうだい。(会場笑)
お父さん
ゾウさんは、なんと、お鼻で!・・・わかんない。(会場爆笑)
園長先生
ゾウさんは、長ーいお鼻で、口のところにパクッ!と入れて、
ゆっくり鼻で・・・剥いたかなあ?それで、
「あっ、大きい、美味しいバナナが出てきたなあ。
さっき5本って言ったよね~、5本食べちゃおう!
1本!モグモグモグ、2本!モグモグモグ、
みんなにもあげようか?
(会場から「やだ!」「いらなーい!」の声)(会場爆笑)
ボボさんにもあげようか?」
ボボ
あ~!美味しい!バナナなのに、オレンジの味がする!(会場大爆笑)
で、最後はどうなりましたか?
園長先生
ゾウさんは、ますます、ますます、おデブさんになって、
のっしのっし、のっしのっし、
太っちょになったゾウさんは、あんまりいっぱい食べて、
眠ってしまいました。(ドドーンと倒れこむ)
(会場大爆笑&拍手)
(備考)
急にステージに上がらされてドギマギするお父さんを園長先生が上手いことリードしてお話を展開してくれました。が、途中から園長先生の演劇ゴコロに火がついて、おてての絵本はどこへやら、全身を使っての一大パフォーマンスになっていき、園児さんも保護者の皆さんも大ウケなのでした。

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2007年10月 5日 (金)

子ブタの買い物

はるか先生 女 20代(新潟市立越岡保育園おてて絵本ステージにて 07.09.21)
(会場から「はるか先生、タマゴ産むよ!」の声。会場爆笑)
子ブタが、お腹が空きました。
「何が食べたいかなあ~?」
買い物に行くことにしました。
「どこに行こうかなあ~?」
じゃあ・・・原信(スーパーマーケット)に行きます。
(会場から「ショッピング は~ら~しん♪」の歌。会場爆笑)
原信に行ったら、野菜がありました。
果物もありました。
お菓子もありました。
お肉もあります。
でも、お肉はやめときます。
子ブタだからね。(会場爆笑)
じゃあ・・・果物にします。
「果物を買おうかなあ~、どうしようかなあ~・・・あっ!大変!」
お財布を忘れました。(会場笑)
その後ろから、お母さんブタが、お財布を持って走ってきてくれました。
そして、美味しいものをつくってくれました。
(備考)
前の「ムシキングの話」「ハチの話」でタマゴが出てきたもんで、会場全体がタマゴモードになった模様。先生、お腹が大きかったんですが、ステージに上がってすぐ、こどもたちからツッコミが入りました。それにしても、保育士の先生は皆さん、日頃こどもたちに接してるだけあって、話し方が上手いです。「原信(スーパーマーケット)」とか、身近なものをお話に取り入れると、こどもたちは大喜びです。

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ハチの話

めい 女 6歳(新潟市立越岡保育園おてて絵本ステージにて 07.09.21)
ハチがミツを飲んでいます。
美味しいです。
そのあと、女王がタマゴを産みました。
女王が出かけました。
赤ちゃんを産んで、幼虫になって、タマゴを産みました。
(備考)
前の「ムシキングの話」でもアリがタマゴを産みましたが、こっちの話ではハチの女王が産んでます。そしてその赤ちゃんもまた成長してタマゴを産んで。集団でやってると、お話のモチーフやキーワードの連鎖がしばしば起こります。今回はタマゴ。短いお話でしたが、ハチがミツを吸うこと、女王バチがいること、ちゃんと生態がわかってお話してくれてますね。

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2007年10月 3日 (水)

ムシキングの話

ゆいと 男 6歳(新潟市立越岡保育園おてて絵本ステージにて 07.09.21)
ムシキングがクワガタと戦ったら、やられました。
そしたら、バナナが現れました。やられました。
バナナが負けました。
クワガタがやってきて、腕相撲やってきて、
カブトムシがいっぱいやってきてね、バナナ食べました。
穴の中に潜って、中をずーっと潜って、アリと喋りました。
アリはちっちゃいアリで、なんかねえ、タマゴ産みました。
カブトムシとアリはね、出てきて遊びました。
(備考)
さすがムシキング、クワガタよりもバナナよりも強いです。でも、ムシキングの話なのに途中からムシキングはいなくなって、でもカブトムシやアリが出てきて、にぎやかで楽しい話になりました。はは~ん、彼の家ではクワガタかカブトを飼ってて、エサにはバナナを使ってるんだろうな~と聞いてて思いました。

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2007年9月30日 (日)

ハートがいちばん

よしはら 女 47歳
好きな人が見えます。
その人は、すごく苦労していて、
小ちゃい頃からご飯も食べれなく、苦労をしていたんですけど、
ひとつだけ、すっごい好きなことがありました。
それは、音楽でした。
音楽をやるために、みんな他の事を我慢したんだけど、
ちょっと挫折もしましたが、
ずっと好きでやってて、ちょっと困ったこともあったんだけど、
「一緒にやろうよ」って言ってくれる人が出てきました。
その人は、チョビンと言います。
チョビンは、イヒョンくんのことが大好きで、
「イヒョンくん、歌上手いから、絶対ダイジョウブだよ」って言いました。
2人で練習をしたら、すごくいい音楽ができて、
今はいろんな人に好かれるようになって、
日本でもコンサートをしてて、
でも、言葉もわからないんだけど、
なんでそんなに好かれるのかというと、
2人とも、ハートが・・・ハートのまんま出てくるから、
ありったけのまんま、こっちに来るので、
みんなが大好きになってます。
で、私も大好きです!
もっと言うと、韓国って1998年くらいに、経済破綻があったじゃないですか。
で、今20とか21くらいの子が小っちゃい頃にご飯食べられなく、親から捨てられて、
私たちからは想像もできないことを過ごしながら、今こんなに歌ってる子たちの歌は・・・
ハートがそのまんま出てきてます!
すんごく響きます!
まるごとストレートだわ。
ということで、私は韓国、大好きです。
(備考)
「和韓食彩ととり」でのコピーライター飲み会にて採取。よしはらさんは代理店のコピーライター。「私も『おてて絵本』やってみっかな」って言うのでやってもらったら・・・途中から・・・ん?これ、お話っていうか、韓流アイドルファンの好き好きメッセージじゃないか!でも、喋ってるよしはらさんは幸せそうで、聴いてる面々も「しょうがねえなあ」と思いつつもニタニタしていたのでした。

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2007年9月29日 (土)

食いしん坊の子ブタさん

ちさと 女 30代? やよい 女 30代?(足利っ子わいわいフェスタ「おてて絵本にご案内します」=栃木県足利市民会館にて 07.09.16)
ちさと
あるところに、イ食いしん坊の子ブタさんがいました。
あ、違います!イチゴが大好きな食いしん坊の子ブタさんがいました。(会場笑)
やよい
その子ブタさんは、イチゴをパクッと食べました。
そしたら、お腹が痛くて、さあ大変!
ちさと
「アイテテテテテテ!痛いよう!お腹が痛くなっちゃった~!」(会場笑)
その子ブタさんは、そのイチゴを食べたら、お腹がすご~く痛くなってしまいました。
子ブタさんは、「どうしようかなあ?」と思いながら、
急いでお母さんブタのところへ走って行きました。
やよい
「お母さ~ん、お腹が痛いよう!」
そして、お母さんは、「大変だ!病院に行かなきゃ!救急車を呼ぼう!」
ピ~ポ~ピ~ポ~ピ~ポ~(会場爆笑)
・・・救急車が到着しました。
ちさと
救急車に乗った子ブタさんは、お腹が痛くて、「エ~ン、エ~ン!」と
救急車の中でいっぱい泣きながら、連れて行かれました。
子ブタさんは、痛くて痛くてたまらなくって、おめめを開けました。
そうしたら、あら大変!(会場爆笑)
やよい
あら大変!そこにいたのは、お医者さん。
それは、子ブタさんのお父さんでした!(会場「ほぉ~」)
おしまい。(会場大拍手)
(備考)
足利でのおてて絵本講演会「『おてて絵本』にご案内します」にて採取。お2人は同じ幼稚園の先生。会場にはその園の園児さんもいて、声援を送られる中のチャレンジでした。さすがにといいますか、読み方、演じ方の上手いことったら!掛け合いの寸劇を見ているようでした。それにしても、訂正してまで付け足した「イチゴが大好き」って設定、そのこだわりは何だったんでしょう?あんまりお話に生かされてませんし。まあ、想定した展開に落ち着くとは限らないのもアドリブの面白さではありますが。

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2007年9月28日 (金)

まぬけな消防士

新潟市 6歳 男
むかーしむかし、あるところに消防署がありました。
その消防署は、出動のあんまり出ない消防署で、ヒマです。
それから連絡が入って出動したのですが、それは違うところでした。
消防士さんは「間違えた~!」と思って、すぐ現場に向かいました。
行ったら、まだ(他の)消防士さんは到着してなくて、
火はどんどん燃えていました。
水を出そうと思ったんですが、水を出すホースを忘れてきて、
消防署に戻って、また現場に向かいました。
そうして中に入って、原因を調べたら、
ガスが漏れてて、爆発してて、消防車が駆けつけてきて、
ホースで水をやって、消しました。
消して帰ったところが、消防署ではなくて自分の家でした。
家に帰ったらすぐ、消防署にまた「火事です!」って連絡が入って、
「今度こそ絶対間違えないで行くぞ!」って言って、
今度は間違えないで行って、
ホースを立てて、火を消して消防署に帰って、
のんびりして、コーヒーとか飲んで、のんびりして、
休みだから家に帰って、体鍛えたりして、汗ビショビショになって、
お風呂にチョーいっぱい潜ってフラフラになって、ビール飲んで酔っ払って、
次の朝、二日酔いして、消防署に行けなくなって、休んで、
社長に「来ないとダメ!」って言われて、
無茶して、来て、でも二日酔いで、
休みの時寝て、起きて、また出動して、火事は消えて、
消防車がアブラがなくなって、押して帰ろうとして、
押して帰れないから、引越しのおにいさんみたいな人を呼んで、
消防署に帰って、のんびりしました。
次の朝起きたら、全員が4人に見えて、
目を覚ましたらそれは夢で、火事の夢で、
自分が火事に巻き込まれて死んだ夢で、
目を覚ましたら、火事のやつが本当に起きてて、
死ななかったけど生きてた。
そうして、消防署に帰ってきて、解散して、おわり。
(備考)
「お話つくるのはヤダ!」ってずっと逃げ回ってた子が、ある日突然、「ボクも話したい」って言い出しまして、「そんじゃ、やってみ」ってマイクを向けたら、こんな話をしてくれました。話しながら自分でウケちゃって、途中、笑いを堪えるのが大変な状況に。なんだこのエンジョイっぷりは!?少ないボキャブラリーを駆使して話してくれてるんだけど、それゆえにおかしな言い回しが頻出して、大人としてはそんなところも笑いのツボに入っちゃうのでした。

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2007年9月27日 (木)

ボールを食べた男の子

よしのり 男 30代(足利っ子わいわいフェスタ「おてて絵本にご案内します」=栃木県足利市民会館にて 07.09.16)
今日は「おてて絵本」の講習会に来ました。
そこは、階段の教室でした。
ずーっとずーっと向こうの方を見ると、
講習会なのに、ボールが1個落ちてました。
それを見たこどもが、ターッ!と走って行って、
ボールをポーン!と投げました。
そうするとボールは、そこに来ている大人の頭の上を、
コンコンコンコンコン、と、ぶつかりながら転がって行きました。
それを見た、前の方にいるこどもたちは、
そのボールにバーッ!と飛びついて、
えー・・・飛びついて、パクッ!と食べちゃいました。
そうすると、」こどもは「お腹が痛~い!」と言って、
急にどこかに行っちゃいました。
お母さんは、慌てて追いかけて行きましたけど、
どうしても見つかりません。
そうすると、突然、大人のみんなで、こども捜索隊が結成されました。
大人たちは、会館中を、走り回って、走り回って、走り回ったのに、
疲れきって帰ってくると、こどもがポツーンと、机の前に座っていました。
で、その子に「どうしたの?」って聞くと、
こどもは、「お腹が痛いから、トイレに行ってた」と言って、
うれしそうにアイスを食べていました。
(備考)
足利でのおてて絵本講演会「『おてて絵本』にご案内します」にて採取。大人だって「おてて絵本」にチャレンジです。最初は目の前に見えるものしか話せなかったよしのりくんですが、覚悟を決めたのか、そこから話が転がっていって・・・こんな話になりました。ボールの話かと思いきや、途中からこどもにスポットが当たりましたね。最後の「うれしそうにアイスを食べていました。」がユーモラスで上手いです。

■「おてて絵本」は・・・おてて絵本普及協会

ウサギさんのお話

まき 女 5歳 ようこ 女 20代?(足利っ子わいわいフェスタ「おてて絵本にご案内します」=栃木県足利市民会館にて 07.09.16)

まき
ウサギがブ・ラ・ン・コしてました。(会場爆笑)
ふ・た・り・でしてました。(会場爆笑)
ようこ
ブランコがとても楽しかったので、
次はすべり台に行って遊びました。
まき
すべり台で仲よく遊びました。
遊んだ後、どこかへ、い・っ・た。(会場爆笑)
ようこ
いっぱい遊んでお腹が空いたので、
お菓子を買いに出かけました。
まき
買ったのは、リ・ン・ゴ。(会場爆笑)
買ったのは、ふ・た・つ。(会場爆笑)
ようこ
おいしく食べました。
(備考)
足利でのおてて絵本講演会「『おてて絵本』にご案内します」にて採取。5歳の女の子と大学生のオネーサンの2人での「おてて絵本キャッチボール」です。「ブ・ラ・ン・コ」「ふ・た・り」とか「い・っ・た」とか、まきちゃんの語りは独特で、ミョーなおかしさに会場は最初どよめき、大笑いに包まれてました。お話の展開を考えて喋る、それだけでも十分楽しいのです。

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2007年9月24日 (月)

怒りんぼうの信号機

講演会参加の皆さん8名(足利っ子わいわいフェスタ「おてて絵本にご案内します」=栃木県足利市民会館にて(07.09.16)

ある日、しんちゃんは、お母さんとイヌの散歩に行きました。
道がとーっても混んでいて、なかなか渡れません。

そこへ登場したのが、怒りんぼうの信号機。
今日もプンプンプンプン怒っていました。
今日はとくに機嫌が悪かったので、いつもよりも2倍も早く、
信号機をチカチカチカチカさせていました。(会場爆笑&「ほお~」と感心)

渡れませんでした。

「エーッ!まだ赤なのお~!?
早くしないと!早くしないと!早くしないと~!」(会場爆笑)
と、しんちゃんが言って・・・

しんちゃんは、信号機を蹴っ飛ばしました。(会場爆笑)
それで、信号機は、ますます怒ってしまいました。
そこで、しんちゃんは、「信号機と仲よくなる方法は何かないかなあ?」と考えました。
「仲よくなれば、もしかしたら渡れるんじゃないかな?」と思いました。
そこで、しんちゃんは、アメを持ってきました。(会場「ほお~」と感心)

しんちゃんは、そのアメを信号機の下に置いてみました。
信号機は、「それじゃ食べられないよ!」とまだプンプン怒っています。(会場爆笑)
それなので、今度はチョコレートを信号機になすりつけてみました。(会場大爆笑&拍手)

なすりつけられたので、信号機はますます怒ってしまいました。(会場爆笑)
でも、ふと見ると、しんちゃんのその後ろから、
とってもきれいな女の人が来るではありませんか。
信号機は、どうしてもその女の人を渡してあげたくて、
思わず、信号機を青にしてしまいました。(会場笑)

信号機は、その女の人を連れて、チカチカ星へ飛び立って行きました。(会場大爆笑&大拍手)
(備考)
足利でのおてて絵本講演会「『おてて絵本』にご案内します」にて採取。参加の皆さん8名に前に出ていただき、「おてて絵本リレー」をやっていただいた2組目、2つ目のお話です。「上手いな~」と思ったのは、2人目の「いつもよりも2倍も早く、信号機をチカチカチカチカさせていました」ってところ。信号機の怒ってる様子がちゃんと表現できていて、そこから派生するドラマへの期待感がグググと高まりました。6人目の「チョコレートをなすりつけてみました」も会場ではドドーン!とウケてましたね。

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2007年9月23日 (日)

フニャフニャのゾウさん

講演会参加の皆さん8名(足利っ子わいわいフェスタ「おてて絵本にご案内します」=栃木県足利市民会館にて(07.09.16)

ひろーい野原と、ひまわり畑の遠くに見える、野原の、真ん中で、(会場爆笑)
寝転んでいたら、青ーい空と、輝く太陽と。
眠くなって、ウトウトしながら、ぼんやり空を見ていたら、
雲が、なんだかフニャフニャの、なんだっけ・・・(会場爆笑)
ゾウさんに見えてきました。

ああ!お空に、あんなに大っきいゾウさんできたよ!
だけど、なんだか・・・あれ、また形が変わっちゃった!
あれ、くにゃくにゃくにゃくにゃだよな~。
あのゾウさんは、ドシーン!ってやっても、きっと力がないよな。
あのゾウさん、降りてこないかなあ?呼んでみるかな。
おーい!ゾウさーん!ここに降りて来てー!(会場大拍手)

おお?私を呼んだのは、繁子ちゃんかな?(会場爆笑)
よーし、君のところに降りていくぞ~!

すると、空から、フニャフニャのゾウさんが、
フワ~ッと降りてきて、みっちゃんの前にドン!と尻餅をついて、
地面に落っこってきました。

う~ん!
落っこってきたその地面の下には、太郎くんが・・・(会場大爆笑)
「フニャフニャのゾウさんに、踏まれちゃった~ん」
なんだか情けない声を出して、
「お兄ちゃ~ん、こりゃダメだ、助けてほしいんだけど~」(会場大爆笑)
「またお前は人を呼んで、まったくダメな弟だなあ!」

お兄ちゃんは、フニャフニャのゾウにつぶれた弟を助けに行ったんだけど、
ゾウさんをどかしてみたら、なんと!弟がフニャフニャになっていました。(会場大爆笑)

フニャフニャになった弟が、目を開けると、
「あれ?ここはどこ?もしかして僕は、夢を見てたのかなあ?」(会場「ほお~」)

僕は、お母さんの膝枕の上で、ゆっくりと目を開いて、
フニャフニャのゾウは、パッと目を開けました。
そして、「ああ、僕は夢を見ていたんだ!よかったなあ、
もう少し眠りに着きたかったけれど、また明日にしよう」
おやすみ~。(会場拍手)
(備考)
足利でのおてて絵本講演会「『おてて絵本』にご案内します」にて採取。参加の皆さん8名に前に出ていただき、「おてて絵本リレー」をやっていただきました。森本レオ風の出だしで会場は笑いに包まれ、2番手の豊かな表現力に驚きの声が上がり、それ以降も、語り手の個性が喋りやストーリーに色濃く反映しているようで、大人もこどもも大笑いだったのでした。

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2007年9月19日 (水)

ライオンとワニとゴリラのバトル

新潟市 7歳 男
あるところにゴリラがいました。
そのゴリラは、ライオンととても仲が悪かったのです。
そして毎日ケンカをしていました。
ある時、ライオンがゴリラのこどもを食べてしまいました。
ゴリラは鼻息で怒りました。
そしてすごい突進をしてきました。
ライオンは倒れました。
ですが、お父さんライオンが来て、
そのゴリラも食われてしまいました。
でも、近くにいたワニにライオンも食われてしまいました。
みんなは1匹ずつ中に入り、
ワニの体の中にはライオン、
ライオンの体の中にはゴリラになりました。
ワニは腹が痛そうになりました。
中でライオンとゴリラが暴れているからです。
ライオンも体の中でゴリラが暴れているので
腹が痛くてたまりません。
最後には、口からどんどん2匹が出てきました。
ライオンとゴリラがまた外に出てきて、ワニとのバトルになりました。
ゴリラはライオンを殴り、ライオンはワニを殴り、
ワニはライオンを殴り、ライオンはゴリラを殴り、
みんなもう殴りっぱなしです。
その時、上からそれぞれの動物のご先祖様が来たのです。
そのご先祖様は、金色に光っていてとてもきれいでした。
みんなは、ご先祖様が来たので、頭を下げて礼を言いました。
ある時、その上から、いちばんでかいご先祖様が来ました。
それは、みんなの動物の百獣の王、恐竜のご先祖様だったのです。
恐竜のご先祖様は、「みんな、戦いはやめぬか」と言って、
3匹は仲よく暮らしました。
そして、ご先祖様たちは、ごはんや食べ物に苦労しないように、
いろんな野生の食べ物を持ってきました。
ライオンにはお肉、ワニには魚、ゴリラにはバナナを持ってきました。
そして3匹は仲よく暮らしました。
(備考)
男の子は特に、戦う話が大好きです。でも、「暴力的な話はやめとこうよ」とたしなめることはめったにありません。話しながら「ごっこ遊び」を楽しんでいるだけで、それが彼らにとって破壊衝動のガス抜きにもなってるように思われるから。バトルの顛末に工夫がいろいろあって面白いですが、とくに面白いのが「みんなは1匹ずつ中に入り」ってところ。「動物の百獣の王」って言い回しもおかしかったですが、それが「恐竜のご先祖様」ってのは、なるほどね~と思いました。

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2007年9月14日 (金)

考える先生

新発田高等学校生徒の皆さん  おてて絵本リレー(新潟県立新発田高等学校「絵本の魅力」講演会にて 07.09.05)

先生は、考えていました。
髪の毛がなくなったからです。

髪の毛がなくなってしまった先生は、
それを隠すためにカツラ屋さんに行きました。
しかし、いいカツラがなかなか見つかりませんでした。

いいカツラがなかったので、帽子をかぶることにしました。
で、帽子屋さんに行きました。

帽子屋さんに行って、いい帽子が見つかったので、
それを買うことにしました。
でも、買おうと思ったけど、お金が足りなかったので、
泣く泣く諦めました。

しかし、先生は気づきました。
「髪の毛のなくなるのは、世界の真理だ!」

結局、悩んでいた先生は、髪の毛をスッパリとなくしました。
そして、「ハゲの先生」と呼ばれることになりました。
(備考)
新潟県立新発田高校での講演会にて採取。お題は参加してる先生のひとりに決めてもらおうとしたのですが「う~ん」と考え込んじゃったので、それじゃ、ってんで「考える先生」というタイトルに決めちゃいました。出だしで方向性は決まっちゃいましたね。考えてたのはそれか!どうなることかと思いましたが、あちこちで笑いが起こりつつ、出来上がってみれば「外見を気にしすぎても仕方ない」という寓話になってます。

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2007年9月12日 (水)

ウサギの話

色部潤子先生 女  ?歳(新潟県立新発田高等学校「絵本の魅力」講演会にて 07.09.05)
あるところにウサギがいました。
黄色い、耳の長いウサギです。
ウサギは、お腹がすいていました。
「食べるものはないかな?」と探しました。
ウサギの好きなのは、木の実。
「赤~い実があるかな」と思って、森に入っていきました。
秋ですから、赤い実は・・・あります!
ナナカマドの実がありました。
ナナカマドの実を、いっぱい食べました。
あんまりいっぱい食べたら、ウサギの目がますます赤くなりました。
その目を見て・・・キツネが来ました。
キツネはウサギを見て、「これは美味そうなウサギだ」と思いました。
「よし、食べてやろうか!」と思ったけれど、
ウサギの逃げ足の速いこと!
どんどんどんどん逃げていきました。
ウサギは逃げて逃げて逃げて、家に帰りました。
(備考)
新潟県立新発田高校での講演会にて採取。色部先生は、司書の先生。最初こそちょっと照れていましたが、主人公をウサギに決めると、あとはパパパパパーッとテンポよく読んでくれました。赤い実を食べて、赤い目に。ちゃーんとウサギである必然性を織り込んでくるあたり、さすがです。逃げちゃったあと、キツネがどうなったのかが気になりますが・・・この先の展開、いろいろ考えられそうですね。

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2007年9月10日 (月)

プリキュア5

新潟市 女 5歳
むかし、ノゾミがいました。
そして、仲間もいました。
歩いていると、カマキリみたいな怪獣がいました。
そして、メタモルフォーゼで変身しました。
そして怪獣をやっつけて、アタックでやっつけました。
そして元に戻りました。
そして仲間も変身していました。
仲間は、何色でもあります。
ミドリもあるし、レモネードもあるし、アクアもあるし、ルージュもあるし、ピンクもある。
5人です。だからプリキュア5です。
それで、怪獣をやっつけたら、自由になりました。
そしたら、みんなはのんびりして遊びました。
そしたら、みんなは、一緒に仲よく遊びました。
(備考)
「なになに?ミドリと何だって?」って聞いてみたら、「え~っ知らないのお?」って言って、「バッカね~」って感じで教えてもらいました。怪獣をやっつけておしまいじゃなく、その後、のんびりして一緒に仲よく遊びましたまで描写するところが女の子っぽいと言えましょうか。

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2007年9月 9日 (日)

しょうぼう犬ドット

新潟市 5歳 男
出動しない間、防火服っていう服のそばで寝ていました。
他の人はパズルしたり、スパゲティをつくったりしていました。
そしたら、ベルが鳴り始めました。
それでレスキュー隊は鉄棒で降り始めました。
それで防火服に着替え始め、消防車に飛び乗り、
「ウーカンカン、火事だ」って言って、着きました。
中でおじいさんが病気で起きれなくなってて、
消防犬ドットと消防隊が助けに行きました。
それで、おじいさんは助かって、
無事助かり、火事もなくなり、よかったです。
(備考)
これ、原作があります。リーザ デジミニ 作・絵、常陸宮妃華子訳(国土社)。「お話してね」ってお願いしたら、「じゃあ、こないだ読んだ本の話でいい?」って言って、話してくれました。喋りながら、一度読んだ本をあらためて楽しんでます。読んだことある絵本を「おてて絵本」で読む。それも、こどもにとっては十分楽しいことなんだな~と思いました。

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2007年9月 6日 (木)

タンコブ騒動

新潟市 7歳 男
あるところに、いたずら者の男の子がいました。
その男の子は、家を抜け出したり、いろんな悪さをしました。
落書きしたり、毎日学校をさぼったりもしました。
家に帰っても、オモチャは出しっぱなし、手は洗わない、
靴は揃えない、宿題はしない、
お母さんにものすごく怒られました。
お母さんは、「何やってんだね~!遊んでないで、さっさと片付けれ~!
手洗え~!そして勉強せえ~!」と怒りました。
それにも懲りないで、落書きを続けます。
お母さんは、怒りが爆発して、顔がまっかっかになり、
なぜかわからないが、頭からツノが生えてきました。
「こんなこともあるんだな」と男の子は思いました。
お母さんは、髪も立って、ものすごいパワーです。
お母さんは、怒りが爆発して、すんごいゲンコツをし、
男の子にはおっきなおっきなタンコブができました。
男の子は、困って困って、このタンコブはもう引っ込まないな、と思いました。
「こうなったら、トンカチで打つしかない」と思い、
タンコブをトンカチで叩きました。
トンカチで叩いたら、タンコブはさらに大きくなってしまいました。
「頭をぶつけたら引っ込む」と思って、
頭をぶつけたら、さらに大きくなってしまいました。
「クレーン車に叩かれれば」と思い、
クレーン車に叩かれました。
そしたらタンコブは、さらに大きくなってしまいました。
それは、地球を吹っ飛ばすくらいの大きなタンコブになってしまいました。
男の子のタンコブは、ついには爆発して、地球も爆発してしまいました。
世界中のみんなは宇宙に行って、息が苦しくなり、
倒れたと思いきや、もうひとつの地球に逃げ込みました。
ですが、その地球はチンコ星だったのです。
毎日、雨のかわりにしっこが降ったり、雪のかわりにうんこが降ったり、
すんごい星だったのです。
そして木はチンコで、食べ物もチンコだったのです。
チンコ星人もいます。
みんなは困っていて、引きこもっていました。
男の子は「ぼくがいけないんだ」と思い、
トンカチで頭を叩いたら、またタンコブが大きくなってしまいました。
割れていたのが、また元の形に戻ってしまいました。
このままでは、またチンコ星までぶっ飛んでしまいます。
そこで考えたのは、風船をつくることです。
「風船をつくって、タンコブの上に風船をかぶらせるんだ!」
と言って、風船をかぶらせました。
そして、ギリギリ浮かんで、宇宙の無限の彼方に行きました。
そしてUFOにぶつかり、男の子は身代わりになり、
UFOの実験材料に使われました。
そして他の人たちは、普通の地球に戻りました。
男の子は、宇宙人に改造され、食べ物になってしまいました。
男の子を食べた宇宙人は、だんだん人間になりました。
なぜかというと、男の子を食べたからなのです。
(備考)
先の展開の読めない、ジェットコースターストーリーです。お母さんに怒られるいたずら者の話が宇宙にまだ飛び出すとは思いませんでした。採取時、すんごい楽しく聞けましたし、周りの子たちも大喜びでしたが、こういう自由奔放なお話がホイホイつくれちゃうのも「おてて絵本」ならではのよさという気がします。アドリブならでは、合いの手で調子づかせたからならではのこの表現。スットコドッコイかげんが愛しくてたまりません。

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2007年9月 5日 (水)

天才の工場

「童話の学校」参加の皆さん おてて絵本リレー(「童話の学校」にて07.08.29)

遠い遠い南の島に、その工場は建っていました。
その工場からは、モクモクモクモクと、毎日なにかが産まれていました。

その南の島には、ひとりの男の子がいました。
男の子は、その不思議なものの正体が知りたくてたまりませんでした。

その男の子は、実はとても頭が悪かったのです。
「きっとあの煙は、天才をつくっているんだから、
あそこに行けば自分も天才になれる」と信じました。

その男の子は、ある晩、その工場に忍び込もうと、
工場の裏口からそーっと中を覗いてみました。
すると、中には・・・

中には、大きな目をした竜がいました。
竜は大きな口を開けて・・・

大きな口を開けていました。
とても怖かったので、その男の子はひとりで入るのをちょっと躊躇してしまい、
仲間を見つけに、いったんその工場を離れました。

ところが、その工場には、もうひとりの子が、
何かを見つけようと中を覗いていたのです。

もうひとりの女の子は、急にお腹が空いたので、
お菓子を食べながら覗いていました。
なんか中から、怪しい物音が聞こえました。

いったんその工場を離れて家に戻った男の子は、
またいつものように「お前は本当にバカだねえ」と母親に言われました。
それで、「ぼくはバカじゃないわい!」と言って、
「きっと天才になってやる!」と思って、仲間を3人集めて工場に向かいました。

その3人のこどもたちと、頭が悪いといわれたこどもは、会議をしていました。
「どうしたら頭が良くなって、天才になれるんだろう?」
それを後ろで聞いていた、先ほど出て行った竜が、その話をじっくり聞いていました。

会議をした少年たちは、工場にもう一度戻ろうと決心をして、工場に向かいます。
工場に向かうと、女の子が、まだじっと中を覗いていました。
そこで、工場に興味を持ったこどもたちは、ついに工場の中に入ることを決心しました。

すると、竜がもうすでに、中にいました。
さて、竜の正体は何でしょう?

みんなで工場の中に入ると、竜がすでにいました。
竜は、4人の子たちを見つけると、
「みんなの勇気に免じて、願い事を3つ叶えてあげよう」と言いました。
4人で3つ。どんな願い事をしようか、4人で会議を始めました。

その願い事は、4人に3つなので、
ひとつ願い事をもらえない人がいることがわかりました。
そこで竜は、自分の持っている玉を見せました。
「実は4つあるんだけど、このうちの3つみんなにあげる。
だけど自分は、玉はひとつだけ持って、
みんなと同じような天才になることを願っております」
その4人は、ケンカを始めました。

ケンカをして、結局なかなかケンカが終わらないので、
ジャンケンで決めることにしました。
その結果・・・どうぞ。

その結果、ひとつの願いでたくさんのことが叶う、
ちょっとズルイことを考えました。
それはなぜかというと、ひとつの願いは「ドラえもんを出す」。
ドラえもんを出せば、次から次へと願いが叶うわけです。
そして、2つ目の願いは・・・

2つ目の願いは、「願いを10個叶えてくれること」。

その話をじっと聞いていた竜は、猛烈に怒りました。
「てめえら、ふざけるんじゃねえ!」
竜が怒ると、空から雷が落ちてきて、工場がバラバラになりました。
これが本当の「天災工場」。

(会場から大拍手の一方、「こどもにはわからなかったと思う」「ダジャレの落ちだから、絵本としてマズイですよ

ね」の意見)

それでみんなが雷に打たれて、脳の回線が1本外れて、天才になりました。

(会場から大拍手)

(備考)
「童話の学校」(主宰:天才工場)にて採取。「おてて絵本」の概要を知っていただいた後は、実際にやってみましょうということで、全員に参加していただいてやってもらいました。出版の経験のあるプロとプロ志望の皆さんと編集さんが集まったらどんな話ができるの?と興味津々でしたが・・・こんな話ができました。録音データを確認すると、随所で拍手や大爆笑が起こったり、「ほお~」って感心のため息がハモッたり。それにしても、リレーはリレーで、ひとりひとりの性格がよく出て面白いです。

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2007年9月 4日 (火)

ブタ山さんのお菓子の種

吉田浩くん 男 40代(「童話の学校」にて07.08.29)
あるところに、お菓子の好きなブタくんがいました。
ブタくんは兄弟が10匹いるので、小さい時からお菓子を食べられませんでした。
大きくなったらお菓子を食べたい食べたいと思いながら、ずっと暮らしていました。
ブタくんはブタ山さんっていうんですが、将来、大きくなって、博士になりました。
で、お菓子を食べたいと思って、博士の研究は、お菓子の種をつくることです。
で、お菓子の種を・・・いろいろ長いんですけれども・・・つくりました。
「やっとできたぞ!」ということで、ある日、研究所でできたお菓子の種を
ブタ山博士はお庭に植えました。
お菓子の種なので、普通の水では育ちません。
はい、なんで育つでしょうか?(会場から「砂糖水」の声)
砂糖水をかけます。お菓子の種ですからね。
砂糖水をかけるんですけれども、
1日何回かけるんでしょうか?(会場から「10回」の声)
じゃあ、朝3回、昼3回、夜3回、
あとの1回はいつかけますかねえ?
で、長いんです。
じっくり育てるには、芽が出てきてからも、
いや、芽が出てくるとね、いい匂いがすんの。お菓子だから。
芽がお菓子なんだけど、何のお菓子がいいかな?
あ、プリッツみたいな芽が出てきて、
チョコレートがかかってるんで、いい匂いがするんだけど、
で、近所に住んでる・・・長くなりますね、
近所に住んでる子ブタがね、狙いに来るんですよ。
で、とりあえず近所のこどもたちから、不眠不休でブタ山博士は
そのお菓子の木を育てるために一生懸命・・・バリケードをつくったりします。
それでもこどもたちは乗り越えて来るので、
それをまた防止するためにいろいろ罠なんかをつくるんですけれども・・・
「つづく」でいいですか?
まあね、お菓子がここにあったんで、そこから思いつきました。
(備考)
「童話の学校」(主宰:天才工場)にて採取。吉田さんは編集プロダクション「天才工場」の代表取締役にして童話作家としても多数の作品を送り出している、いわば業界の大先輩。突然指名されたにも関わらず、余裕で喋りだしてくれました。聞きながら、「あ~、こりゃ物語とパーツの引き出しの多い人だな」と思いました。ここまで聞いたら、結末が気になりますね。気になりますよ、吉田さん!

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2007年9月 1日 (土)

ぺっこぺこのわかなとたまちゃん

新潟市 女 5歳
むかしむかし、あるところに、わかなと、たまちゃんがいました。
そしたら、おなかがぺっこぺこでレストランに行きました。
そしてごちそうをいーっぱい食べました。
そして、おなかがいっぱいで、ひとやすみひとやすみ。
そしたら、お昼寝をして、ぐっすり眠りました。
そしたら、木の下で、のんびりと眠りました。
昼寝が終わったら、一緒に鬼ごっことかをしました。
そして、かくれんぼとかもしました。
そして、またまたおなかがぺっこぺこでした。
そしたら、またレストランに行きました。
そしたら、もぐもぐぱくぱくと食べました。
そしたら、また昼寝をしました。
今度は、さっきよりもいーっぱいぐっすり眠りました。
そしたら、もっともっともーっと眠りました。
そして、その次、わかなたちは、おなかが太っていました。
(備考)
ごちそう食べて、お昼寝して、遊んで、またごちそう食べて、寝て。理想の生活ですね。すごいドラマが起こるわけでもないのに、すっごく楽しいお話です。大好きなことを自由にやっていることを、これまた自由に喋っていることが聞いていても底抜けに明るい楽しさとして感じられるんでしょうね。でも、太りすぎには気をつけて!

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2007年8月21日 (火)

コアラとラッコとネコのおまわりさん

こうちゃん 愛知県 4歳 男 夫さん投稿(mixiコミュ投稿
むかし、あるところに
まわるおすし屋さんとそっくりの家に
コアラとラッコが住んでいました。
ある日コアラとラッコがおうちに帰ると
そこはまわるおすし屋さんでした。
「ここはお前たちのお家じゃねえ!」
ふたりはおすし屋さんに怒られてしまいました。
「まちがえちゃった!」
コアラとラッコは迷子になってしまいました。
そこにおサルのおまわりさんがやってきました。
ネコの「パンダ」というおまわりさんも来ました。
おまわりさんが電話をかけてくれたので、
コアラとラッコのお母さんが車で迎えにきてくれました。
こうしてコアラとラッコはおすし屋さんにそっくりな
お家に帰ることができました。
(備考)
「義妹家族と回転寿司を食べにいったところ、店内あふれんばかりの超満員。待ち時間は30分のアナウンスに「お腹すいた~!」と暴れはじめる幼児たちに、お店の隅でおてて絵本を開かせました。おてて絵本のおかげで、いつも人ごみの中で暴れては叱られる子どもたちがおとなしくしていてくれました。なんて素晴らしいんだおてて絵本。そして、甥っ子のこうちゃんはおてて絵本3回目にしてはじめて最後までストーリーを語りきることができました。記念すべきおてて絵本デビュー作です。」と採取者の夫さん(HNです)。ちょっとした待ち時間に楽しめるのも「おてて絵本」のいいところですね。

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2007年8月20日 (月)

忍者対ドラゴン

新潟市 7歳 男
あるところに、ひとりの忍者がいました。
その忍者はとても優秀で、何でも使えました。
ある時、その忍者のライバルが現れました。
そして2人はバトルしました。
ですが、まったく決着がつきません。
そこに、もうひとりの忍者が来て、
「戦いはやめようよ」と言ったのですが、
2人はやめません。
2人は、いつまでもいつまでも戦っていて、
もうボロボロです。
間に入った忍者が「もうやめてよ~」と言っても、
もう声も通じません。
2人は死ぬまで戦うのでしょうか?
と思ったら、その途端、上からでっかいでっかい隕石が落ちてきました。
隕石はすんごく大きく、中から何かが出てきました。
それはドラゴンです。
そして2人はドラゴンと戦いましたが、まったくかないません。
なぜかというと、2人は一心同体ではなく、ケンカをしていたので、
あまり都合が合いません。
2人はいつまでもやられっぱなしで、ドラゴンは哀れがっています。
そしてドラゴンは、最後にファイヤーを吐きました。
2人は「あ~うぉ~!」と言って吹っ飛びましたが、でもまだ諦めません。
もうひとりの忍者が言いました。
「あれ?あいつのおヘソの中に、何か入っているぞ」
もうちょっとよーく見てみたら、それはダイナマイトでした。
ドラゴンは、おヘソからダイナマイトを出しました。
そして、「ダイナマーイツ!」と言って爆発しました。
忍者たちはもうボロボロです。
2人は最後に息を合わせましたが、まだ技を使い切れません。
なぜかというと、限界に達して、パワーは、もうありません。
そして2人はやられるかと思いきや、
ケンカをしていなかった忍者が守りになり、その人は倒れました。
それを見て2人はやっと息が合い、そして忍術が成功しました。
そしてドラゴンは死にました。
そして、倒れた忍者は、病院に運ばれ、ギリギリ、息を取り戻しました。
(備考)
最初は争っていたのに、ドラゴンの出現によって共闘する2人の忍者。テレビゲームのような展開ですが、こういうスピーディーな展開のバトルストーリー、とくに男の子たちは大好きです。「ダイナマーイツ!」のくだりは流暢な英語発音風にお読みください。やっと成功した忍術がどんなものだったかが気になりますね。

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2007年8月13日 (月)

やって来たまめおやじ

新潟市 女 5歳
ダイゴとショウタが虫探しをしてました。
コガネムシとハサミムシを捕まえました。
ダイゴがハサミムシを探しました。
そこにまめおやじが来ました。
そして、虫を食べちゃいました。
そして、ビックリしました。
そして、逃げました。
(備考)
突然登場したまめおやじ。どこから来たんだまめおやじ。なぜ虫を食うんだまめおやじ。とにかく、ここの保育園ではこのまめおやじが大ブームになり、これ以降、いろんな子がまめおやじの話をゲラゲラ笑いながらするようになったのでした。

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2007年8月 5日 (日)

カブトとクワガタのケンカ パート3

新潟市 7歳 男
カブトムシとクワガタムシは、クヌギ山に引っ越しました。
そして学校に初めて行った時、泣きました。
だけど途中で何か寂しくなって、20日から学校に来ませんでした。
先生にお母さんが電話すると、先生は怒って、学校からうちに飛んできました。
そして、カブトムシとクワガタムシを捕まえると、飛んで学校に行きました。
そして、先生は叱って、「もう学校に来るな」と言われました。
だけど、そこには立派な生徒がいました。
ネプチューンオオカブトです。
ネプチューンオオカブトは、アマゾンから来たカブトムシです。
引っ越してきたばっかりなんだけど、力が強くてケンカが大好きでした。
ネプチューンオオカブトは、給食もいちばん多かったのでした。
そして帰る時、昆虫ゼリーを5個貰って食べていました。
だけどある日、ネプチューンオオカブトは死んでしまいました。
そしてカマキリに死体を食われてしまいました。
そして、立派な生徒たちはカブトムシとクワガタムシだけになりました。
先生は許してくれて、いつも学校に行けることになりました。
(備考)
カブトとクワガタのケンカ」「カブトとクワガタのケンカ パート2」をつくってくれた彼の作品。「20日から」って具体的な日程は何でしょう?登校拒否から回復する話のようですが、ケンカ好きで給食もいっぱい食べるネプチューンオオカブトの存在は一体?でも、このちぐはぐさがライブで聴いてると面白かったりするのです。

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2007年8月 2日 (木)

ダメダメ男

新潟市 7歳 男
あるところに、ダメダメ男がいました。
その人は、土を掘って金を探そうとしても、
水がバシャーッとかかり、家は壊れる、
お参りの時も火事になるわで、
運がよくありませんでした。
ある日、友だちの家に出かけた時に、
オセロをしていると、おならが出てしまいました。
みんなは「くさい!」と言って、
ダメダメ男を追い出してしまいました。
ダメダメ男は本当に運が悪い人です。
コインゲームをする時に、1億万円も使っても、
全然コインが出ません。
そして、お金は0円になってしまいました。
次の日に、朝起きて、太陽を見ていると、
太陽のところから、なんと火が出てしまったので、
ダメダメ男は丸焦げです。
お友だちがダメダメ男を見つけました。
お友だちは「かわいそうだなあ」と言って、
布団に寝かせてやりました。
そして、命は助かったんですが、
足だけ1本ケガをしてしまいました。
そしてお友だちとダメダメ男は、仲よくして一緒に暮らしました。
そのうちに、食べ物も増えていき、お金も増えていきました。
そして2人は、ごく普通の生活に戻りました。
(備考)
おならが出ただけで追い出されちゃうダメダメ男。でも、1億円もコインゲームに投入できるって、実はお金持ちだったんじゃないの!いろいろあったけど、最後は普通の生活に。これ、「普通が一番!」ってお話なんでしょうか。

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2007年7月31日 (火)

きゃんぷ

新潟市 ひかちゃん 4歳(&母みかりんさん34歳) HP投稿
(ひか:娘)
あるところに、とてつもなく小さい虫がいました。
名前は『きゃんぷ』。
『きゃんぷ』は小さすぎてだれにもみえません。
いつも一人ぼっちでした。
あるひ『きゃんぷ』はサイにあいました。
サイはこんにちは!と言いました。
(母)
「ぼくがみえるの?」きゃんぷはおどろいていいました。
サイはわらって言いました。
「ぼくの目は小さいけどとっても良く見えるんだ。
あのとおくのとおくのとおくにある小さな木だってはっきり見えるよ。
だからキミも見えるよ」
(ひか:娘)
またしばらく行くと今度はゾウがいました。
ゾウは「こんにちは!」といいました。
「ぼくが見えるの?」ときゃんぷがききます。
ゾウは「ぼくは大きくてせが高い。目だってとってもいいんだ。
あのとおくのとおくのとおくにいるお友達だってはっきり見えるよ。
だからキミも見えるんだ」といいました。
きゃんぷはうれしくなりました。
(母)
だれも見えなくてひとりだったきゃんぷは
目がいいジャングルの動物達とともだちになりました。
もうひとりじゃないよ。よかったね、きゃんぷ。
(備考)
HPへの投稿です。サイもゾウも、実際には視力が弱いそうですが・・・そんなことはいいですよ!目のいいサイさんとゾウさんがいたおかげで、きゃんぷは寂しい思いをしなくてもいいようになったんだから。娘ちゃんの投げたお話のボールをお母さんがしっかり受け止め、それをまた投げ返して・・・って、キャッチボールがすごく上手にできてるな~と感心しました。親子でかわりばんこにお話をつくる「キャッチボール読み」も、「おてて絵本」の楽しみ方のひとつです。

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2007年7月29日 (日)

汚い魚

ミナコちゃん 愛知県 9歳 女 平吉ギョーコさん投稿(mixiコミュより)
昔、どこかの海に汚い魚がいました。
まわりの魚はきれいなのに、その魚だけ汚かったのです。
もちろん、汚い魚は、誰にも口をきいてもらえず、ひとりぼっちでした。
ある日、汚い魚はイカのところに相談に行きました。
「どうしてぼくだけ汚い色をしているんだろう。
どうしたら海のみんなはぼくと仲良くしてくれるんだろう」
イカは言いました。
「汚い色はどうしようもないが、海のみんなと仲良くすることはできるよ。
みんなが怖がっている『ゲロゲロガエル』をやっつけるんだ」
「ぼくはそんなに強くないよ」
「これを飲めば強くなれるさ。チャンスは1回だけだよ」
そう言って、イカはスミの薬をくれました。
ゲロゲロガエルは時々海にやってきて、魚たちを食べていきます。
あんまり怖いので、みんな逃げたり隠れたりするだけでした。
ゲロゲロガエルがやってきました。
みんなは隠れてしまいましたが、汚い魚は勇気を出して、ゲロゲロガエルと戦いました。
スミの薬を飲むと、きたない魚は、ますます汚くなりました。
ゲロゲロガエルも、
「なんだ、お前は。汚くてまずそうだ。ゲロゲロ吐きそうだ」
と、汚い魚をにらんで、キバをむきました。
汚い魚は、はじめて見たゲロゲロガエルのキバが怖かったけれど、海の仲間たちのために頑張って戦い、とうとうゲロゲロガエルをぺしゃんこにしてしまいました。
きれいな魚たちを食べにくるゲロゲロガエルは、もう海からいなくなりました。
友だちがたくさんできた汚い魚も、もう寂しくなくなりました。
(備考)
「じつは娘には、アトピー性皮膚炎があります。幸い、成長とともに症状の範囲は小さくなり、目立つところは手指だけですが、本人は汚い手指を気にしていますし、まわりからも汚いと言われ、「私は手が汚いから、みんなに嫌われる」と泣いた日もありました。そんな思いが、主人公の『きたないさかな』に投影されているような気がしました。」と投稿者のお母さん。純粋にお話としても面白いと思いましたが、そのお話の中にこどもの気持ちを汲み取れるお母さんもステキだなあと思いました。これをきっかけにまた、わかりあえたり、話ができたり、「おてて絵本」はそういうきっかけづくりにもなれるんですよね。そういう意味でも、「いいお話を聞けたな~」と思いました。ありがとうございました!

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2007年7月26日 (木)

カメのお話

新潟市 6歳 男
ある日、200年前のことです。
その時、カメが199歳でした。
その時、トカゲみたいなやつがカメに襲いかかりました。
そして、トカゲが食べようとした瞬間、カメは尻尾に噛みついて、
トカゲはそのまま逃げ出しました。
そうして、今日が誕生日なので、草をいっぱい食べて、
トカゲはいなくなりました。
(備考)
彼にとっての「すっごい昔」は200年前なんでしょう。なので、199歳のカメは、すんごい年寄りです。トカゲがいなくなったので、カメは安心して草を食べられたんですね。今日が誕生日ということは・・・200歳になったんだね!ハピバスデー!

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2007年7月23日 (月)

アメリカのそうべえ

新潟市 7歳 男
アメリカに、そうべえがいました。
アメリカに来て、アメリカの中で一番偉い人に会いました。
そして、「こいつはアメリカ人として失格だ!英語も言えない。
こいつは、ビックリドンキーに行って、いっぱい食わせて、
最後には、でっかいでっかいオオカミに食わしてやるか」と言って、
そうべえはビックリドンキーに連れて行かれました。
そして無理矢理食わされ、風船以上に大きくなりました。
そして、でっかいでっかいオオカミが来て、
そうべえはオオカミに食べられてしまいました。
お腹の中に入ってみたら、鈴みたいなものがあったので、
それを引っぱってみたら、オオカミの尻尾がぐんぐん伸び、
伸びて伸びて、地獄まで行ってしまいました。
地獄にはちょうど鬼がいたので、
「なんだこの尻尾は!地獄に来るものは、みんな処分して、切ってしまう」
と言って、その尻尾は切られてしまいました。
オオカミは、あまりにも痛かったので、倒れてしまいました。
中にいたアメリカのそうべいも倒れてしまいました。
倒れたところに丸いものがあったので、それに乗っかって、
なんとか助かりました。
そしたらオオカミがゲロを吐きました。
あたりはもうゲロだらけです。
アメリカの人も困っています。
アメリカの中で一番偉い人も、もう怒って、
「あいつを処分しろ!」と言って、オオカミを処分しました。
そしてある日、何年もオリに入れていたので、地獄に行ってしまいました。
地獄に行って、針の山に落とされた、でっかいでっかいオオカミ。
中にいたそうべえにもトゲが刺さりそうになりました。
でもギリギリセーフでした。
なぜかというと、オオカミの体の中に入っていた、
一番固いものに針がぶっ刺さったからです。
針が刺さったオオカミは、なんと、背中からオナラが出たのです。
口からも鼻からも、目からも耳からも、オナラが出て、
体中オナラくさくさだらけになりました。
地獄の鬼は「もうかなわん!こいつはオオカミ以上に
でかいやつに食わせてしまえ」と言って、
オオカミ以上にでかい大男に食わせてしまいました。
大男の体の中では、オオカミとアメリカのそうべえが暴れました。
大男も、もう大変になり、オナラが体中から出ました。
そして、もう1人のもっと大きい大男にも食わせましたが、
その大男もオナラだらけになって、
もうみんなオナラだらけになりました。
最後には、地獄で一番偉い人がダイナマイトを投げ、
「ダイナマ~イツ!」と言って、爆発しました。
爆発して、アメリカのそうべえも、オオカミも、大男も、
もっとでかい大男も、大爆発して、頭が狂ってしまいました。
そして、自分が誰なのかもわからなくなってしまいました。
(備考)
これは、元ネタのあるお話ですね。元ネタはあるものの、アレンジのし方がいいセンスです。それにしても、英語が喋れないだけででっかいオオカミに食わせようとするアメリカの中で一番偉い人って一体・・・。

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2007年7月22日 (日)

パイレーツ・オブ・園児パート3

新潟市 男 9歳
パイレーツ・オブ・園児は、バカで、
掘った場所とかを忘れてしまうバカな幼稚園児でした。
バカな幼稚園児なので、やっぱり幼稚園に通うことにしました。
そしたらさっそくケンカをしました。
パイレーツ・オブ・園児が圧勝しました。
いきなりパイレーツ・オブ・園児は剣を出して暴れ出しました。
で、追い出されました。
追い出されたパイレーツ・オブ・園児は、行き場所がなくなりました。
行き場所がなくなったので、どこへ行くか迷いました。
そしたら、剣道に行こうと思いました。
そしたら、そこの師匠とさっそく戦ったら、
園児なのに勝ってしまいました。
その勝ってしまったパイレーツ・オブ・園児は、
「弱いじゃないか」と思い、自分から出ました。
それで、船を自分で造り、宝島へ行きました。
その宝島には、ゴミがありました。
それはゴミ捨て場の島でした。
臭くて臭くて、逃げようとしたが、
宝があるという噂なので前に進みました。
ところが、ゴミの中を漁ったら、カラスが埋まっていました。
そしてカラスは死んでいました。
そのカラスが可哀相だったので、ゴミから取り出し、
穴を掘り、埋めてあげました。
それで、奥に進んでみると、ゴミで埋まった池がありました。
パイレーツ・オブ・園児は、ゴミの上を上手に歩いていきました。
沈まないのは、なんかねー、軽いから。園児だから。
で、奥に進みました。
そしたら、1個だけ、短い短剣がありました。
それを取って、家に持ち帰りました。
前は隠すのが苦手だったので、自分のポケットに入れといて寝ました。
そしたら、パイレーツ・オブ・園児は寝相が悪いので、
その宝物がまたどこか行っちゃいました。
(備考)
「パイレーツ・オブ・園児」完結編です。園児なのに強い「パイレーツ・オブ・園児」。もう君は、いるだけでオッケー。口にするだけで聞いてる友だちはみんな笑い転げちゃうんだから。せっかくとったお宝をなくしてしまうあたり、相変わらず学習しませんね。でも今回は、ベッドの周りを探せばすぐに出てきそうな気がします。

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2007年7月20日 (金)

仲よしになったウサギさんとパンダさん

新潟市 女 5歳
ウサギさんが天気がいいので歩いていました。
そしたらパンダさんが来ました。
ウサギさんとパンダさんはお友だちになりました。
そして一緒にボールで遊びました。
そしたら向こうに虹が出てました。
ウサギさんとパンダさんは2人で虹を渡りました。
虹を渡って、ゲームのところに行きました。
そしてラブ&ベリーのカードのやつで遊びました。
面白かったです。
(備考)
ウサギさんとか、パンダさんとか、女の子は大好きです。2人で虹を渡るってところがメルヘンチックでとてもステキですが、虹の向こうにあったのはゲーセンだったんですね。現実的。動物たちも「ラブ&ベリー」は楽しいのかな?

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2007年7月19日 (木)

剣道

新潟市 7歳 女
土曜日、剣道に行きました。
剣道の最後にスポーツチャンバラがあるので、
大人の人ともやったら面白かったけど、
5年生の人に頭を叩かれて、
最後には泣いて、悔しかったです。やだー!
(備考)
「やだー!」に気持ちが凝縮されてましたね。心の叫び。「おてて絵本、やってみる!」って言って、お話してくれたんですが・・・これ、絵本というより日記です。が、いや待てよ。「おてて日記」もアリじゃない?おててを日記帳にして、アドリブで日記を読む。それはそれで、面白いかも。自由に想像して創造するのが「おてて絵本」。あったことを楽しく読んでもらうのが「おてて日記」。ストーリーテラーよりもエッセイスト志向の子には向いてるかもしれません。

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2007年7月17日 (火)

警察官になった男の人

新潟市 7歳 男
あるところに男の大人の人がいました。
その人はとても貧乏で、車の仕事をしていました。
ある日、店長に「なんだね、これは!」と言われました。
そして、仕事を追い出されてしまいました。
男の人はある日、街を歩いていて、コンビニに入ると、ヤクザがいました。
ヤクザが「金を払え!」と言いました。
その男の人が「やめろ」って言っても、ヤクザは銃を持っていたので、
震えながら「すいませんでした」と言ってことわりました。
ヤクザは、お金を持って、店を出ました。
そこに警察が来て、「あなたを逮捕します!」と言いました。
その人は、それに憧れて、警察の仕事を始めました。
その人には、警察の仕事が合っていました。
そして毎日活躍しました。
そして、新聞の有名人にもなれました。
(備考)
お話をしてくれた彼のお父さんは、車の仕事をしているそうです。「とても貧乏で、車の仕事をしていました」って、モデルはお父さん!?なぜか知らないけど、店長に怒られるお父さん。そしてクビになっちゃうお父さん。銃を持つヤクザに震えるお父さん。でも最後には、警察官になって活躍するんですね。お父さん、よかったですね!

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2007年7月12日 (木)

コロちゃん

新潟市 女 4歳
犬のコロちゃんはお外にいました。
コロちゃんはキャベツが好きです。
キャベツを食べてお散歩に行きました。
お散歩に行ったあと、赤ちゃんを迎えに行きました。
そのあと、おうちに行って、ミルクを飲みました。
ミルクをいっぱい飲みました。
ミルクを飲んだ後、お花を見ました。
スミレの花を見ました。
そして、お花をとって、おうちで料理しました。
その料理は甘かったです。デザートだもん。
モモの味でした。
赤ちゃんと一緒に食べました。
「おいしい」って言って食べました。
(備考)
喋りたい気持ちはいっぱいだけど、なかなかお話づくりができず、詰まっては合いの手で誘導しながらなんとかできたお話でした。かわいらしいお話だけど、ま、フツーの展開かな。「その料理は甘かったです。デザートだもん。」のあたりに個性がちょっと出てるけど、ま、フツー。ところが彼女、2ヵ月後、誕生日を経て5歳になってから、大はじけの大化けすることになるのです。いや~、こどもの変化ってスゴイですわ。

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2007年7月11日 (水)

モテモテのお侍さん

新潟市 7歳 男

あるところに、お侍さんがいました。
その侍は、敵と戦って、もうボロボロでした。
ある日、娘さんがやってきました。
その娘さんは、お侍さんのことが好きでした。
女の人たちは、みんなお侍さんのことが好きで、毎日争っていました。
ある日、お侍さんが殿様のところに行ったところ、
殿様に「何だね、この騒ぎは!女どもはきゃあきゃあ騒いで、
殿様城はもう困っておるのじゃぞ!お前はクビじゃ!」と言われました。
そして、お侍さんは外に出ました。
娘さんたちも、お侍さんのことが好きなので、みんな着いて行きました。
そのお侍さんは自分の家に行くと、娘さんたちも着いて来たので、
お侍さんの家は大暴れで、壊れてしまいました。
今度は馬に乗って逃げようと思ったのですが、
娘さんたちはまた馬にも乗り、追いかけてきました。
お侍さんの馬はもう、くたびれて走れません。
次にお侍さんは、「田んぼは渡れまい」と言って、田んぼを渡りました。
ですが、娘さんたちもジャンプして着いて来ました。
「田んぼもダメかあ」と思ったお侍さんは、
殿様城のてっぺんの、金の魚(シャチホコ)の上にロープをかけ、
その上に登りましたが、ロープがまだ引き上げてなかったので、
娘さんたちもロープを登ってきました。
そして、お侍さんは上にあった金の魚を壊してしまいました。
殿様はそのことを知り、上に行き、そのお侍さんを追い出し、
いちばん上のてっぺんからそのお侍さんを海に落っことしてしまいました。
そのお侍さんは溺れそうになりましたが、
ギリギリ、もうひとりのお侍さんに助けられました。
娘さんたちは、「ワタシが助けたかったのに~!」と言って、
助けたお侍さんをぶん殴りました。
そしてケンカになっているうちに、お侍さんは逃げました。
逃げているうちにくたびれて、ひと休みしました。
そこにいた団子屋さんの娘さんに、お侍さんは惚れました。
団子屋さんの娘さんも、お侍さんのことが好きだったのです。
そして2人は「話がある」と言って、
もうひとつのお団子屋さんに行って、話をしました。
そして2人の条件が成立だったので、
お侍さんと団子屋さんの娘さんは結婚しました。
(備考)
いいよなあ、モテモテのお侍さん。こんなにモテまくっちゃって、バチが当たるんじゃないの?と思っていたら、団子屋の娘さんとハッピーエンド。楽しい話だったけどなんか納得いかないのは、そんなにモテた経験がないから?これ、TeNYさんのニュース内特集でもさわりを紹介されたお話ですが、カメラが横で回ってるプレッシャーも何のそので、ホイホイつくっちゃったのでした。これ、彼のモテたい願望の表れでもあるかもしれませんね。

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2007年7月 8日 (日)

名前を変えたいおたまくん

新潟市 9歳 男
あるところに1匹のおたまじゃくしがいました。
そのおたまじゃくしの名前はおたまくんです。
友だちにそのおたまくんは
「お前、料理に使われるオタマかよ」
って、からかわれます。
だから、いっつもおたまくんはイヤな気持ちです。
そしておたまくんは、
「もしも願いが叶うなら、もっといい名前にならないかなあ」
と思いました。
そしたらその瞬間、まばゆい光が見えてきました。
その光から、神様が出てきました。
その神様と一緒に、神様のお伴の絵本作家が出てきました。
その絵本作家は、「それでは絵本のようにいい名前をつけてあげよう」と言いました。
そして、いい名前をおたまくんにつけてあげました。
おたまくんは次の日、学校に行って、
「オレの名前、変わったんだぜ!カッコいい名前になったんだぜ!」と言いました。
その名前は、「オレンガー」。「オレンガー」です。
そして、友だちが、「オレンガーってチョーかっこいいじゃん!」って言って、
今度は「いいねえ」ってなりました。
そして、「おたまくん」から「オレンガー」に変わったおたまじゃくしは、
神様と絵本作家に「ありがた~い」と言いました。
(備考)
へんな犬オレンガー」の作者によるお話。なんなんでしょうねえ、「オレンガー」。本人に聞いても意味は不明ですが、どうやら言葉の響きを気に入ってる模様です。そして、「オレンガー」が出てくるだけで、聞いてる子たちも大笑いになるのです。ちなみに、お話に出てくる絵本作家ってのは、モデルになる人物がいるそうです。

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2007年7月 2日 (月)

パイレーツ・オブ・園児パート2

新潟市 9歳 男
パイレーツ・オブ・園児は実は、宝を隠すことが苦手だということがわかりました。
だからパイレーツ・オブ・園児は、宝隠しがもっと上手くなるために、修行に出ました。
その師匠は、なんと、なんと、なーんと!ディグダグでした。
ディグダグは、パイレーツ・オブ・園児に、穴の掘り方を教えました。
そして、穴を掘った場所に、道具を隠せばいいということを教えました。
そしてパイレーツ・オブ・園児は、ついに完璧な隠し方を覚えました。
ある日、パイレーツ・オブ・園児は、山に山賊と勝負しに行きました。
それで見事勝って、山賊の宝を盗むことができました。
そして、パイレーツ・オブ・園児は、庭にすごく深い穴を掘って埋めました。
そして、泥棒が入って、でもその宝は盗まれずに済みました。
しかし、なんと、パイレーツ・オブ・園児は、隠した穴の場所を忘れてしまいました。
(備考)
パイレーツ・オブ・園児シリーズ第2弾。宝を隠すことが苦手だったパイレーツ・オブ・園児は、苦手を克服するため、ディグダグ(穴を掘って敵をやっつけるゲームのキャラ)に弟子入りしたのでした。が!やっぱりおバカな抜けがありました。もう、「パイレーツ・オブ・園児」って企画だけで大成功のお話です。

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2007年6月28日 (木)

魔法学校に行ったお友だち

新潟市 7歳 男
あるところに魔法使いがいました。
魔法使いは、ある普通の人間と友だちだったので、
その子を自分の魔法の学校に誘いました。
その友だちは、普通の学校と勘違いしていたので、
何もわかりませんでした。
そして、魔法使いの先生に会って、
「この子はなんだい?」と先生に言われたので、
「友だちです」と言って、
人間の友だちはわけがわからないので、
「ここは何ですか?」と聞いて、
「バカだなあ、魔法使いの住む学校だよ」
と先生が言いました。
人間のお友だちはビックリしました。
「なんでえ?知らなかったの?」
「何にも教えてくれなかったじゃないか」
「ああ、そうだった」
と話しました。
先生はわけがわからなくなって、
「廊下に立ってなさい!」と言いました。
外で魔法の練習をしている人がいて、
それを見て「すごい!」と人間の友だちは言いました。
2人は、かってに廊下を離れ、ホウキの練習をしました。
そしたら先生にまた怒られ、バケツの中に入っていた水をぶっかけられました。
ビショ濡れであまりにも冷たかったので、おしっこが漏れそうになっちゃいました。
そして、ひとりの男の人がトイレに行くのを見て、
「やっぱりトイレに行きたい」と思いました。
ですが、また行ったら先生に怒られてしまいます。
2人は我慢したのですが、暴れん坊のイタズラの魔法使いが来て、
「行っちゃえ!おしっこに行っちゃえ!先生の掟なんて破っちゃえ!」
と言いました。
先生はその声を聞いて、その2人を怒りました。
2人は外に出させられて、「もう来るな!」と言われました。
2人は困っちゃいました。
でもその2人はギリギリで許され、また勉強をすることになりました。
人間の友だちは、何もわからなかったので、先生に質問をしました。
「どうすればいいのですか?」と言って、
「ばか!」と言われました。
そして「隣の人に教えてもらいなさい」と言われました。
教えてもらって、だんだんわかるようになってきました。
そして1人前の魔法使いになりました。
「外に行く時は決して魔法を必ず使っちゃダメだよ」
と先生に言われていたので、その掟を守っていこうと思ったのですが、
急ぐことがあって、ホウキで空を飛んじゃいました。
それをみんなに見られて、先生はもう怒って、
その子を追い出してしまいました。
それで、お友だちの魔法使いが
「こっそり勉強すればいいじゃん、私のノート貸してあげるから」
と言ってあげましたが、
「私にはもう魔法なんか使えないのよ」と言っていじけました。
ですが、もうひとりの男の人がいて、その男の人は、
その女の子(人間のお友だち?)が好きな人でした。
そして、「もう一度勇気を出せよ」と言われたので、
勇気を出しました。
そして、学校に行けるようになりました。
そして、学校でも真剣にやったので、
先生に2度と追い出されることはありませんでした。
(備考)
こりゃ「ハリー・ポッター」の影響でしょうか。それにしても、魔法学校での生活がなかなかにリアルです。アドリブで語ってこの描写力ってスゴイですよ。恐るべき7歳。セリフを多用してるところも、楽しく聴ける(読める)ポイントでした。

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2007年6月26日 (火)

たぬきちくんとおおかみくん

平吉ギョーコさん 愛知県 30代 女(mixiコミュ投稿)
(ぴんぴろぴんぴろり~ん)
『おてて絵本』が出てきました。
さて、主人公は誰でしょう。
娘「たぬき!」
では、おはなしのはじまりはじまり~!
(ぴんぴろぴんぴろり~ん)
気持ちのよいお天気です。
たぬきちくんは、久しぶりに街へやってきました。
さて、たぬきちくんは誰に会いましたか?
娘「おおかみ!」
じゃあ、このおおかみは、どんな人?
娘「う~ん……いじわるなの」
(ぴんぴろぴんぴろり~ん)
たぬきちくんは、おおかみくんがいることに気がつきました。
おおかみくんはたぬきちくんに気がついていないようです。
たぬきちくんはホッとしました。
いつもたぬきちくんは、おおかみくんにいじわるをされているからです……
おおかみくんって、どんないじわるするの?
娘「鼻くそつけてくる」
(ぴんぴろぴんぴろり~ん)
たぬきちくんは、知らんぷりして通り過ぎようと思いました。
いつも、街にくるたびおおかみくんに追いかけられて、鼻くそをつけられるのです。
今日ぐらいは、鼻くそをつけられずに、おうちに帰りたい。
たぬきちくんは、そう思っていました。
たぬきちくんは、おおかみくんに見つかる?
娘「見つけられて追いかけられる」
(ぴんぴろぴんぴろり~ん)
たぬきちくんが、このまま知らんぷりして通り過ぎようとしたそのときです。
「おい、たぬきちじゃないか?」
「うわっ!」
おおかみくんに見つけられ、たぬきちくんは慌てて逃げ出しました。
「おい!たぬきち!待てよう!」
おおかみくんも追いかけてきました。
たぬきちくんは短い足で必死に走りました。
今日こそは……今日こそは、おおかみくんにいじわるされたくない。
なんとかして逃げたい一心で走りました。
おおかみくんも、なにか妙に必死で、いつも以上にしつこく追いかけてきました。
たぬきちくんは逃げきれる?
娘「捕まらなきゃ話が面白くないよね」
(ぴんぴろぴんぴろり~ん)
「なんで逃げるんだよぅ!」
足の短いたぬきちくんです。
おおかみくんに、かないっこありません。
頑張って逃げましたが、とうとう捕まってしまいました。
ああ、また鼻くそをつけられる。
こんなに逃げて怒らせてしまったんだから、
今日は10個くらいつけられるかもしれない。
たぬきちくんは覚悟したそのときでした。
「はい!」
おおかみくんは、茶色いハンカチを差し出しました。
「これ、たぬきちのハンカチだろ?
この前、落としていったから、今度会えたときに渡そうと思って、ずっと持ってたんだよ」
そのハンカチの隅っこには、黒い糸でタヌキの刺繍がしてあり、間違いなくたぬきちくんのハンカチでした。
「あ……ありがとう……」
思いがけないおおかみくんの親切に、たぬきちくんは逃げ出したことが恥ずかしくなり、それ以上、なんにも言えなくなりました。
「じゃあ、またな!」
おおかみくんも、そのままどこかに行ってしまいました。
ぐしゃぐしゃに丸まっていましたが、それでもぼくに渡そうと、ずっと持っていてくれたのかもしれないな。
意外にやさしいところもあるんだな。
うれしくなったたぬきちくんは、おおかみくんに今度会ったら、ちゃんとお礼を言って、友だちになってもいいなと思いました。
ふと、ぐしゃぐしゃのハンカチを広げてみると……
そこには鼻くそが100個、きれいに並べて貼り付けてありました。
たぬきちくんは、おおかみくんに今度会ったら、ただじゃおかねぇ……と心に誓いました。
この続きのお話しは、後に形を変えて、『かちかち山』になったということです。
(備考)
mixi内の「やってみよう!おてて絵本」コミュでの投稿。「おてて絵本」お母さん版です。それにしても、オチまで目が離せないよく出来たお話です。 自分がお話をつくってあげながらも、こどもから意見を引き出すところなんてサスガ!そういう連携でも、立派に親子の共作になってますね。

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2007年6月22日 (金)

ウサギとパンダの逆立ち

新潟市 7歳 女
ある日、ウサギとパンダが歩いていて、
一緒に散歩をしていました。
ある日、朝起きてみたら、なぜか逆さまになっていました。
ウサギはふつう、白や黒やピンクや茶色なのに、
なぜか水色のウサギになっていました。
そして、逆立ちをして歩いていました。
そしたら、パンダと会いました。
パンダと会ったけど、パンダも逆立ちでした。
パンダの色は、なぜかピンクでした。
それで、会った時には「さようなら」と言いました。
それで、何日か経ちました。
何日か経って、鏡を見てみたら、元のウサギとパンダになっていました。
(備考)
なんで変な色になってて、なんで逆立ちしてたんでしょう。でも、普通ではありえない動物の姿を思い描くのは楽しいことだと思います。水色のウサギやピンクのパンダ、本当にいたらきっとかわいいんだろうな~。

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2007年6月17日 (日)

カウボーイのケンカ

新潟市 7歳 男
ある日、男と男の、女性の取り合いが始まりました。
その2人はカウボーイなので、ピストルで戦いました。
2人はもうボロボロです。
そして1人が倒れたので、もう1人は「勝ったな」と思ったのですが、
もう1人のカウボーイが来ちゃって、もう大変です。
そして、馬が突進してきました。
そして1人の人が倒れ、電車の踏み切りまで転がり落ちました。
電車はギリギリ来なかったのですが、もう立てません。
あと残った2人のカウボーイは戦っています。
1人の方が、ロープにとられて投げ飛ばされました。
ですが、ギリギリ、上にいた大工さんに助けてもらいました。
そして、2人のバトルはまだまだ続きました。
女の人が「もうやめて!」と言ったのですが、その声は届きません。
2人はもう、死ぬまで戦いを続けるのでしょうか?
そう思った瞬間に、上から石が落っこちてきて、
2人は何者かと、人間かと思ったので、銃を構え、撃ったら、
中におじいちゃんが入っていたので、
「これは大変!」と、女の人は助けに行きました。
2人の男の人は反省をしましたが、おじいさんは許しません。
ですが、女の人が「許して」と言ったので、許してあげました。
そしてもう2人はケンカをしないで、仲よく暮らしたのでした。
(備考)
女性を取り合ってカウボーイがケンカをするお話。それをアドリブでよどみなくつくる2年生。もうそれだけで、聞いてるだけでおかしいったらないのです。それも、ピストルで2人が戦っているだけでなく、電車が出てきたり、大工さんが出てきたり、おじいちゃんが出てきたり。展開を面白くしようとする工夫のできる彼の、アイデアマンとしての本領発揮のお話でした。

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2007年6月13日 (水)

へんな忍者

新潟市 6歳 男
屋根の上に歩いていた忍者くん。
飛び降りようとして失敗してしまいました。
そしてバレそうになったけど、でも黒いおうちがあったから、
急いでその屋根の上にまた飛び乗りました。
そして手裏剣を投げました。
そしてちがう屋根へまた移りました。
ビルの上を歩いていくと、ちがう忍者がやって来ました。
その忍者は敵で、戦いになりました。
手裏剣を投げたり剣を使ったりして、すごい戦いになりました。
そしてやっと勝ったのは、最初の忍者でした。
そしてどんどんビルに移りました。
そして蜘蛛の巣を出しました。
そこにおうちをつくりました。
そしてそこで一晩寝ました。
おトイレが出そうになったので
ビルの上からおしっこをしました。
でも忍者が落ちちゃいました。
そして見つかってしまいました。
落ちたのは、排水溝のところでした。
排水溝の中を歩いて行きました。
そして蜘蛛の巣を出しました。
でも切れちゃいました。
忍者はまた落ちちゃいましたが、
今度はお湯に落ちちゃいました。
熱かった。おケツが焦げちゃった。
やっとのことでお湯の中から逃げました。
そしたら、雷がきたのでビリビリになっちゃいました。
そして自分のバイクに乗りました。
そして行きました。
手裏剣を投げたら失敗して、タイヤに刺さっちゃいました。
そしてタイヤの空気がなくなっちゃいました。
(備考)
アクションゲームを見てるような展開です。まぬけな忍者の失敗するところが笑いどころ。合いの手の入れ方としては、「ほうほう」「で、続きは?」「そうきたか~」なんて、次を促すようなことばかりやっていたんですが、それがまたうれしいらしく、ノリノリで喋ってくれました。これも、何べんも「もっかい読んで!」って多くの子からリクエストされるお話です。展開のスピーディーさがウケるんでしょうね。

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2007年6月11日 (月)

逃げ出したブタ

新潟市 7歳 男
男の子がいました。
その子は、ブタを何匹も飼っていました。
毎日のお世話が大変なので、「めんどくさい」という日もありました。
ある日、エサをやっていない時があったので、
ブタが怒り出して、「ブヒー!ブヒー!ブヒー!」と
飼い主に突進してきました。
そして、そのこどもは大怪我を負いました。
そして、病院に行って、ギリギリ助かったのです。
だけど、ブタはオリから逃げ出してしまいました。
そして、ブタを探しに行って、夜中まで探してもいなかったので、
結局その日は見つけることができませんでした。
次の日、ブタを探しに行ったら、ブタは遊園地で暴れていました。
ジェットコースターや、いろんなものが壊されています。
遊園地の人に「弁償してください」と言われ、困ってしまいました。
その時、ブタが横にかかったので、急いで行こうと思ったのですが、
「弁償するまで放さんぞ」と遊園地の人に言われたので、
結局弁償することにしました。
そして、お金がなんにもなくなったので、なんにも食べることができませんでした。
ただ、ブタを探すだけです。
そして、ブタがやっと見つかったのですが、ブタは言うことをききません。
近くにブタのエサがあったので、ブタはそこに行きました。
そのうちに、その男の子の友だちに会いました。
今度は、その友だちがブタを飼うことにしました。
その友だちは、ブタに優しくしてくれたので、
ブタは喜んで、一緒に暮らしました。
(備考)
こどもに大怪我を負わせたり、遊園地をメチャクチャにしたり、ブタ大暴れ。エサを貰えない怒りはそれだけ大きいということでしょうか。優しくしてくれた友だちとは喜んで一緒に暮らしたっていうんだから、元々凶暴なブタじゃなかったんですね。これ、「飼ってる動物にはちゃんとエサをやろう、優しくしよう」っていう教訓話としても読み取れます。

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2007年6月10日 (日)

ふしぎな絵本

新潟県 猫影さん 40代 女
猫影は、自分の絵本を開きました。
小さな絵本だったので、何も見えないような気がして
次のページをめくると、少し大きな絵本になっていました。
大きくなったのが嬉しくて
次のページをめくると、もっと大きくなりました
どんどんページをめくっていくと
おてて絵本が
両手絵本くらいになって
からだ絵本くらいのおおきさになって
とうとう部屋いっぱい
端から端まで走らないと、めくれないくらいの大きさになりました。
でも結局、猫影の絵本は大きくなっただけで
そこに描いてあるはずの絵は
なんにも見えませんでした。
(備考)
「やばいっすよ、おてて絵本!!!! 大人がやったら自分探しになっちゃうわっ」と、自分でやってみた猫影さん。Mixi内の「やってみよう!おてて絵本」コミュでのご投稿です。たしかに。手を見ながらアドリブで演じることによって、内面が出てくるってことはあるようです。それは大人もこどもも同じですけど。 ちなみに、おてての絵本が大きくなるってのは、園児さんたちと遊ぶ時によくやります。大きくなったり、小さくなったり、ひらひら飛んでったりってやりながら、動きの世界に持ってって、遊びたいゴコロを発散させるわけ。で、しばしカラダを動かしたら、またお話をしてもらうとか。 こういう大人の「おてて絵本」も面白いですね。

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2007年6月 8日 (金)

パイレーツ・オブ・園児

新潟市 9歳 男
あるところに園児の海賊がいました。
園児だけど、大砲も上手ければ、剣も上手い海賊でした。
ある日、園児の海賊は、別の海賊船と戦い、お宝をゲットしました。
お宝をゲットした園児の海賊は、喜んで家に帰りました。
だけど、その宝は、泥棒に盗まれてしまいました。
園児の海賊は、大砲も剣も上手かったけれど、
宝物を隠しておくことが下手な海賊だったのでした。
(備考)
出た!流行りものベースのスットコドッコイストーリー。もちろん、元は「パイレーツ・オブ・カリビアン」です。「パイレーツ」なのに「園児」って、組み合わせの妙がおかしいらしく、喋り手も、聞いてる友だちも大爆笑。笑いすぎて呼吸困難になる子も出る始末。園児の海賊だけに、結末もおまぬけに。「くだらね~!」と言われつつも、大人気のお話です。

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2007年6月 5日 (火)

おじさんポスト

4歳 女
みんなはお手紙を書くと、おじさんの背中にあるポストの中に入れます。
ポストに入ったお手紙は、背中を通って、お腹を通って、耳から出ます。
そしてその手紙を、おじさんがムシャムシャ食べます。
だからお手紙は、いつまでたっても届きません。
(備考)
お手紙はいつまでたっても届かないけど、みんなは手紙をおじさんの背中にあるポストに入れるのです。なんで?そうしてあげないと、おじさんがおなかすいて困っちゃうからかもしれませんね。手紙が届かなかったら、みんなが困っちゃうと思いますけど、どうなんでしょう。

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2007年6月 3日 (日)

風邪をひいたおばあちゃん

新潟市 4歳 女
おばあちゃんが風邪をひいて、鼻水が止まりません。
おばあちゃんは風邪を治すため、お医者さんに行きました。
お医者さんは、掃除機でおばあちゃんの鼻水を吸いました。
だけど鼻水と一緒に入れ歯も吸ってしまい、口がシワシワになってしまいました。
お医者さんは暑がりなので、病院の中にたくさん扇風機がまわっていて、おばあちゃんはまた風邪をひいて、鼻水が止まらなくなってしまいました。
(備考)
掃除機でおばあちゃんの鼻水を吸うって、かなりの荒療治です。ほらほらやっぱり、入れ歯も吸っちゃったじゃない!おばあちゃんは、かかるお医者さん選びを間違っちゃったかもしれませんね。ドタバタコントにでもなりそうな、楽しいお話です。

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2007年6月 2日 (土)

ぼくとセブン

愛知県 ひなくん 5歳 男
ある朝、ひなくんが寝ていると
ウルトラセブンがやってきました。
「おはよう、ひなくん」とセブンは言いました。
そして、セブンはひなくんに秘密のゼリーをくれました。
「ありがとうセブン」と言うと
セブンは怪獣と戦うために
「でゅわっ」っと、飛んで行きました。
セブンにもらったゼリーを食べるとパワーが湧いてきて、
ひなくんはいつもより元気に幼稚園に行きました。
(備考)
「とりあえず、怪獣と戦いに行く途中にわざわざ秘密のゼリーをわが家に届けてくれたウルトラセブンに感謝です。ゼリーのおかげなのか怪獣が暴れてるのに幼稚園に行くウチの子もなかなか元気です。」と、採取したお父さん。こどもにとってのヒーローとはかくあるべき、の見本のようなセブンでした。秘密のゼリー、コンビニか薬屋さんあたりで売っていないものでしょうか。

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2007年5月30日 (水)

おならぶーぶー

新潟市 6歳 男
おならぶーぶーして臭いです。
そのおじいちゃんは変なおならをします。
おばあちゃんは「くさい!」と怒りました。
そしたらそこに孫悟空がやって来ました。
スーパーサイヤ人がやって来ました。
それでバカバカおばばが「ちんこまるみえおじじ」と言いました。
おかあさんがごはんつくったからおいしいと言いました。
それでおかあさんがごはんおいしいって言われてすごくうれしかったです。
それでドラえもんがスモールライトで
のび太が恐竜の卵を見つけてピースケという名前にしました。
それで作文を読んでくださいと言われました。
おかあさんはいっつも優しいです。
パパはオモチャを買ってくれて優しいです。
ママはお仕事もがんばります。
ぼくのママは優しいです。
パパもデッキイ連れて行ってくれて優しいです。
ほんとはデッキイ401なのにね。
(備考)
「デッキイ401」は、新潟市出来島のショッピングセンター。おならはでる、ちんこは出る、バカバカおばばなんて言う、マンガが断片的に出てくるけどお話としてまとまらない、あ~あ、と思ってたら、後半、グッときました。そうか!そんなにママとパパが好きだったか!コンニャロと思ってたその子がグワーッと愛しくなりました。

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カブトとクワガタのケンカ パート2

新潟市 7歳 男
カブトムシとクワガタムシが、またある日ケンカをしました。
蜜がどんどん減ってきて、
「お前のせいだ」「いや、お前のせいだ」
と言いながら、ケンカを始めました。
その犯人は、外国から来たヘラクレスオオカブトでした。
そして、また人間に捕まえられて、また飼われてしまいました。
蜜を塗ってくれたけど、そこにはもう一匹、
アジアから来たコーカサスオオカブトがいました。
人間はコーカサスオオカブトにばっかりゼリーをあげて、
カブトムシとクワガタムシには、ただ蜜を1滴しかあげませんでした。
ある日、コーカサスオオカブトのエネルギーがどんどん減ってきました。
そして、どんどんヘナヘナになってきて、死んでしまいました。
カブトムシとクワガタムシも「死んでしまうんだろうな~」って思って、
人間は2匹を逃がしてやりました。
(備考)
前に「カブトとクワガタのケンカ」をつくってくれた彼の、前作から1週間後の作品です。やっぱりカブトとクワガタの話。そして、やっぱり捕まる話です。「ヘラクレス」や「コーカサス」など、外国産大型タイプが登場したところが進歩です。でも・・・やっぱり虫は飼われるのは幸せじゃないと思っているようですね。

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2007年5月28日 (月)

地球の中の透明になる世界

新潟市 9歳 男
地球が見えます。
地球に入っていきます。
中には、都会や住宅がいっぱい見えます。
ふと自分の手を見てみたら、透けて見えます。